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ロバの耳は王様の耳
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2001年11月19日(月)
女三十路前、超わがまま

あたし絶対幹事むいてへんのに、何故か毎年女友達の忘年会企画させられる。
皆とつながってると言う噂やけど、どうやら都合のいいやつらしいぞ。

女ばっかはわがままで嫌。

まず、日を決めるのに一苦労です。
そうでなくてもこの季節、普段暇なあたしとかも
年に一度の会ったりする友達が多く、飲み会連チャンとかなるやん。

それで苦労してみんなの予定をひねくりまわして、日を決めたと思ったら
簡単に「彼氏が〜」とかでドタキャンしてきたりとか。
それはもう別にどうこういわんけど、
彼氏最優先・女友達の約束は早くからしててもブッチOKとか?
それはその人のポリシーと思うことも出来る。

でもまた、最初から日にち決め直しとか言う雰囲気になるのは何故か?
盛り上げの重要人物なのであろうか。

どうでも良いけど、店も混んでくるねん。
日にち決められへんかったらもううちわで好き勝手にしようや。
6人とも予定あわせるなんて無理やねん。

で、あたしもきっぱりいついつ、無理なら来なくて良いと言うことを断言出来ないから四苦八苦するんよね。
メールばっか送ってるし。

たいてい「そろそろ飲もうよ」とか言い出しっぺが、ホンマに忙しいんか知らんけど都合合わせない。自分の予定を動かすって言う事をしないねんから。

じゃぁ、「暇〜」って言うな!
プリプリ。
なんか腹立ってきたな。
いっつも文句ゆってるような。さすが『王様の耳はロバの耳』
文句言う壺だもんね。
あ、物語では文句をゆってるわけじゃないね。




2001年11月20日(火)
映画の世界

昨日の夜中、トム・ハンクスの『キャストアウェイ』を観た。
映画館で観そびれて、トム・ハンクス大好きなんでビデオで観る楽しみを
ずっと先延ばししててん。
いやー、1回目はたいした事ないなって感じだったけど
2回3回と観てると、やっぱ彼の演技はすごいね。

島に漂流して1500日ひとりぼっち、
そこでバレーボールに生まれる友情なんて、泣いちゃった。
おかしくて、かわいそうで。
また大好きな映画が増えた。

もう一本中国映画の『初恋のきた道』も観たけど、
泣けるってお薦めされたけど別に…でした。
主人公の愛らしさと一途さが、もしかすると30代40代とかの
おじ様には受けるかも。
ほとんどストーカーと思われるほど、恋する相手をつけまわすの。
一生懸命なのだけど。

いやー映画は素晴らしいです。
素晴らしい作品に出会うとご機嫌になっちゃいます。

『ブリジットジョーンズの日記』もいいよ。
映画館女の子だらけだったけど。
小気味よくて後味すっきり、林真理子の初めの頃のエッセイに似てるって
何かに書いてあったけど、そんな感じだよ。
観た後の帰り道は、ごっつう前向き気分で
あたしも明るく過ごして絶対幸せつかむんだから!と言う気分になったのでした。




2001年11月21日(水)
写真がコワイ

びっくりしたなもう〜
今日もらった写真のおそろしくブサイクなことといったら…
何かの間違い?と思いました。
しかも必死に仕事してる上に投げ捨てていくなぁ、総務部長。
どう考えても拡大鏡に映ってるとしか思えない顔のでかさ、
そしてむき出した腕の太い事と言ったらあなた。
そして酔っ払っている。
顔は猿、目は潤み化粧はとれて眉毛が途中でなくなっている。
ま、どうでもいいけど。(全然よくない)

写真ってムヅカシイね。
自分がかわいく見える顔って分かるけど、どれもその顔してたらいやらしいし。
自然ショットでいい感じの写真撮ってくれる人は貴重だ。




2001年11月22日(木)
たらふく中華

今日は会社のおじいちゃんの送別会だったので、
花束用意したり、飲み会の後の2次会のセッティングなど結構走り回りました。
定年は過ぎてはるのですが、会社に50年はいた人で、
仕事面ではボケたとこもあって、結構喧嘩したりもしたけど
あまりの老人ボケに笑ってしまうところもあって全く憎めない人っているんだなって思ったりしました。

今は何もかもコンピューターの時代で、古きよき時代のこと忘れがちだけど
そんな下積みがあったからいまの仕事が成り立っているわけで
それを、あたし達世代が伝えていかなければならないと思う。

使い古されたセリフだけど、今日初めて親身に考える事が出来た。

あたしもニコニコしたやさしい顔の老人になりたいな。
誰からも祝福されて送り出される人になりたいもんだ。




2001年11月23日(金)
ブチ切れ

今日駅の中の小さな書店で、すんごくむかついたことがありましたー。

身長が170くらいで体重も70くらいありそうな大女が
店員と話してました。
マフラーをぐるぐる巻いて、カジュアルな格好で高校生メイクしてるけど
多分25歳くらいだろう。
なんか漫画を探してて、それがあるのかどうか店員に聞いていた。

その態度がねー
大女「昨日は2冊あったんですよ」
店員「ですから今在庫切れなんです」
大女「え、書庫かなんか見に行かなくて分かるんですかーぁ?」
店員「わたくしそこの担当ですので」
大女「(店員を見下した感じで)あなたがーぁ?」

大女と同じ年頃の女性の店員も、それまでにもひと悶着あったみたいで
完璧に頭にきてるもよう。
お互い丁寧に敬語ではなしてるねんけど、ただならぬ雰囲気やった。
一食触発ってやつ。
とにかく女子高生しゃべりのこういっては何ですが、
店員に気持ちを察するに「なんじゃこの大ブス」ってとこでしょうか。
そこまでえらそうにされる覚え無いって感じの態度なの。

まーそこまでは、周りの人も少し不快で、でも耳をそばだててる程度だったんだけど、大女が
「ほんじゃもーいいです」プイってエライ勢いで店を出ようとした通路に
あたしが同じ方向向いて歩いていくとこだったんだけど
「どけよっ」って言われたんですぅぅ!!
屈辱的。

出来はしないけど追いかけていって、肩をわしづかみし
振り向かせ、ゲンコツで殴ってやりたいくらい。
あたし短気ですし、そういう女は許せない。
今度会ったらタダじゃ済まさん。




2001年11月24日(土)
届け、愛のメッセージ

本日11月24日は大好きなあのお方の誕生日なんです。
あたしの日記に登場する“好きな人”は2人いるので、読んでくださってる人は
「?」と矛盾した風に思われるかもしれませんね。
2人とも結婚してるんで、まったくバラ色の未来はありません。

K野くん(32、見かけは…32)・・性格悪い説教男。いきがってる甘えん坊。                  年上女房がいます。離婚あるかも子供なし
Y之さん(39、見かけは…30)・・旦那にするなら絶対この人。独身なら迷わ                  ず告白してます。家庭円満。子供2人

でもあたし不倫なんてする気はないです。彼らは都合よく、あたしを誘ったり
K野には何度もキスされてしまいましたが、彼はあたしを骨抜きにしてるつもりらしいけど、女だってそこまで馬鹿じゃないと思いません?
彼氏がいなくてつまんないと、誘ってくれる人が結婚してても嫌いでなければ
行ってしまいます。
特に結婚してる人ってぎらぎらしたところがないし、すごく安心感もあるし
本当はあたし達独身の方がお金あるんだろうけど、
奢ってくれたりしても、素直にご馳走様って言える感じ。
独身男だと、何度も奢ってもらうと気になっちゃう。

でもたまに、彼らを恋しく思うことはある訳で。
それが彼氏出来ない理由かもって思うんです。

ほんで、今日はY之さんの誕生日なんですよ。
きっと今夜は野球を終えて、家族でパーティーですよ。

あの優しい人が旦那なんて羨ましすぎる。あの人の笑顔さえあれば、
あたしならどんな事にも絶えられる。
奥さんも彼にぞっこんらしいよ。
結婚15年目なのに焼きもちもすごいんだって。別にものすごい男前ってことも
ないんだけど、やさしい顔しかしないの。

とにかく
お誕生日おめでとう、よっちゃん。結婚しててもいいから、これからもあたしの心の側にいてね。





2001年11月25日(日)
おやこ

今日お菓子を食べながら、夕方のテレビを見ていたんだけど
里親に会いに行く施設の子供のドキュメントだった。

子供は子供なりに色んな事考えて毎日を生きているんだよね。

親になるんなら、色んな覚悟は本当に必要だと思う。
食べ物を与えれば自然に大きくなってくれるけど、
どんな子に育つかの責任は持たなければならない。

今日見た番組では、実の母でありながら我が子と一緒に住むことが出来ない人も
いたけれど、その人は子供に自分のいやな面を見せたくないのだと言う。
嫌な事があったら子供に当たってしまう、大人の自分が子供に本気で殴ってしまう、それに恐怖を覚えて子供を手放したという。
とてもデリケートな人なんだと思う。
だからといって一緒に住む事を辞めれるものなのかな?

親と子だもん。
色々あるけど、一緒に生きていくのが一番いい。

子供の頃、母と喧嘩して「お母さんだって人間やねんで」と言われたことがある。
あたしが中学生くらいの事か。
それまで、母は母という生き物だと思っていた。
でもそれから、お母さんもあたしと同じように毎日、嫌な事があったり
嬉しい事があったりするんだって思った。
だから機嫌の悪い日もあるし、しんどくて凹んでる日もある。
当たり前の事なのに、分かっていなかった。

この頃は家族について何か考える事もないけど、
父に対しては相変わらず冷たい態度を辞められなくて、
もうあとは結婚式での和解でしかないと思っているけど・・

きっともっとつらい環境で生活してる人だっていると思う。
今、帰る家があり、ご飯を作ってくれる人がいることを
感謝している。多分こんな事思うのは今年最後だと思うけど。