■あんただけにそっと■
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今夜はぴーがモリオを連れて実家へ行ってくれて、私は一人の夜。
金曜は昼にモリオの友達みんみん母子と公園で遊び、 一緒にお昼を食べて別れ、家に戻ってモリオは長く昼寝をし、 その間にバナナヨーグルトのアイスを作り、なんて安定していた。 なのに、夕飯後の片付けの時にモリオにお茶をザバーとやられて、 またカッとなって頭をはたいてしまい、一気にダメに。 久しぶりにぴーも出社していて、誰に助けを求めればいいかわからず、 虐待防止センターに電話するももう時間外。 残業中のぴーに結局電話して、でも帰ってくるのが待てず、 パニックになったままモリオを自転車に乗せて、児童相談所へ行った。
いきなりやってきた私とモリオを、優しく迎えてくれて、 話を聞いてくれ、メンタル系の病院の一覧とグループワークのチラシをくれた。 モリオはその間、職員さんが遊んでくれてご機嫌。 心配したぴーも後から来てくれた。 連休が明けたら、精神科と心療内科のある病院へ行く予定。 またいつカッとくるかわからないのが怖い。 目の前が真っ白になってしまう。 二度目の攻撃もしてしまいそうで、亀みたいにうずくまって、 モリオによじ登られながらジッとしている。
病院に行って、少し落ち着くといいが。 頭では「興味があって遊んでるだけだ」 「怒られるとわかっていてもやりたい気持ちを我慢できない年だ」と 思うんだけど、その時にはダメで。バッと頭が吹っ飛ぶような感じ。
今夜は梅酒を飲んで「Lの世界」を見て、剥がれた障子を直し、洗濯。 明日はゆっくり買い物でもしに行こう。 モリオがやっと80サイズが着られなくなってきたので、 90の服を見に行こう。 モリオをもう叩きたくない。 怪我させる前に死ななきゃ、と思いつめていたけど、 親に自殺されるなんて、覚えて無くても一生の傷に成り得るだろう。 モリオに余計な傷を背負わせないで済むように、努力しないとならない。
モリオ、こないだ一緒に銀行でお金をおろして、さあ抱っこで行くか、と 歩き出したら、さも悲しそうな声色で 「かあちゃん、かね、ない?かね、ないねぇ・・・」と言った。 「う、うん、そうだね・・・」としか答えられず。切ないわ。
モーリー・しい子(藻)
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