2010年01月21日(木)
朝からバタバタと洗濯や片付けを終わらせて病院へ向かう。 今日はインフォームド・コンセントの日。 13時までに病院に着かなくてはならない。 暇だ、暇だと主人が騒ぐ。PC持ってくれば良かった、と。 前回だってPC持ち込んで使わなかったじゃない。 勉強するって言って今回は置いてきたんじゃない。 やっぱりあった方がいい、とごねる。 たぶん、無理を承知のわがまま。 なので、今日ノートPCを持って行った。 その代わり、駅へはタクシー。そして、電車を降りた後もタクシー。贅沢。 キャリングバッグに入れてるとはいえ、粗忽者の私のこと、あっちこっちにぶつけそうで恐いから。
昼前に病院到着。 お昼ご飯を食べるのを見ながらあれこれおしゃべり。 その後、先生が「奥さんいらっしゃってるなら予定時間より早いですが、始めますが?」と説明室へ。
今日知ったこと。 ・頭部CT・アイソトープともに異常なし ・午後からの手術は簡単なものが多い(主人は午後から) ・3年前の手術がなければ、おそらく経過観察だった。それくらい腫瘍は小さいし成長も遅い。 ・同室お向かいのおじさんは主人と同じような手術(でも主人よりむずかしい手術だったらしい。執刀医も同じ)で、1週間前からの入院。 おじさんはすごく元気で、1週間後の主人の姿を重ねて、想像する。 ・白血病はウィルス性のものもあるらしい ・肺が煙草とかでボロボロだと縫合の時ちゃんと縫えずに崩れる→接着剤で結合 ・肺炎や結核を経験していると癒着してる可能性がある
説明が終わり、病室に一旦戻る。 その後、私がお昼を食べるためにラウンジの食堂へ2人で行く。 主人はココアを、私は昼弁当を注文。ローストチキンと刺身の定食。 みそ汁がしょっぱいのに、ほかのものは味が付いていない。 今度は私が食べるのを見ながら、主人がおしゃべり。 ただとりとめなく。
病室に戻る。うとうとと少し居眠りしてしまった。やっぱり夜よく眠れてない。 検温にいらした看護師さんに明日の移動時、どうすればいいか相談し、ベッドの上に荷物をまとめればあとはこちらで移動させますよ、とアドバイスされる。 このあと、看護計画の説明と麻酔医の説明があるはずだったのだけど、麻酔医の説明は下手をすると8時過ぎになると言われたので、主人に任せて帰宅することに。 入退院玄関まで2人で行く。 帰りがたく、コーヒー1杯ぶんの時間だけ自動販売機の前の椅子で話し込む。 やっぱり不安は沸き起こる。 万が一、万が一……そんなことが頭を過ぎる。 だけど、私以上に主人は落ち着かないわけだから、口には出さない。 大丈夫だよ、小さいうちにとれるんだもん、ある意味運がいいんだよ。 ポジティブ・シンキング。
朝から降っていた雪は止んでいたので、いつもとちょっと違う道を通ってみる。入退院玄関からまっすぐ坂道を降りればいつも乗るバス停の次のバス停が近いんじゃないかと考えたからだ。 試してみたが、やはり建物の中を抜けて外来玄関から出、いつものバス停へ行く方が近いっぽい。 少し歩きたい時は、今日通った道がいいかもしれない。
駅ビルのストアでお総菜を5品購入。パン屋さんでもパンを買う。 両方実家に持って行く。 早くに帰宅になったので、駅からまっすぐ実家へ。 お総菜を姑に渡し、手術の説明。ちゃんと図示した方がわかりやすいと思って、よることにした。 手術の話から、子の受験の話にシフト。いろいろこぼされて憂鬱。 帰り際にざっと雪かきをして、また駅まで歩き、駅からタクシーに乗って帰宅。 帰宅直後に、主人の横浜の従姉から電話。 また変なことを言っている。聞き流しながら、夕飯作るので(作ってないけど)と切る。 直後に、子の塾の先生から電話。 具合が悪いからと先生がいないうちに子が帰ってしまったらしい。 センター試験で玉砕してるのに、受験生の態度じゃない。平謝りに謝って、今後のことを話しているところに子が帰宅。 先生に今日中に再度連絡するからと約束して、いったん電話を切り、子と膝談判。 いつも通りの反応。かっとなって物を投げそうになるのを抑えながら(いくつかは投げた。当たっても痛くない物)いろいろと話す。 性根入れ替えてくれないことには進学もままならない。 本当に進学する気があるのか再確認し、今後のことをどうするのか本人の口からちゃんと言わせる。 主人に志望校変更について再確認の電話。寝ているところを起こしてしまったらしい。 その後、塾の先生に電話し、また平謝りに謝って、再度子のことをお願いする。明日は手術で数日私が留守だということも話す。 夕飯を作り始めたのは10時過ぎになってしまっていた。 時間も時間だったから、軽く湯豆腐に野菜を少し入れた物にする。 ほんとはちゃんとしたお鍋を作るつもりだったのに。
眠れないのでワインをあける。 飲みながらこの日記を書いている。 もうこんな時間。寝なきゃいけない。明日持たない。 でも、眠れない……。ボトルを開けてしまうとリスクが大きい。 寝なきゃ。
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2010年01月19日(火)
ここ数日、眠れない夜が続く。 今日も2時半に目が覚め、そのまま朝まで。
本日入院。 昨日タクシーを予約しておいたので、入院手続時間まで余裕をもって到着。 入院時の送迎を主人の友人に頼む予定だったけれど、日程が急に決まったし、アテになりそうもないので、タクシーにした。 帰りもその友人にお願いするかどうか悩んでいたが、やはり前回の退院時、アテにならなかった件が効いていて、私の友人にお願いすることになった。
入院手続中、健康保険限度額適用認定書の手続をしていないことがわかったので、私が帰りがけに申請することに。けんぽは駅のすぐ近くだ。 病室は乾燥している。 今日は比較的日ざしがあったせいか、とにかく暑い。 荷物を片づけただけで、汗をかく。
今日は麻酔科の術前検査とCT、動脈血の検査があるらしい。 自動販売機でお茶を買って、2人で飲みながら、説明を待つ。 看護師さんは明るくて楽しい人だった。 看護師さんから説明を受けていると、担当チームのお一人である女医の方が血液採取にいらっしゃった。 前回の手術の話題になり、担当医を聞かれ答えると、みんなで爆笑になる。 主人とその担当医の先生が似ているというのだ。 私も口には出さなかったけれど、そう思ってたので、一緒に大笑い。 主人一人だけ理不尽そうな顔。
今回入院したのは東棟の10階。 前回が西棟の8階だったので、窓からの景色がちょっと違う。 街中がよく見える。夜になるとネオンが綺麗だろう。
説明を受けているうちにお昼のアナウンスがあり、食堂へ。 主人の食べている脇で座って、メニューの観察。 鯖のカレームニエルをメインにして、厚揚げと白菜の煮付け、デザートがゼリー。 そんなのでおかず足りるの? ご飯は多かったらしい。うちで食べる倍の量が盛られている。 うちではご飯よりおかずメインだものね。
病室に戻って、一息ついたところで、私は帰る時間となった。 今日は子どもの新型インフルエンザの予防接種もあるのだ。 前から予約を入れていたのだが、日程が重なってしまったのだ。 3時〜の受付なので、2時の電車に間に合うように出なければいけない。 書類の手続もある。 ……ということで早々に病室を後にする。
病院を出た後、無性に煙草が吸いたくなる。 禁煙しているから、ニコレットガムを口に放り込んで我慢する。 でも、無性に吸いたい。 やっぱ自覚はないけど、それなりにストレスになっているんだな。
バスに乗り込み、駅前まで行き、書類を交付してもらいにけんぽに立ち寄り、その後、自分のお昼をドトールでとる。 2時ちょうどの快速に乗り込むことができた。 今回のため、モバイルSuicaの設定もしておいたので、楽だった。
子どもと待ち合わせて病院に行くと、季節性インフルエンザの時とは大違いで、ガラガラだったので拍子抜けする。季節性のときは受付から終了まで2時間近くかかったのに、今回はすぐに接種、30分の様子見で帰宅。
帰り道、子どもと一緒に塾まで行き、隣にあるパン屋さんでパンを買う。 その後、友達の家に退院時の件をお願いに行く。 快諾していただいて、ほっと一安心。雑談をいろいろとしたのちに帰宅。
疲れていたのか、いつの間にか寝ていた。子どもの帰宅で起こされる。 明日の朝ご飯のつもりで買ったパンを夕飯に食べてしまった。 洗濯機を回しながら、また少し寝てしまったせいか、中途半端に目が覚める。 明日の朝も早い。まだ数時間眠れる。 寝なくちゃ。
明日やること。 ・交付書のコピー。 ・バスタオル・ハンドタオルの補充。 ・着替えのシャツ・パンツ・カッターシャツ ・タオルケット洗濯→明後日持って行く ・子どもの受験料の振り込み こんなところかな。
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