“酩酊者は迷走する”...datenshi

 

 

ゴマちゃんだ、ゴマちゃん。 - 2002年02月09日(土)

決意に満ちた目で、都営バスに乗っていた。

今日を逃せば、次はもうない。

そう覚悟していた。

流れる景色は、ゆっくりと、迎え撃つ。

ここからだ。。。。




で、爆睡。


バス停1コ前だ。

あっぶねぇ〜〜〜




今日は、今年初の断髪だった。

「めんどくせー」

って言い続けてたら、毎朝がめんどくさくなった。

伸び放題だった髪の毛くん、大暴走。

頭のあらゆる部位で、毛が好き放題な方向を向いておる。

まるでどこぞやの会社と一緒だ。




それで、今日決心した。

切ってやる。

ええとことん切ってやる。

もうイヤ勘弁して下さい、って言うまで切ってやる。

見てろよ〜西友でいつもやる気なさそうにレジ打つオバハンどもよ!



で、南長崎の某トコヤに向かう。

今回の断髪のモットーは、

「ワイルド&セクシー」だ。

そして、テーマ曲は

「ギンギラギンにさりげなく」だ。



とにかく、南長崎の某トコヤに向かう。

ワタクシは断然トコヤ派だ。

赤・青・白のストライプがないと、
「ワタクシはこれから断髪するノダ」
という気合いが沸いてこない。

だが、その南長崎の某トコヤは

1Fが男子、2Fが女子という、
美容院風トコヤあるいは
キャシャーンみたいな風情である。

赤・青・白のストライプは



あるわけねーよ!

女子が入りづらいじゃん。



そんな一見矛盾した状況なのに、あえて
その店を選んだ理由は、



女のヒトに髪を切ってもらえるぅぅぅ



です。ハイ。


オバハンじゃねーぞ、同年代よ同・年・代




こんなことで幸せ感じててどーすんだ、俺。



まあまあとにかく、断髪開始だ。

「写真のお仕事でしたよねぇ?」チョキチョキ

すげえ、覚えてくれてたんだ。



感動うぅぅぅ〜〜〜〜!


こんなことで幸せ感じててどーすんだ、俺。





と、いう訳で、もはや髪型なんかよりも、
髪を切られながら女のヒトと小粋なトークの方が
最重要事項になってしまいました。ハイ。



始まりがあれば当然「終わり」も存在する。

約1時間のドラマティックなひとときは、
ドライヤーの温風とともにエピローグ。

「あんまりご無沙汰しないで、ちょくちょく来てね」

キャバクラを出る時みたいだ。

イヤ、キャバクラなんて行かないんスけどね、マジで。

多分、こういう決め台詞をオネーチャンから受けるんじゃ
ないかなぁ?って予想したのよ、マジで。



で、出来た頭は?

ワイルド&セクシーで決意していた、頭は?



・・・・・・やっぱり「少年アシベ」





ハイ!ワタクシ日本一ゴマちゃんが似合う男です!





...




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