原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2005年06月04日(土)
果無んだメリット。


先週分のビデオを見ていると、父君様のお知り合いとの食事会の時間が迫っている事に気付き、
閉じた部屋大音量で聞いている為届かなかった怒鳴り声。
已む無く途中停止状態となった以降、残り十分程度だからと甘く見て放置プレイを続行。
遂に当日になっても見る事叶わず、重要な部分のみを目にしないまま
本編を見た種運命でありました。相変わらず前置きが長いですねっ!
勿論ちゃんとその後に見ましたが。先週プレイバック。そしてその後もう一度見られた今週分。
だったら意味無いじゃんか! なんてお思いでしょう。甘いです(ずばり)。
先週を見ていないからといつもの調子でリアルタイムを見ないままでいれば、
痛い目を見るのは自分なのです! よくわかっていますそれまでの経験で!(痛いね)

話には聞いていたし展開的にもそうだと思ったけれど、
しかし矢張り此処での彼女に死は理解が不能だ。解せない。
大方新たな敵と共に機体を売り込む為なのだとしても、
あれだけタイアップをしておきながら、こんな拍子抜けは無いんじゃなかろうか。
二回目も大切な人を守れなかった、前作主人公とそこまでを重ねあわせる事に、
今の彼にとっては必要な意味があったのだろうか。
無論、個人的にあの二人の組み合わせが好きだった、という反感も無くは無いのだけれど。
死という形で持ってしか、彼女に最後は与えられなかったのだろうか。
大抵のもので、悪役というものは罪や何やらを一切合財背負わせられて
結末への指針を取る為の掃除道具に使われる訳であるけれども。
大体こんなところで今更ごちゃごちゃとのたまっていても
元々の常套手段であったのだから致し方の無い事なのですし。
ただ、彼が生きていたのであれば、彼女が生きていてもいいのだと思う。
スタッフに愛されているかどうかではなく、最期の状況的な判断として。

そこのところを考えると矢張り、プリーティアというのは凄かったのだろうか、と今更ながらに思う。
僅かな話数、多過ぎた登場人物、明らかな狙い目、かなりマイナー(笑)。
話の趣向的にも度々、私の趣味とは食い違うところも多くあったのですが。
いい人だったり偽善だったり押し付けがましかったり宜しくない意味での教育的であったり(毒)。
それでもこの作品を好きだと思うのはそう言えるのは、キャラクタの持ち味は勿論の事、
其々に齎された途中経過によるものが大きく思われる。
そこまで追い込んだ家族にも救い方を提示し、一人呑まれていったものには救済の手。
がむしゃらにやるしかなければひたすらにその姿勢貫き通し、
裏切り者には示す機会を、現在の発端には現実の悟りを。
誰にも死という形は与えられなかった。
最も与え易く判り易く逃げ込み易いその場に敢て、誰一人として放り込む事無く。
デッドオアアライブが常であり安易に。生でなければ死、その逆もまた然り。
ただ毅然と挑む態度はけして、流れ易い方向にではなく、伝えたい事があるのだとも見えて。

うにょうにょ捏ねずとも、キャラがすきというのは矢張りあるのですが(笑)。
個人であれば颯、カプリングとしては細貴、棘で颯貴がいいなとかこっそり思っておりますが。
果たしてこれで理解出来る方がそうそういてたまるのだろうか(なんだその言い方)。
好きだと言っている割には主人公苦手なんですが。いつもの事ですねv
特に最後の組み合わせなんて、あっちゃいけないある筈が無い、
あればこの物語が始まる事さえなく、と言ったはちゃめちゃ状態な訳でありますが(笑)。
だからこうしろ、これに倣え、別にそんな事ばかりが言いたいのではなく。
容易い安らかさよりも辛い現実を、たまには与えてもいいんでないかと。
そういう事です。早い話が。
そんな簡潔ですむ事を、だらだらと引き延ばしまくるのも、きらいじゃありませんvv(爽)


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