“酩酊者は迷走する”...datenshi

 

 

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♪しっおかぜを ほほにうけ - 2005年08月26日(金)

おれのお気に入りの眼鏡が、先日の新歓
で泥酔・記憶喪失の間に、片方レンズが
なくなってた。もし見つけたら連絡待つ。
礼はする。深々とな。

さて旅の記録だ。

行けども行けども・・・〜旅の3日目
8月19日。
昨日の天気予報では、もしかすると雨になる
かもしれん、という感じだった。もちろん、
雨対策はバッチリで、バッグにはレインカバー
が収納されているし、レインウェアも持って
きてるし、ゴアテックスの帽子もあるし、
到着時にメンテナンスするためにチェーン用の
オイルまで持参してきてある。だから荷物が
重いんだよ!という声がどこからか聞こえて
きそうだが、とにかくいつものように6時半
くらいに起きて、ダラダラと準備を済ませて、
で清水を出発したのがだいたい7:15くらいか。

最初は、分りやすい国道1号を走ろうと思った
のだが、改めて地図を見ると、なんだか山の
中を突っ切っていく雰囲気だ。
もう、山なんて登りたくもないわい!
と切実に願ったところ、海沿いの国道150号が
遠回りではあるが道がフラットに近いようで、
よっしゃあ、こっちでいくぜい、と準備を
テキパキと行う。

空模様は結構怪しかったが、とりあえずいつも
のようにコンビニでおにぎりとお茶を買って、
店の外でコソコソ食う。
昨日美保に向けて通った道を進めば、そのまま
150号である。「いちごライン」という道らしい
のだが、今はイチゴは旬ではない。というより
今日の走行距離は大まかに見ても100�勸幣紊�
ある。去年の琵琶湖の時には、ちゃんとした
サイクリングロードがあったし、アップダウン
もほとんどなかったので100�劼任發△泙蠑任�
なかったのだが、この、市街地を抜ける今回は
非常に走りづらいし時間もかかる。これだけ
でもそれなりにストレスを感じるのに、追い打ち
をかけるように雨が降り始める。最初のうちは
濡れて参ろう程度の気分でいたのだが、まるで
それを見てせせら笑うかのごとく、雨は次第に
本降りから豪雨に変わっていった。
こりゃあいかん、参りました。と、レインウェア
を出し着加えて、帽子を被り、バッグのレイン
カバーを装着して、再び走り始める。地元の
高校生とおぼしき集団が、カッパも傘もなく
気合いで学校に向かっているようだ。そういえば
自分も高校時代は、雨の日には降り具合によって
なにもつけない→傘をさす→カッパを着ると
分類していたのだが、今の豪雨はまさに第3段階
であってもおかしくはないのだ。
ただ、空を見上げると、灰色の雲はほんの少しで、
この雨さえ乗り切れば、あとはお天気が続くんじゃ
ないかと予想する。
案の定、雨はすっかりやんで、早速レインウェア
を脱ぎ、熱中症対策にと帽子は被ったまま、ひた
すら道を走る。
ようやく静岡を通過し、安倍川を越える。看板にも
浜松の「は」の字もでてこない。そして、今回に
備えての体力作りを怠ったため、しょっちゅう
休憩を入れ、水分をガブガブ摂り、推定時速15��
くらいのペースでのろのろ走る。
すると、すごく不思議な光景が見えてくる。今
走っている国道150号線が海の上を走っているのだ!
まるで道路が海の上に浮かんでいるような不思議な
光景だ。そこを過ぎると今度は、なななんと、また
しても登り坂!?ええ〜〜〜登りはもうないと
思っていたのにーぃ。箱根の時と同様に、行ける
ところまで走って、無理なら手押しで歩く作戦を
とる。車が後ろからガンガン追い越していく。
箱根の時と違って、妙な切なさと屈辱感を感じる
気分が激しくブルーになる。(こんな程度の峠を
越えられないなんておれは駄目な男だ)・・・・
いや、いかんいかん。手段はどうであれ、おれは
前に進むしかないのだ。浜松に16:00到着を目標と
しているのだ。確かに引き返して楽しい下り坂、
そして電車で輪行、でもいいだろうけど、おれが
旅の前に考えていたのは、箱根越えと静岡横断
を自転車でクリアする、ということだった。
誰かが見ているわけでもなし、逃げ道はいくらで
もあった。でも、峠を手押しで歩いて登っていく
ことへの屈辱感よりも、峠から途中で逃げて引き
返すことの後悔の方が遙かに大きいのだ。ここを
乗り越えれば次は焼津市に着く。今日のコースの
約1/3をクリアしたことになる。行くしかない、
とにかくなんとしてでも走りきらないと、おれの
気が済まないのだ

 (旅の3日目、つづく)


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