原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2005年03月20日(日)
朝早くから夜を迎えに。


マンションから出ると、一気に夜気が身を包んだ。
その寒暖の差に小刻みに震えつつ、出来るだけ首に空気が触れぬよう。そっと、服を締めた。

目の前に広がる道路はがらんどう。
オレンジ色のライトがいっそ、不気味に煌々と照らすだけ。
歩き始める道にすら何も、いる気配を感じ取れない。
時間を考えれば当然なのだ。夏になればそろそろとお天道様も目覚め始める、つまりまだ、そんな時刻。
ようやく一台が、一瞬の内に去り。
束の間の、騒々しささえ懐かしんで、しまうような。
相変わらず、そこには静寂。
大きな道路に面している故、流石にもう少し先の交差点では、テールライトが鮮やかで。
けれど目的地、そしてその間には、信号機がただ輝いている。
定期的に点滅して、青から赤に変化して、どちらにしても通るものは無いというのに、巡る規則に再び青。
もう一方でも、ちかちかと三色が踊っている。
光宿る仕草を面白そうに、少し眺めながらも歩みは止めない。
漏れる灯りの中から一人、ようやく新たな登場人物。
走る車の無い、役目を果たせない、アスファルトの河を横切って行った。
すぐに過ぎ去る背中をちらと、見遣っても勿論振り返らない。
それとも視線を戻した瞬間、あの人も若しか此方を見たのか。
だがそんな事は、どうでもいい。コンビニに入った、瞬間既にもう。

品は決まっていて、場所も知っていて、機械的にただ、動いていた。
レジに向かえば品物整理から、如何にも急いで来ましたと。
小走りに対面する店員のまた、その動作も、機械的。
五月蠅い荷物を一つ拵えて、再びの外で再びの寒気。
始めから冷たい指先が更に、冷たいとは判っていた。
何せ釣銭を渡し受け取る、手と手のなんて、開いた温度差。

基本直線の帰り道で、唯一の横断歩道に運悪く、足止めを喰らってみたとしても。
点滅も終わりかけになっていては、昼間なら思い切り走り抜けるだろう。
だがそんな必要性を見い出せない、今は朝の前。夜半ともう、言い切れぬ。日はまだ出ない頃合に。
待ってなどいたく無かっただろうに、人の行き交い少ない中。
じっと静かに身を潜めていた、たった一台を見送って。
照らすは赤でも、もう何も通らない。知っているから、白線を踏みしめた。

一体いつの間に慣れたというのか、この夜毎の徘徊に。
昔から夜道はこわかった。それは今でも変わらぬ事実。
けれど人工の灯りが照らす中は、少しだけれど落ち着けるとでも。
嘗ての地は、ここより猶暗く。
星明りが届くとも、多分今もまだ一人では歩けない。
結局は、生きる為に。
この場に慣れたとでも、いう事か。
夜に慣れたのでは、けして無く。
自動で開くマンションの入口で、一人誰かは、そう思った。
誰の目にも止まらない、何にも思い返される事の無い。けれど夜の闇の中で、確かに。
完全な闇ですら無くなってしまった、その時その闇の中で、確かに。


とても短い旅路の終わり。
そしてコンビニ袋が独りでに。
夜にさよなら、朝を迎える、歌をまるで唄うかのように鳴いた。





なんの話って、すいません現実ですこれ(えー)。
版権物のだったら名前の一つも多分出してます(笑)。
いえ買い物に出かけたっていうだけの。ただそれだけの話なんですが。
突然ジュースが飲みたくなったんですよ、ちょっとすとっぷに売っているうっすい味の。
いやいやいや、文句じゃありません(笑)。飲みたくなったんですから、それなりに。
値段が安いんだもの。牛乳の量でツーコイン。消費税って困りもの☆
すぐ近場の自販機100円なんですけど。おっきいサイズのもその値段であるんですけど。
なんか自費と考えるとついコンビニの方に流れてしまう(笑)。
四時ぐらいはまだ暗いんですねぇ。むしろそんな時間に出歩くって不良ですか(笑)。

ちょっと、感覚を手に入れたくって。最近妙に書き殴ってます。
そして中途半端に放っておいてはそのままネタは発酵してゆくのです(させるな)。
些細な事柄でも取り敢えずどうだったかなと、書き留めるクセはあったのですが。
前々から。えぇ前々から。つまりその辺の変な人度は生来のものという事ですか。やぁねぇ。
近頃それがひどくてさぁ大変。どんぐりじゃないですよ。もう時期も過ぎましたねぇ。
感受性が豊かなのか(え)、すぐにパソコンやらケータイやらメモ帳に飛んできます。
本当すぐに。放っておくとふらといなくなると、家人達からはよくブーイング貰ってます(笑)。
ふとした瞬間でも、気になるフレーズやネタになるかもと少しでも思うと、
そうしたくなりませんか。しかしそれがひど過ぎても疲れるんです。
ネタいっぱいなのはいんですけど勿論喜ばしいんですけど。嬉しい悲鳴?(何か用途が違うような)

以前オフ会で、ネタは映像と文どっちで出てくるか、みたいな話があったのですが。
その時は8:2か若しくは7:3で映像のが多かったんですけど。
というかアニメだなうんあれは。既に脳内にまでそんな魔の手が伸びてます(笑)。
多分今は、五分五分かそれ以上で文の比率が高いのだろうと思うのです。
それが突発的にせよゆっくりと育ってきたものにせよ、いいもわるいも両面ありき。
そうなるべくしてそうなったのなら、それもまた、そうあるべきだと。
でも最近本当紙とシャーペン手放せなくて流石にそれには困る訳です。
もう少しどうにか留まって欲しい、脳内大洪水。
だけどいつか起こって欲しいと、思った時にはきっとこれは笑い話だ。
落ち着かせる為もあってか、書き殴りたくなるのかもしれない。
それの一環なのかしら、これも?
でも書き起こすのには苦労しませんでした。
だってこれは、道中考えていた事。
普段からそんな風に小難しく思いながら歩いてるんです(笑)。
変な奴ですねぇ。でも昔からのくせというかなんというのやら。

取り敢えず徒然でも、創ると少しは収まる訳で。
いやなもんですよ、テレビ見てるのにネタがばんばか出てきて全然集中出来ないの(笑)。
で、折角文章として打ち込んでみたなら、日記のネタにでもしてしまおうと。
貧乏性です。使えるものは壊れるまで使いましょうの会。靴下は穴が空いたって靴下だ!
そら、使えるのなら勿論話の方のネタに据えますがね。
だってコンビニ出てくるような世界は、話そう書かないんだよ!(笑)

ネタがあるのに困るのは、それを上手く表現するだけの才能が無いからと言うのは言い訳。
そう出来るようにとの鍛錬も込めて、修行の意味合いで今日も書き殴りますよ。
また乗っかったら、ご愛敬。


……ところで心做しか、この言い訳のが長く思えるのは単なる目の錯覚でいんですか(笑)。
そういう事にしたって下さい。


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