原初

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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2004年01月23日(金)
掬い上げた水は透明。

水の音がすきです。
川のせせらぎじゃなくとも、水道水の音でも。

何処からともなく流れて、
何かにぶち当たって跳ね返り、
それでもあくまで隆々と流れる。
しゃしゃらとも、ごぽごぽとも。
色々とれる音。歌。

何だか、すきなんです。
洗面台で手を洗っていて、
レバーを上げればひたすら流れ続ける、
水を見ていて。
ふっと、そう思いました。


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