記憶の記録。
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2003年12月14日(日)

夕方までずっと寝ていた。
朝の薬は飲んだらしいが、例によって記憶がない。
夜からまたソワソワしてくる。
入院するかどうするか、もう迷うのが日課のようになっている。
確かに大部屋はストレスになるだろうし、最初の入院時に比べれば遁走や自傷は少ない。
でも、私達は怖い。
怖いのだ。
中学生の頃のように過食嘔吐がぶり返してきたことや、これから28日の誕生日に向けてどんどん調子が悪くなっていくことを考えると怖いのだ。
小さい頃は、子供のまま死ぬのは母がかわいそうだから、大人になったら、「二十歳になったら」もう死んでもいいと信じていた。実際、高校の頃はもうそのつもりでいた。ただ、その時期にいくつもの幸運な出会いに恵まれて、今この通り生きていられる。
今度の誕生日で、私達の本体は30歳になる。
また、自分達で勝手に呪いをかけてしまっているのがありありと分かって辛い。
同時に、「今度こそ」と思っている人格たちの存在も何とかしてあげたい。
憎いから、間違っているから、やっつけたりしたいのではない。
ただ一緒に楽になりたいだけだ。


明日の診察の後は、ケースワーカーさんとも初めて会う。
どうか誰も取り乱したりせず、自分達の足で歩いていく準備が出来ますように。


あかり