Diary
沙希



 どしゃぶりの雨。

時に考えるコトさえバカらしくなって

ただ眠りたくなる。
ただ眠ってたくなる。

もう何も考えなくてもいいように。

ただ眠りたくなる。
ただ眠っていたくなる。

+++++++++++++++++++++++++++

今日はね、どしゃぶりの雨で
ただ傘をささずに外を歩いてみました。

なんかホントに今ココにいるのが現実なのかなって
時々バカみたいなこと考える。

答えはわかってる。

ココは現実。そして日常。

ちゃんとわかってる。

でも時々ホントに不安になっちゃう。

わたしの姿が誰にも見えてないんじゃないかって。

たった一人で部屋にいるときよりも
教室で自分の席に座ってるときとかのほうがよくそういうコトを考える。

わたしはココにいるのにいないんじゃないかって・・・。

だからね、今日はどしゃぶりの雨の中
傘もささずに外を歩いてみました。

冷たい冷たい雨がわたしの存在を教えてくれる。

『君はちゃんと生きてるんだよ。』って

そう教えてくれた。

2001年11月03日(土)



 そうやって。

情報が溢れる世の中。

言葉が溢れる世の中。

本物を見つけるのは難しい。

一個一個の価値を見極めて、自分なりに消化して受け入れて・・・。

間違いがタクサン潜んでるなかから

本物を引っ張りださなきゃイケナイ。

わたしにできるかな??

やらなきゃイケナイ。

だから僕らは考えて考えて

      迷って迷って

      悩んで悩んで

ちょっとずつでも前へ進んでいくんだね。

それでいい。

いっぱい間違ってこそ本物に近づいて。

それでいいよね。

いっぱい傷ついてこそ強くなるんだ。

そうやって前へ進むんだ。


++++++++++++++++++++++++++++++++

生きてることを知った時

きっと僕は死ぬんだ

世界の半分が嘘でできていると知った時

きっと本当の真実を知るんだ

きっとそういう風にできているんだ

きっとね。

きっと。

2001年11月04日(日)



 凹み・・・。

凹んでます。

もぉそれはそれは凹んでます。

なんかもぉ・・・

やってらんねぇ。


どっか深いところへ行きたいな。

ずっとずっと深いところへ。


情報が交錯してる。

僕はどれをとればいいのか知らない。

わかんない。

いろんなニセモノに惑わされてホントの本物すらわかんなくなりそう。

嘘かホントかわかんないことをさぞ本物のように話さないでください。

頭がパンクしそうです。

だからテレビは嫌いんなんだ。

すっごいすっごいウソクサイ世界は好きだけど

嘘とホントが混ざっている現実なんてシャレになんないでしょ。

テレビ見てるとムカツクんだ。

テレビなんていらない。

音楽だけでいい。

音楽があればいい。



あぁ〜あ・・・支離滅裂。


ついでに言っとこう。

わたしは嫌いなやつはとことん嫌い。

愛想なんてつかってらんないよ。

徹底的に嫌ってやりたい。

だけどね、好きな人は大好き。

無条件で優しくできる。

でもね、今日の好きが明日の好きとは限らないよ。

つまりはそぉいうこと。

2001年11月05日(月)



 笑いたい。

なんかすっごいバカなことがしたくなった。

何がそんなに楽しいんだろうってぐらいちっちゃいことでも笑えるようになりたい。

すっごいバカなことをして大笑いしていたいってそう思った。

ツマンナい冗談に笑って、ちょっとしたハプニングに笑って。

毎日笑って暮らせたらきっと幸せ。

細かいことをグチグチ悩んでるよりもきっと素敵。

もっともっと楽しいことをみつけようとおもった。

もっともっと面白くしていこうとおもった。

今の生活は静かすぎてツマンナい。

イラナイものをのけてったらね

欲しいものまでこの手からすり抜けてたの。


もっともっといろんなものをみて

もっともっといろんな人と話して

もっともっと笑ってたい。

2001年11月06日(火)



 淋しいの。

あまりにも痛かったから

もう今すぐ忘れてしまえたらいい。


手近な優しさに甘えてみて

簡単な優しさに甘えてみて

結局なにも手に入らなくって

前よりずっと淋しくなった。

間違ったことに気づいた時にはちょっとだけ行きすぎてて

ココロがどぉにもなんなくなってる。

ねぇ、あのね。

淋しいの。

淋しいの。

淋しいの。

でもね、誰もイラナイ。

何もイラナイ。

今は・・・。

イラナイ。

2001年11月07日(水)



 ヤケド。

もう冬だし。
だんだん人の温もりが恋しくなっちゃう。
そんなこと考えながら歩く道。
誰もいなくって。
時折吹きすさぶ風にのせて詩をうたってみたりする。

今は何もなくていい。
このすっからかんのココロでもいい。

ただそう思って。
今日も一人で歩いてみたりしてる。

イツカは誰かたった一人が見つかるから。
なんて気やすめなんかしつつ。

でもね。
だけど。
あなたの声でヤケドした。
あなたの言葉でヤケドしちゃったよ・・・。
ココロが熱くなってひりひりするの。
痛いぐらいに。

もうこんな冷たい風が吹いて
もうこんなに落ち葉は舞い落ちるのに。

でもね。
だけど。
こんな気持ちはイラナイ。
また同じ過ち。
いつもと同じ結末待ってるって知ってる。

さよなら。
ばいばい。

二度とね。
もう二度と。
そんな言葉聞きたくないの。

『好き』とか『愛してる』とか
そんな気持ちを重ねれば重ねるたびにヤケドはヒドクなってって
ひりひりするよ。
ココロが熱くてね。
死んじゃいそう。
痛くて。

だから・・・
お願い。
もうコレ以上側にいないで。

大好きだから。

2001年11月08日(木)



 あたしはこっからいなくなる。

夕方 帰宅ラッシュ
交差点の脇に立って
流れてく車のヘッドライトを見つめ
あたしはこっからいなくなる

オレンジ色の街灯と真っ暗な空と白い車のヘッドライトと
夢か現実か 区別もつかなくなるぐらいの
一見 幻想的な光景の中
あたしはこっからいなくなる

1日に何度点滅を繰り返すんだろう
赤と青と黄色を交互に照らし出す信号機の下
さながら初めて地球に降り立った宇宙人の心境
あぁ あたしはこっからいなくなる

確かにココは地上で
あたしは地球の上に立っていて
今日はただの今日で
時間は変わらず流れて行くのに
ココにいるのにいないみたいな
あぁ ココはどこなんだろう

あぁ あたしはこっからいなくなる

2001年11月09日(金)
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