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■ 愛されて惜しまれて
TV番組放映中に流れたテロップで歌舞伎俳優 中村勘三郎さんの逝去を知りました。 そこまで重篤とは思ってなかったので驚きました。
独身の頃 歌舞伎好きの同僚に誘われ一度だけ歌舞伎座に足を運んだきりの 知識に乏しい私にしても、勘三郎さんが梨園の旗手であったことは明白でした。
今朝の新聞紙面に親交が深かった方々の追悼の言葉が載っています。
劇作家で女優の渡辺えりさん 「権威のある人には強く、下のものには優しい。まさに太陽のような人」
家族と共に最後をみとった女優の大竹しのぶさん 「こまやかだった。ごみを片付ける人、幕を引く人、すべてのスタッフに対し、とてつもない愛を持っていた」
盟友の劇作家・野田秀樹さん 「かなしい、さみしい、つらい、痛切なる言葉を総動員しても、今の気持ちを表現する言葉が見つかりません」
TV画面を通して伝わってくる人柄の温かさや品の良さ、茶目っ気たっぷりの笑顔は実に好ましかったなぁ〜。。。。と文字を追いながら私も熱いものがこみ上げてきました。愛されて愛されて惜しまれて惜しまれて、ですものね。
今日の天声人語も勘三郎さんの早すぎる逝去を惜しむものでした。 私なりの追悼を込めて書き取りました。 合掌。
昨日の朝7時頃の空です。
夫を送り出した時には灰色一色だった雲に紅が射してきました。 すわカメラを持ち出しました。
知らなかっただけで、すでに亡くなってたんですね。。。。心なしか空も悲しげに見えてきます。
2012年12月06日(木)
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