学生時代の友人などは 結婚を機会に別の面が見えてきたりする。 社会的価値観とでも言うのか…。
中にはそのあまりのギャップに驚き、躊躇してしまう ような人もいる。 どれが正しくてどれが正しくないなんていえないけど 自分としては「?」と思うこともある。 学生時代は仲良く時間を過ごしただけに、困惑する。
出産祝いを気持ちばかりでもしたのだけど、 別の友人が高額の贈り物を贈ったことを 私の前で「○○さんはちゃんとした人だってお父さんが 言ってた」とか言われた時はこの人はどういう気持ちで そういう話を私に聞かせているのだろう、と思った。 私はちゃんとしていない人、ということだろうか…。 ちょっと信じられなかった。
そういうような「アレ?」と思うことが続いて 自分の価値観というものをしっかり言ったこともあったけど なんだか平行線だった。だからもう仕方がないのかな…と 思っていて、そういう態度が相手にも伝わっていたと思う。
だけどまた久しぶりに今日電話が来た。 彼女は結婚して旦那さんの姓になったのだけど、父親の 病などが心配で家に一緒にいたい…などなど色々な理由が あって旦那さんを養子にして同居というかたちにした。 それはそれで旦那さんの家族といろいろもめたみたいだけど (なにしろ旦那さんは長男だったので) その養子になったことのお披露目会を○○(高級料亭)で する。父親が友人も呼べというのだけど…ということだった。 「でもさー結婚式にもう来てもらってるし、気を遣わせちゃう じゃんねー。いやお父さんは何も持ってきてもらわないでいい っていいって言ってるんだけどさー。」んーー…今までの 流れだとそれは逆の意味なんだよね。なんかお祝い持って いかなきゃっていうことなんだよね。 …なんていうか…お金のことじゃなくって、お祝いってもっと 自然な気持ちでするものなのにほんと嫌な気持ちになるなーと。 お披露目会は言ってみれば体裁だと思う。すごく体裁が大事。 そういう価値観なんだと思う。別に…親族だけでやって 友人にはハガキで…ってことでも全然いいと思うんだけど… 「かっこがつかない」から私を呼ぶのだ。 付き合いが遠ざかっている私なのに、きっと他に呼ぶ人が いないんだろう…。「他に誰が来るの?」の問いにもあやふや で答えられないでいたから…。 なんだか…かなしいっていうかなんていうんだろうな…哀れとも 違うかな…。あんなに楽しく一緒にすごしたのになあっていう 気持ちがどうしてもある。好きなとこだったいっぱいある。
とにかく思うのは彼女にとって父親があまりにも大きすぎ、 絶対であるということ。いつか彼女がきちんと自分の足で 立てるといいんだけど。。
結局参加を受けた私。お金はないけどね。 あなたへの気持ちがなくなったわけではないから。 人は嫌いだけではできてないんだから。
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