■あんただけにそっと■

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2008年04月29日(火) 信頼と実績のパートナー

日曜は、またぴーが2日連続で深夜3時とかまで夜更かしし、
翌日なかなか起きてこない+ダルがって無気力なのにキレ、
泣いてずるいと訴える。
キレる間隔が短くなってまいりました。

自分一人の平日なら普通に過ごしている時間が、
ぴーが遊んだあげくに寝まくってるだけで、
なぜこうも皿洗いから洗濯まで悔しい作業になるのだろうか。
なんでぴーがいるのに、私はモリオをおぶって家事をしているのだ?
朝ご飯を食べ終わってテレビを眺めているぴーに、
おんぶで皿洗いをしながら洗濯干しを促したところ返ってきた
「もうちょっといい?」に頭から蒸気ポッポー。

泣いて「私だって寝たいよ!ゆっくりネットだって見たいよ!」と
怒る私に、ぴー慌ててモリオを連れて外出。
押し入れの整理をしようと思いつつ、また昼寝して過ごしてしまった。
しかし寝る瞬間の「ああ、誰もいないのね・・・」という幸福感はなんだ。
いつも、モリオがいつ起きるか気にしながら寝ているからか?
しかしたった二時間でも離れていると、再会したモリオの可愛さに驚愕。

今日の祝日は、午前中に洗濯掃除をし、
昼にホームセンターで押し入れ用の服入れを買い、
パン屋で昼を買って公園で昼食。
一旦荷物を置きに帰宅してから、午後は近所の春祭りを見学に。
その後、車で初めて行く公園へ行き散歩、と一日動き回っていた。

夜、ぴーとテレビを見ていたら、同性愛の人の話をやっていて、
家族にカミングアウトすることについての葛藤を話していた。
「私、モリオがゲイになっても別に構わないなー」と言ったら
「うん、俺も別にこだわらない」とぴーが普通に応えたので、
大事なところで考え方が通じてるように思えて嬉しかった。
なんというか、子に対して、こうなるべき、と思ってない感じかなあ。

いい子に育てようとか、そういう無理な(私には)ことは考えないようにしよう。
私のモリオに対する願いというか、これは是非にというのは
人を殺さない、自分も死なない。だ。
欲を言えば、元気でいて欲しいとか、幸せでいて欲しいとか思うけど、
病気になることもあるだろうし、不幸せな時期もあるだろう。
優しい子になって欲しいとも思うけど、優しくない面だってあって当然だし。
なにより、私が私よりいい人を育てようなんて無理。
無理無理〜。

ぴーにハッとしたといえば、前に、テレビで自閉症の娘を持つ母親が
「反応が無いので、泣いているのをしばらく放ってしまったり、
 お風呂の時にこっちを見て欲しくて、
 冷たいシャワーを当ててしまった事もあった」と話しているのを見て、
ぴーが「求めて欲しかったんだね」と言ったことがあった。
ひどい親だとか言われかねない告白なのに、この人優しいなあ、
わかってるなあ、と妙に感動した。

色々と腹が立ったり、ぶつかったりもするけど、聞いてくれない人じゃない。
そしてそれは、意外となかなか居ないタイプなんじゃないかと思う。
私の父が寄り添わないタイプだったせいかも知れないけど。
ぶつかって、話し合って、これからも一緒に生きていきたい。
ぴーと一緒になれたことが、私の一番の幸運かもしれない。

とか言いながら、また数日後には泣いてキレてるかもしれない。


モーリー・しい子(藻)