“酩酊者は迷走する”...datenshi

 

 

いつだってまやかし いらだってひやかし - 2004年02月13日(金)

本日の題名に、ほんのちょっとだけ、そう鰻重にふりかける山椒程度に
爆風スランプが入ってます。略して爆スランプ丼って風情でな。
なんか、「神戸らんぷ亭」と秘かに業務提携してそうだ。

昨日のハクション大魔王事件は、単に鼻孔部分が普段より少しだけ敏感だった
だけのようだ。風邪でもなければ、いわんや花粉症をや。
当然だ。はっきり言おう。


おれは花粉症になんかなんないもんね


こんなもの、気合いでどうにかなるのだ。
99%の気合いと1%のビールだ、と、かのエジソン博士も言っていたではないか。

ところで「らんぷ亭」といえば、ついに牛丼が大変なことになりましたな。
牛丼一筋ウン十年の最大手さんは相当大変ですわな。他社さんが各自の
ウリを試行錯誤した挙げ句、「牛丼以外もありますよ」という路線に
走り、それでも最大手さんは牛丼だけをメインに取り組んでこられた。
それで最大手になれる辺りはスバラシイと思っていたし、確かに、各社の
牛丼を食した者としては、ヨシ牛さんのが一番美味い、そんな気がする。
あたかも、オロナミンCが小さな巨人であるかの如く、である。
今回の事件?から考えたこととしては、

「ナニナニ一筋何十年〜」っていうのは果たして大丈夫
なんだろうか?
ということだ。

手広く浅く取り組んでいる者の方が、確かにツブシが効くから、
多方面に渡りオールマイティーに世間を渡れる、という一般的概念からして、
これは企業に対しても同じことが言えると思われる。

歌に踊りにバラエティーにフラフープにと多方面に励んでおられる
コムスメ共が十数人大集合な方々がその一番極端な例だ。
彼女たちは、そんなに飛び抜けて何かが「すごい」という訳ではない。
そこら辺にいるガキ・・・いやお子様だってなれるかもしれない存在だ。
それでも人気があったり売れたりするのは、彼女たちが「オールマイティー」
だからだとおれは思う。悪く言うと何でも屋だな。うむ。

それはそれで別に構わないと思う。確かに彼女たちはかわいらしいし、
集団の規律みたいなものもしっかりしていそうだし、フツーに大人になる
のに比べたら、計り知れないくらい沢山のことを学べもしよう。
これは一つの「極」みたいなものなのだ。

もう一方の極として、一方面に没入しつつ大衆文化に溶け込もうとする連中。
その代表が牛丼最大手のヨシ牛さんだ。彼らはツブシは効かない。
牛丼がなくなったら、残るものは殆ど無いのだ。一向に使えない人間になっちゃうのだ。
それでも、コストをぎりぎりまで削ってぎりぎりまで価格を下げ、全国の
「不況によりお小遣いを削られているお父さん達のフトコロ」を、どれくらい
救ったことだろう?実際おれも何度も彼らに救われた。
「松」の字がつく(推定2位)牛丼屋さんには必ず付く味噌汁が、ヨシ牛さん
ではオプションであることも、食した後に会計をするという煩わしさも、
牛丼を出せなくなった今頃になって「そこが彼らのウリだったのか」
と気付く。そういうものなのだ。

それはあたかも、長年付き合っていた彼女と急に別れることになって、
で初めて迎える朝、それまでは明るい声で彼女が発していた
「おはよう」という声が聞けなくなって、でようやく彼女が居たことの
重みを知るのと似たようなものだ(←まるで実体験あったみたいじゃねえか

あるいは、結構仲良く遊んでいた女の子から愛の告白を受けて数回デートして
一人暮らしの部屋に何度も招待して結構イイ思いもして、で、
「実は渡したい物があるんだ」と部屋の合い鍵を渡すなり彼女が急に顔を曇らせ
「何よ、そんなのいきなり受け取れないわ」と言われて、木村庄之助ばりに
本日の、打ち止め〜〜〜!と宣告を受けてしまったかのようなものだ
(↑これももしや実体験ですかい?





ふざけるな。




おれはそんなに安っぽい男なんかじゃねえんだ!












それって負け惜しみっていうんじゃないですか?


...




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