■あんただけにそっと■
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平日、急に頭の調子が悪くなって、週の後半は何もせずにボーッとしていた。
2カ月の息子を殺しかけた母親のニュースを見て、怖くなる。 理由は3時間置きに泣くから、だそうで。 うう・・だってそういうもんなんでしょ?と思うけど、 それがどの位キツイものなのか、やってみないとわからない。 自分がそうなったらどうしよう、とびびる。
ぴーの職場が遠いので、赤子と2人きりの時間がほとんどなのが不安。 最近は大体、朝6時〜夜10時はひとりなので。 しばらくはゲーセン寄ったりせずに職場から真っ直ぐ帰ってくれるよう頼む。 そして、もし私がおかしくなったら、子どもを守ってくれるように頼む。 早々に引き離してくれと。 私も何かおかしいと思ったら、早めに相談すると約束。 うまくいかなくてイライラはするだろうし、基本的に思い通りにならない、 というのを肝に銘じておこうと再確認。 まだ無い事態に怯えて深刻になる私とは逆に、ぴーはなるようになると楽天的。
連休中は、図書館に行ったり、群馬へドライブ行ってラーメン食べたり、 最後の夏休みを取ったぴーと健診に行ったり。
前回の健診から、なんとか体重増えずに持ちこたえた! 胎児は300g増えて、とうとう1kg超え! また顔を映してもらうと、目をつぶって、 顔の前で手をモゾモゾ動かしていた。 か、かわいい・・・。 今回はちんこ判定は無かった。 今のところ逆子治っているみたい。 もう8カ月に入るので、そろそろ位置も固定する頃か。
あと、連休中は図書館で借りた本で久し振りに読書。 桐野夏生の「グロテスク」と「アイムソーリーママ」。 入院中読んだ「玉蘭」も面白かったけど、読ませるなあ、上手だなあと思う。 決着はつかない場合が多いが。 グロテスクを読んでいて、明らかに気が狂っているのに自分はわからないというのが、 他人事と思えなくて怖かった。 しかしそれを気にしすぎると、今度「私、頭おかしい?おかしくないよね?」という 破綻の来し方をしそうで、また怖い。 そうなった時はもう分からないんだから、心配しなくてもいいのかしら。
あと西加奈子の「通天閣」。 前にインタビューを受けているのをテレビで見て、好印象だったのを思い出して。 最初に入っていけず、飛ばし飛ばしで読み進めてしまったのだが、 途中で面白くなって最初から読み直した。 なかなか良かった。 そしたら数日後、またテレビでインタビューを見かけた。 曰く「戦争反対!とか、すごい頑張って反戦運動してる人の奥さんが、 家で寂しいって泣いていたとしたら、そういう人はとても嫌い」と。 良くわかるなあと思った。
モーリー・しい子(藻)
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