日々の呟き。
カコ+目次+ミライ |
こころの痛みと秘めごとと。 2004年09月14日(火) |
はじめて愛したひとに別れを告げられて、それでもずっと待っていようとおもった。いつかあたしのもとに帰ってきてくれることを、気が狂いそうになりながら。 時に虚しいぬくもりをもとめた。(後悔はしていない。そのときは必要だったのだ。) 1年と半分くらいたったころ、あたしはもうわからなくなっていた。あきらめなくちゃ。あきらめなくちゃ。そんなタイミングでそのひとのプライベートで決定的なことがあった。それはあたしのなかでのことだったかもしれないけれど、それは絶対だった。 そして少しして今の恋人と付き合うことになった。恋人はあたしのどうしようもないところもすべて受け入れてくれた。 付き合い始めて間もないころはじめて愛したひとから思ってもみないことを告げられた。わからなくなった。どっちを大切にしたいのかわかならくなった。逃げ出してしまいたかった。一生懸命考えたらあのひとが欲しいんだとおもった。 だけど、今、あたしを抱きしめてくれる恋人の体温や声やすべてを想ったら、傷つけたくないとおもった。傷けられる痛みを考えたら、あのひとへの想いはきちんとひきだしにしまわななきゃとおもった。あたしは恋人を愛している。 とても。とても。 この夏、あのひととした約束は果たすことができなかった。できなくてよかったのかもしれない。きっとひきだしは開いてしまうから。 あのひとは今でも、たぶん一生大切なひとで。 あたしたちはどんな距離でいたらいいんだろうね。 |
bouton du chat (0574ranking)
黒猫釦。 (参加してみました。)