記憶の記録。
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2003年10月27日(月) |
入院一日目〜やっと、もしくはとうとう〜 |
本当に、「やっと」もしくは「とうとう」だ。 Y病院精神科に入院が許された今日、『私』の心境は複雑で単純だ。各人格単位の話をするなら、もっとたくさんの感情が入り乱れることだろう。だけどそれらは、ある部分では薄衣一枚、またある部分では分厚い鉄壁に阻まれて『私』が知ることは出来ない。O崎先生と歩んだ8年間に『私』が手に入れた、この「薄衣一枚」という距離は、中々微妙でもどかしい距離感だ。調子がいい時には自分が治癒に向かっているという確信になっていたし、調子が悪い時には「やっぱり自分は嘘をついていて、DIDなど
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あかり
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