飼い猫が膝のうえにのりたそうに顔をのぞく わたしはあぐらをかいて、ねこがまるまりやすい環境を つくってあげる そうするとそこにおさまりまるくなる
ねこの眠りがふかくなってくると ずしっと重たくなってくる 素直に閉じられた目やふわふわのおなかの毛、 まるまった手 くるまるかんじの口元、 かすかなにおい 少し水分を含んだ温かい体温をかんじていると ふしぎな気分になる
宇宙を抱いてる
こどもを宿すってこういうかんじだろうか
琥珀色の薄い皮膜をもった温かい丸い袋が揺れている うっすらと血管がみえる そんなイメージ
*
今日のおうた
「Pop」 song by Salyu
気がついたら 広い荒野からまた バスが走り出した よく見たなら シートに僕らが座っていたよ 窓の外には 遠い空と 遠い地平線が 広がる それだけ
この世界が正しいものかは 分からない 分かるはずない これが夢か 現実なのかさえ 意味がない 目覚めたくはない 感じている このビートのよな 鼓動に 近い宇宙(そら)
lonely lonely 孤独だけ 教えている 灯台のように照らしてる pop lonely lonely いつからか この世界は 愛と勇気を探す旅になったよ
ネガとポジが混ざり合っていたら リアルな気分になった こんな夕日の 凄さに過激な 気持ちに なってしまうけれど 世界の 終わりに近いとは なんだか 思えない
lonely lonely 悲しさと間違えないで 気づかないうちに助けられていた lonely lonely 見捨てられた昨日でさえも 泣き笑いみたいに キラキラしていた lonely lonely いつからか この世界は 愛と勇気を探す旅になる
lonely lonely 孤独だけ 教えている 灯台のように照らしてる pop
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自分の心をなぞるような歌詞だなあって思った。 「泣き笑いみたいに キラキラしていた」 っていうところは私が言葉にできないでいた言葉だった 人生は悲しくおかしいっていうのの「悲しい」っていう表現が なんか違うな〜と思っていて。 この歌詞で、そう、コレだー、と思った。泣き笑い。 そしてそれはとてもキラキラ輝いてる。
今はこの歌詞にもう一行なにか付け加えたい気持ちだけれど まだうまくは言葉に表現できない
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