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2008年02月15日(金)  虚無感


とあるフリーペーパーのライターの名前が数年前に知り合った友人のものだった。
もう音沙汰もない付き合い(ってつまり付き合いはないが)になってしまったが、
知人の活躍は喜ばしい。
密かに応援しています。こんなとこで叫んでみても伝わらないと思うけれど。

ワタシの周りには「ご活躍」されている方が普通の人より多いと思う。
大学時代のご学友はけっこう有名になってテレビに出ていたり
雑誌に出ていたりする。まぁよそよりも目立ちやすい業界なのかもしれないけど。
そういう環境にありながらワタシはこんなところでなにをしておるんだ?
と、こんなはずじゃなかった論を繰り広げたところで
なにを言っても負け犬の遠吠えになってしまうのだろう。
有名になりたいわけじゃないからいんだよ。
それにワタシのどこを切り取っても有名になる要素はない。
ただもうちょっと充実させたいだけなんだよ。
なにを持って充実とするかというのもよくわからないが
なにか足りない気がしてならない。
今の生活は不幸ではないと思うけど、むしろ幸せな部類だと思うけど。
虚無というか。
虚無ってダメじゃん。ぜんぜん充実してないじゃん。
売れないミュージシャンみたいな、金はないけど充実してる!
みたいなそういうものを今味わいたい。

なぜそんなことを考えてしまったかというと、
「駆け出しのライターだった友人が夢を掴んでメジャーな記事を書くまで成長していた」
っていうことがきっかけなんですけど
ワタシのやっていることは夢がない。
生活の糧という頭が働いてしまって仕事を選ばないし、ギャラ以上に働かないし、
やりたい種類の仕事もない。

・・・ひどいな。ひどすぎる姿勢。

自分で書いていてなんてダメダメなんだろう・・・書かなきゃよかった。
もちろんもらった仕事を嫌々やるようなことはなく
どの仕事にもおもしろみを見つけて楽しんでやるようにしているが
「この仕事やりたかった!」みたいなことがなくなっちゃった。
会社勤めしてたときがピークだったんだろうなぁ。
フリーになったのも組織の馬になるのは嫌!とか夢実現とか野望があったわけじゃないから
そもそもの動機が不純なんだよ。ラクして稼ごうという・・・。
やってみて思ったけどけしてラクではない。
そんなおいしいハナシは転がってません。
かと言って、今更「夢?」って言われても思いつかないから
このまま普通に生活していくだけなんです。
ほとんどの人がそうやって生きていくんだから
ワタシは自分を卑下する必要はないと思うけれど、
でも、でもでも、でもなんか。




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