■あんただけにそっと■

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2011年04月11日(月) しばらくぶりです

前の日記から3週間の入院を経て、恐怖感、不安感は徐々になくなり、
無事に退院して、家に一人でもいられるようになりました。

退院して二日後に震災。
無気力で横になってた私もさすがに体を起こしました。
薄型テレビがヘッドバンキングしていた。

ぴー母の実家は気仙沼。陸前高田に兄弟もいる。
家は流されなかったものの、とても住める状態ではなく、
家の隣には船が漂着。
今は高台で難を逃れた人の家に集まって過ごしているらしい。
連絡が取れないままの弟さんがひとり・・・。

そんな辛い話をした後に
「テレビで見てたら、きれーいに上に船乗ってる家があって、
 あんまりうまく乗ってるから笑っちゃったわよー
 笑っちゃいけないんだけど」
というぴー母。・・・明るいんだから。

千葉のオババの隣町も津波の被害。
オババの所は無事。そんなに離れてないのに良く大丈夫だったな。

そして原発事故・・・。
刻々と変わる事態に目が離せず、怖くて怖くてしょうがなかった。
計画停電でやっとテレビから離れて休めたくらい。
子供の頃チェルノブイリ事故があって、ものすごく怖くて、
しばらく寝ようとすると思い出して怖くて寝られなかった。

一ヶ月経った今も事態はよくならない。
昨日は一人で高円寺であった反原発デモに参加してきた。
一万五千人が参加したという!


歩き始め


お前は違うだろ!

あと驚いたのは警察の数!
あまりの数に「警察密着24時」とか好物の私はちょっと興奮。










警察の方々、お疲れ様でした。だるかったでしょう。
住民の方々、ご迷惑をおかけして申し訳なかったです。
おかげで、嫌なんだと、怖いからもうやめようと大勢で言えた。
テレビのニュースでは報道されない。
電力会社はスポンサーだから。

放射線にさらされながら、命がけで作業をしている人達。
やらなくてはならないとはいえ、本当に申し訳ない。
どうか早く事態が収束しますように。
もうこれ以上ひどい話を聞かなくて済むように。

命や健康と引き換えの便利なんていらない。
というか、それは便利とは言わない。
でんこちゃんに節電を呼びかけさせ、同時にオール電化にしろといい、
私には電力会社の考えがよくわからない。
家庭には普及している太陽光発電には力入れないのかな?
原発ってそんなに儲かるの?誰が?わからん・・・。


モーリー・しい子(藻)