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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2006年12月18日(月)
クリスマス前に唄う歌。


屋外で行われているフリマに出向くと、この寒空の下馬鹿じゃないのかと思います。失礼な。
お客は動いていられますけど、出店されている方は毛布被ってても寒そうです。
横浜の名所の一つらしい氷川丸とマリンタワーは今年で営業を終えるそうで記念フリマが暫くの間毎週あるらしく、故に今回はそっちじゃなくて別の方に行きました。距離的には近いものの終了時間が終わりだったので片方だけ見る算段。
出向く時間が遅いのは、父君様の帰宅を待ってバイクに乗っけて貰うから。徒歩でいけない距離じゃないですがフリマといったら何か買って帰りたいところですし、荷物が多くなったらちょっといやだなぁと、だらけてます。

今回赴いた場所は衣服を主に売っている方が多く、そりゃあもう多く。
つまり自分はそこまで興味をそそられなかったのですが、中には期待していたマニアックなお店もあり、エヴァのジグソーパズルなんて購入してみました。序でにガンダムヘッドを一緒にする事で値下げしまくり買い叩きました。価格破壊です。元値の半額ぐらいにさせてしまいましたが、そこは優しさ、温情と思いましょう。店主よ、有難う。逆ぼったくりでごめんなさい。そういう感触が有る内は、まだ値引きマスターにはなれませんね。まだまだまだ。
お土産も手に入れてほくほく、冷やかしに覗く中で先日壊れてしまった為代わりを探していた財布、好みのものを発見。思わず屈み込んで値段を見てみる。
新品だからなのでしょう、そしてそういったものを多く扱っているからかその出店は設定価格が高く、フリマの癖にお高く止まってるんじゃありませんの事? しかし、財布は好みです。
悩んでいると既に設定が原価の半分で、もっと値下げすると言ってはくれたものの四桁を切る事が出来ず、そういう場合は既に自分が行なったように他のものと一緒に買うからもっと安く、なんてしたいもの。
がしかし悲しい哉、他に買いたいものがこれっぽっちも見当たらない。うんうん悩む自分に新品新品と推してくれるも、正直別に新品とかどうでもいいんです。使用済みでも多少汚れててもいいから安くして欲しい。四桁とか有り得ないって貧乏性ですか。
まだ蹲って眺めていたらお店を出している婦人がため息と共にこう一言。

「じゃ、やめたら?」

上等です。やめてやろうじゃないかこの野郎女性だけど。誰が買ってやるかふざけんな!
と一言目からモノローグですが、にっこり微笑んで、じゃ、やめますv とはいいました。
商売っ気の無い人です。値下げしたのに悩んだまましかも新品が売りなのにべたべた触る、自分が気に食わなかったのかもしれません。しかしお客を不快にさせるなんて、それもこんな若い子なんだから大金積む訳無いだろうに四桁は大金ですよ。
大人の包容力を見せて欲しいもんです。しかしその程度でカチンと来てしまう自分も幼いとは自覚。
嗚呼いらっとするなぁあのおばさん。そんなにがめついから殆どものが売れて無いんだ!
スペースを埋め尽くす物量からそう判断しましたが実際に売れていたのかどうかは神のみぞ知る。いや彼女にも知る事は出来るのでしょうが。
たった一言で苛々させられてしまう自分もなんですが、そもそもその内容が果てしなく幼稚ではありますが、たった一言でその後暫く人の気分を害する事の出来る彼女も中々のもんだと思いました。まる。


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