「ちちんぷいぷい」ロングインタビューカンタンレポ
2008年11月10日(月)

「ちちんぷいぷい」ロングインタビューカンタンレポ (MBS毎日放送 2008.11.10 O.A.分)

番組のメイン司会であり、今回のインタビューである角淳一さんは、鶴瓶さんと仲が良いというか悪いというか腐れ縁みたいというか、とにかくお互いに遠慮なく言いたいことを言い合えるようなご関係のようです。
ということで、角さんはまずは共通の知人である鶴瓶さんの話題からスタートされました。昨年の紅白の後で鶴瓶さんから連絡があって、中居くんが本当によくやってくれた…みたいなことを話していた、と。
当然のごとく謙遜する中居くんに角さんは、本当は鶴瓶さんよりもざこばさんのほうが好きなのでは…と鋭いツッコミを。中居くんはざこばさんのほうが好きだと頷いた後、ざこばさんはお酒を飲むときに入れる市販の氷にこだわりがあって、お気に入りのコンビニの氷でなければダメだ…というエピソードを、ざこばさんのモノマネ入りで披露してくれる中居くん。
これって、どこかの番組でも見たような記憶があるのですが、とても特徴をよとらえていてそっくり。板東さんや掛布さんのモノマネといい、中居くんってけっこう関西の方のモノマネをやってくれますよね。(←関西人としては、ちょっと嬉しいv)

続いて、中居くんが清原選手を好きだという情報を得ているらしい角さんから中居くんへの質問が。それは、なぜ関東出身の中居くんが、関西人の、しかも岸和田出身のいわゆるちょっとヤンチャな(←角さんの表現はもっとストレートでしたが、一応穏やかな表現に変換しておきます/苦笑)清原選手を好きになるのか、その魅力を語ってほしい、というもの。
それに対して中居くんは、自分の母親が高石市出身(岸和田の隣)で親戚もたくさん住んでいる。ツアーで大阪に来たときはホテルではなく親戚の家に泊まるくらい大阪はなじみのある場所、というのが理由のひとつ。さらに、清原選手はみんなが言いたくても言えないようなことを言ってくれる、痒いところに手が届くようなところがいい、と。

野球トークで一気にテンションが上ってきた中居くんは、先日この番組に生出演したとき(10/24当日、角さんはご出演されていませんでした)出演者に投げかけた疑問を角さんんにもぶつけます。
それは、阪神の監督が辞任…という話になったとき、なぜいつも掛布さんの名前が出ないのか。候補にすらあがらないのか、その理由が知りたい、と。
掛布さん(実はこの番組にも、ときどき出演されています)とも親しい角さんに、「何かあるんですか?」と迫る中居くん。「何もないと思います」「何もないと思います」と、なぜか激しく動揺した様子で繰り返す角さん(苦笑)。手元の資料に目をやり、次の話題に移ろうとするのですが、中居くんから「映画の話はいいです、もっと楽しい話をしましょうよ」と言われてしまい、焦りまくり。
その直後、『私は貝になりたい』の予告映像に切り替わってしまい、執拗に迫る中居くんが果たして望む答えを得られたのかどうかは謎のままに…(苦笑)。

映画をご覧になった角さんからは、クライマックスシーンに関して中居くんにぜひ訊いておきたいことがある、と質問が。
それは、手紙を書く豊松が発する「つまらない人生」という言葉について。あの時代に生きた31歳の豊松のその台詞を、ほぼ同世代と言っていい中居くんはどのような気持ちで言ったのか、と。
中居くんは、野球の話で盛り上がっていたさっきまでとはまるで違った表情になって静かな口調で答えてくれました。
あの台詞は、豊松として自分の人生を振り返って言った。たぶん実際にはつまらない人生ではなかったと思う。善人であれ悪人であれ、死は平等に与えられるもの。人生のピリオドを打つにあたっては、本人が納得のいく死を迎えねばならない。なのに豊松は、理不尽な最期を迎えなければならなかった。だからこそ、それまでの豊松の人生が楽しかったにもかかわらず、「つまらなかった」という言葉になった。

さらに角さんは、それならば「私は貝になりたい」は理解できますか? と質問。
それに対して中居くんは、本当は「貝」ではなく「牡蠣」だったが、ドラマ化、映画化にあたって「貝」になった…という裏話を。
中居くんは何になりたいか…との角さんからの質問に、中居くんは「本格的な歌手になりたい」と即答。周囲に待機されているらしきスタッフさんからドッと笑いが。そして角さんも、本人からそう言ってもらえるとありがたい、とコメント(苦笑)。やはり中居くんの歌下手キャラは、トークの上では今でもまだ欠かせないアイテムなのかもしれませんね。

続いて、約一年前(昨年9/25)に映画『HERO』のキャンペーンの際、木村さんとトークされたときのお話が角さんから。
そのとき、木村さんには周囲の方に渡してほしい…と、お土産を渡したのだけれど、同じSMAPに同じパターンというのはなんなので今日はやめました…と打ち明けた角さんに、「そういうタイプの人ですか?」とスネる中居くん(笑)。←カワイイv 
ところが、そのプレゼントが角さんをかたどった「角ダヌキ」というお人形だと知り、「…それは困りますね」と苦笑する中居くん。
角さんによると、木村さんの言葉が本当ならばそのお人形は事務所に置いてあるそうなのですが、中居くん曰く見たことがないのだとか(苦笑)。

そこから中略で話はまったく別の方向へ。
角さんが、自分は63歳で…とおっしゃったのを聞いて「昭和19年ですか?」となぜかすぐさま答える中居くん。驚く角さんに、実は自分の母親もおない年なのだ、と打ち明ける中居くん。角さんと中居くんのお母さんがともに昭和19年生まれのサル年、さらには角さんの息子さんが中居くんよりいっこ下の35歳ととわかり、最後の最後で一気に親近感が湧いて盛り上がったふたり(笑)。

インタビューVTRは、以上。
見終わった角さんはスタジオの出演者に対し、「テレビで見てるとおりの気さくな人」と、中居くんの印象を語ってくれました。木村さんもなかなかいい男だったけれど、中居くんは「気性のさっぱりしたいい男」なのだとか。関西のノリもよくわかっている…というあたりも、ポイントが高かったようです。


以上、カンタンレポでした。
録画したものを一度見ただけですので、会話のやりとりなどは全然忠実に再現できていません。大体こういう話をしていたんだな…程度に読んでいただけるとありがたいです。
実はこの番組、木村さんのドラマに関しては毎週オンエア翌日にその回の総まとめをしたりするほど力を入れてくれるのに、中居くんのドラマは放ったらかし状態。
どうも角さんが木村さんびいきっぽいなぁ…ってカンジだったのですが(苦笑)、その角さんが今回初めてお話した中居くんについてすごく良く言ってくださったのが嬉しかったです。



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