■あんただけにそっと■

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2007年09月24日(月) 不安定

平日、急に頭の調子が悪くなって、週の後半は何もせずにボーッとしていた。

2カ月の息子を殺しかけた母親のニュースを見て、怖くなる。
理由は3時間置きに泣くから、だそうで。
うう・・だってそういうもんなんでしょ?と思うけど、
それがどの位キツイものなのか、やってみないとわからない。
自分がそうなったらどうしよう、とびびる。

ぴーの職場が遠いので、赤子と2人きりの時間がほとんどなのが不安。
最近は大体、朝6時〜夜10時はひとりなので。
しばらくはゲーセン寄ったりせずに職場から真っ直ぐ帰ってくれるよう頼む。
そして、もし私がおかしくなったら、子どもを守ってくれるように頼む。
早々に引き離してくれと。
私も何かおかしいと思ったら、早めに相談すると約束。
うまくいかなくてイライラはするだろうし、基本的に思い通りにならない、
というのを肝に銘じておこうと再確認。
まだ無い事態に怯えて深刻になる私とは逆に、ぴーはなるようになると楽天的。

連休中は、図書館に行ったり、群馬へドライブ行ってラーメン食べたり、
最後の夏休みを取ったぴーと健診に行ったり。

前回の健診から、なんとか体重増えずに持ちこたえた!
胎児は300g増えて、とうとう1kg超え!
また顔を映してもらうと、目をつぶって、
顔の前で手をモゾモゾ動かしていた。
か、かわいい・・・。
今回はちんこ判定は無かった。
今のところ逆子治っているみたい。
もう8カ月に入るので、そろそろ位置も固定する頃か。

あと、連休中は図書館で借りた本で久し振りに読書。
桐野夏生の「グロテスク」と「アイムソーリーママ」。
入院中読んだ「玉蘭」も面白かったけど、読ませるなあ、上手だなあと思う。
決着はつかない場合が多いが。
グロテスクを読んでいて、明らかに気が狂っているのに自分はわからないというのが、
他人事と思えなくて怖かった。
しかしそれを気にしすぎると、今度「私、頭おかしい?おかしくないよね?」という
破綻の来し方をしそうで、また怖い。
そうなった時はもう分からないんだから、心配しなくてもいいのかしら。

あと西加奈子の「通天閣」。
前にインタビューを受けているのをテレビで見て、好印象だったのを思い出して。
最初に入っていけず、飛ばし飛ばしで読み進めてしまったのだが、
途中で面白くなって最初から読み直した。
なかなか良かった。
そしたら数日後、またテレビでインタビューを見かけた。
曰く「戦争反対!とか、すごい頑張って反戦運動してる人の奥さんが、
家で寂しいって泣いていたとしたら、そういう人はとても嫌い」と。
良くわかるなあと思った。


モーリー・しい子(藻)