2001年12月03日(月) |
ブレーン ★ ★ ★
|
「ブレーン」が会社にやってきた。
わたしの予想は軽くはずれて
「FUTURE SHOCK!〜新世紀クリエイターの現場から〜」という企画でした。
やっぱいくらなんでもいきなり青山デザイン会議ではやりすぎだものね。
メンバーはこの前書いたとおり、
teeveeの小島さん、カメラの黒沢さん、GDCの水野さん、ラーメンズ。
小林さんはほんとにクリエイター陣の中に入っても見劣りしない存在感。
(広告批評で証明済み)
水野さんと仕事をするきっかけがおもしろい。
わたしも今度なにか書いてこようかな。(多分みんな考えてる)
小林さんがフランフランのポスターを見て
「こういうのが理想なんだけど」って言ったら、
水野さんが「それ作ったの俺だよ」っていうエピソードもすごい。
実は、ぜんぜん関係ないところで
わたしもフランフランのポスターかっこいいと思っていて、
蜂の巣ノートとかブロックカレンダーとかも愛用していて
たまたまブレーンで水野さんが作ってると知って
ひそかに水野さんに注目してたら、今度は
「主な仕事・・・フランフラン、アディダスジャパン、ラーメンズ・・・」って
またブレーンで見つけて!
まだわたしの中でGDCとラーメンズが結びついていなかった頃のお話です。
これもすごい偶然でしょう?強引だけど。
わたしたち(わたし+水野さん+小林さん)
ひょっとして趣味合うんじゃない?
と、一方的な思いこみです。
でもここに集まってきたひとたちは
同じ臭いをかぎつけてきたひとたちなんでしょうね。
(わたしもお客としてね・・・まだ言うか)
小林さんはこのメンバーで広告やりたそうで(笑)、
ユニクロのCM出たりしないでね、
なんかもういいんじゃない?って思うの、ユニクロは。
吉田兄弟が出てきた時点で。
小島さんがVIDEO VICTIMつくった後、生のライブ観て
生のが断然おもしろくて、やばいと思ったって言ってましたけど、
(VIDEO VICTIMは映像でしかできないことだから大成功ですけど。)
わたしも「ラーメンズ」としてだったらライブにつきる!と思う。
でも「小林さん」としてのやりたいことってゆーのもすごく見てみたいし、
ラーメンズとは違う形で彼のつくるものに興味はあります。
なんてゆーか、こういう対談多くなってきたから、
小林さんにはもう
「ラーメンズ」という枠なんていらないんじゃないかしらと思うことも。
だって片桐さんとふたりで「ラーメンズ」なのだから。
わたしは生み出されたものに興味があるから、
ふたりが登場しなくてもおもしろければオッケーというか。
それじゃあ片桐さんが道具みたい・・・いや、
片桐さんには圧倒的なタレント性がある。
印象に残ったのは、
水野さんの「商品がよければ誇大広告はいらない」というのと
「芸人にもブランドイメージが必要」だということ。
「『こんなにかっこいいラーメンズのファンであることが誇りだ。』と
言ってもらえるようなものをつくりたい。」って。
こんなにかっこいいラーメンズのファンであることが誇りだ。
言わせていただきましたよ、水野さん。
わたし部屋にポスター貼ったりしないタイプなんですけど
ラーメンズと、TOMATOと、レディオヘッドだけは貼っているもの。(矛盾)
小林さんの「グラフィックに力入れたいというのを発信しておかないと
プロが食いついてこないから」っていう一言も、さすが戦略家。
こうやっておいしいお仕事してんのね。
でもそれってすごく大事なことだと思う、
わたしも仕事でちょっと「こういうの興味あるんですよ」って言っただけで
その手の仕事が舞い込んできた。
小林さんの好きな上田義彦さんわたしも好きです。
特に尊敬する葛西薫さんとのウーロン茶のお仕事はわたしの目標。
永遠の憧れです。
そういえば小島さんがラーメンズの公演に関わりたそうなかんじでした、
ひょっとして「雀」には映像が盛り込まれたり?
おもしろかったらなんでもオッケーです!
ブレーンとか読んじゃうと、
いかに自分の仕事に妥協が多いかを思い知らされますね。
まぁ、一流と三流の差なのだな。
今月は、TOMATOとMe companyも載ってる!
やっぱ第一線で活躍できるひとは違うよなーーー
ため息ついてるヒマあったら腕磨きなさいよッ。
そしてこの最新号のブレーンはいつまでもわたしの机の上に・・・、
独り占め大作戦です。ごめんね、みんな。
もうちょっとだけ独占させて。
愛の1票を↓
master
トモコ
/ contact
MAIL
|