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■ 無音の恵み
年末年始お休みしてたステッチは先週から始めています♪
一式入れた箱の蓋を開けた時、目に飛び込んできた刺繍糸の色鮮やかだったこと。 進行形のステッチはビビットな色が多いので尚のことでした。
手掛ける作品によって包まれる色こそ違え、身近に色彩があることは刺繍の大きな楽しみの一つです。
昨年始めた天声人語の書き取りは、"書かねばならぬ"では窮屈なので、心に残った記事に絞って無理ない程度に継続できればと、いっそう軽めの目標を定めました。
昼食後今年初めての書き取りをしました。
10日に掲載されたもので、引用されてた清岡卓行(たかゆき)さんの 「耳を通じて」と言う詩にいたく共感しました。
心がうらぶれたときは音楽を聞くな。 空気と水と石ころぐらいしかない所へ そっと沈黙を食べに行け! 遠くから 生きるための言葉が谺(こだま)してくるから。
心がうらぶれた とまでは言いませんが、最近気持ちが萎むことがありました。
以来ステッチをしてても音楽を聴く気になれず、音の無い静けさの中に安らぎを覚えていました。
鮮烈な出だしで始まるこの詩に共感できたのは、そんなタイミングだったからでしょうね。
逃げずに挫折や傷心と向き合えば、再起の手がかりが降臨する。 心のささくれが耐えぬ現代人にはそうした「無音の恵み」こそ良薬なのかもしれない。 〜一部抜粋〜
今しばらく静寂に身を置くことにしましょう。。。。
陽だまりのビオラ
ここ数日のあまりの寒さに夜は室内に避難させています。
2011年01月12日(水)
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