原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2004年06月14日(月)
ちょっと勿体無い気分。

 正直あまり学校には縁が無い。
 しかし学校が嫌いなのかと言われたら、一概にYESとは言えない。
 学校という施設は嫌い。そこに存在する空間も規律も嫌い。人間関係もごめんだ。
 だけれど、その建物の形状とか、教室の雰囲気とか。すごい独特で、それでいて当たり前で、けれど矢張りその本質は何処にでもある確立された異世界。
 そんなのがすごい好き。その漂う空気が、造れる空間が好き。

 しかしそれはつまり、結論から言えば人間のいない学校が好きと言う訳で。
 ……人間嫌いなのかな、私(笑)。
 別に好きとも嫌いとも言いませんけどね。
 でも場所によって地域によって立場によって、人間の性格生活変わってくるのだから、学校という枠組みの中の設定及び人間関係が駄目なのかもしれない。
 いっそ楽しめる事も出来なくは無いのだけれど、当時の私はその選択も無かったでなぁ……
 可愛い学生さん達からかって遊びたかったんだが(歪んでます)。

 …ていうかすいません、今中学生から買って遊びたい……とか出たんですが。
 ……ナニを買うんだ(笑)。むしろ即行そっちに持ってく思考がまずいのか。普通にゲームとかでもええやんなぁ。
 このクサレめ。自覚あり。……少しは(笑)。


 学校という施設は嫌い。そこに存在する空間も規律も嫌い。人間関係もごめんだ。
 だけれど、その建物の形状とか、教室の雰囲気とか。すごい独特で、それでいて当たり前で、けれど矢張りその本質は何処にでもある確立された異世界。
 そんなのがすごい好き。その漂う空気が、造れる空間が好き。

 でも、そこに居れた当時は、思い至る余裕も無かったなぁ、と思うと。
 ちょっと勿体無い気分。


原初 羅列