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2019年02月17日(日) ■ |
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学習障害、ひっくり返すと、生涯学習 |
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わが町自慢の「第218回泉のまちカレッジ」 講師はなんと翌日に「落語独演会」を開く「柳家花緑」師匠。 演題は「独演会では喋れない話。お値段以上のカロク」 (講演会の参加料は200円なので、講師が花緑さんでも200円(汗)) いつもとは違ったスーツ姿で登場した彼は、ほとんど立ったまま 落語とは違った雰囲気と話術で、私たちを楽しませてくれた。 自らの「発達障害」をカミングアウトし「先端をいく落語家」と 笑いを取りながらも、寄りかかれるところが出来たので とても楽になった、とさりげなく胸の内を明かしてくれた。 彼の発するフレーズは、シャレがあったり、オチがあったり、 私のアンテナに引っかかるメモは溢れたが、今回はこれ。 「学習障害、ひっくり返すと、障害学習」 文字にすると面白くないが、音として聞くと、 「学習障害、ひっくり返すと、生涯学習」となり、1人で苦笑いした。 まさか、我が課が「生涯学習課」と知っての話ではないと思うが、 私のツボにはまってしまった。 冷静になり、文字にして読み返すと、意味もよくわからない(笑)、 けれど「学習障害」も引っくるめて「生涯学習」なのかもなぁ、と、 定年退職間際で「生涯学習」の求めるところが見えてきた気がする。 「生涯学習、ひっくり返すと、学習障害」という意味にもとれるし、 生涯学習って、本当に奥が深いなぁ。
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2019年02月16日(土) ■ |
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柿田川(公園)を案内する人を、丁寧に案内する |
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柿田川公園内を、朝夕の通勤路にしていると、 時々、観光客ではない人たちのグループと出くわす。 先日は、就職したばかりだろうか、新米バスガイドさんらが 先輩バスガイドに連れられ、まだ朝早い時間帯に、 柿田川(公園)の案内方法、案内ルートなどを教わっていた。 それが私の通勤ルートとダブり、彼女らと一緒になって 先輩バスガイドの説明を聴くことになってしまった。(笑) 気分は、新米バスガイド・・というつもりで聞いていたが、 ついつい、先輩バスガイドをはじめ、初々しい彼女らに、 地元ならではの情報を伝えたくなってしまった。 例えば「神秘なブルーの湧き間」を見て歓声を上げていたが、 「実は、第2展望台の湧いている様子は、午後になると、 太陽光の反射で見えないんですよ」など。 「えっ、そうなんですか?」と、一番反応したのは、 先輩バスガイドだった。 「これからは、柿田川公園は午前中に寄りますね、 そういった情報はありがたいです、ありがとうございました」 そんなことを言われ、ふっと気がついたこと。 柿田川(公園)を案内する人を、丁寧に案内するのも、 ひとつの広報戦略だな。
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2019年02月15日(金) ■ |
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「ラスト・スパート」ってこういうことかな |
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久しぶりに、私のつぶやき。 38年間の公務員生活、残すところ45日。いやも45日もある。 と言うことは、30年度も同じ日数ということ。 課のスタッフにも「もうひと踏ん張り」が人間を成長させるんだぞ、と 声を掛けているが、本当は自分が一番、実感している。 だって、毎日書くことができていた「気になる一言」を、 ゆっくり書いている時間がないくらい、毎晩何かしらの用事があり、 帰宅して、柿田川の写真や動画をアップすると、眠たくなる。 そして、布団に入ってそのまま爆睡・・の日々が続いているから。 今まで「土・日」が忙しいと言っても、イベントは1つ。 しかし、これからの週末は、午前、午後と2つ重なったり、 さらに、夜の飲み会なども加わり、 「午前、午後、夜」の時間帯が埋まりつつあるけれど、 その1つ1つを丁寧にこなしていくと、 今まで感じたことのない「達成感」を味わうことができる。 だから「朝風呂」に入りながら、 「『ラスト・スパート』ってこういうことかな」と呟いた。 あとは、ゴール直前で失速しないこと、に注意して、 走りきってしまうつもりでいる。 この体験は、今年しか体験できないことなんだろうなぁ。
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2019年02月14日(木) ■ |
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恐竜にも絶滅危惧種の保護を与えるべきか、見殺しにすべきか |
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映画「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(J・A・バヨナ監督)から。 冒頭、私たちに大切な判断を投げ掛けられた・・そう思った。 「恐竜にも絶滅危惧種の保護を与えるべきか、見殺しにすべきか」 これは「恐竜」に限らず、人類が常に意識しなければならないこと。 「絶滅危惧種」を守るために「外来種」は悪役を演じ、 さらに「在来種」と呼ばれるものまで、だんだん減っていく、 それが果たして、自然な流れなのか、自問自答している私がいる。 私の意見は、作品内でこう主張したマルコム博士と似ていた。 「人間が歪(ゆが)めた自然界の流れを正す時です」 恐竜は、この時代に生きていけない危惧種であり、 一度「絶滅」した種を復活させ保護しようとする動きこそ、 私たちがしてはいけないことであり、「人類のおごり」と言うしかない。 人類が自らコントロールできない「恐竜」や「原発」などを、 勝手に「彼らにも命がある」とか「安全だから」と主張し、 推し進めようとする考えには賛成しかねる。 映画の物語としては、とてもリアルで面白かったが、 現実になったら、私は「見殺し」に一票を投じると思う。 「人類は自らが招いた激変に見舞われるのです」 マルコム博士の言葉は、重たかったな。
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2019年02月13日(水) ■ |
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なぜ「溶岩流」は清水町で止まったか? |
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柿田川の湧水を語る上で、一番大切なのは、 8500年前(氷河期)の大爆発でに流れてきた「古富士泥流」と 縄文時代の噴火で流れた「三島溶岩流」の間を通って、 約28年の歳月をかけながら、富士山から40キロ離れた この場所から、湧き出ている仕組みではなく、 どうして、この場所で「三島溶岩流」が止まったか?だと思う。 ついつい、観光客に湧いている仕組みを説明したくなるが、 日本全国、湧水が湧いているので、その仕組みは珍しくない。 それよりも、溶岩が駿河湾まで流れ着かずに、 この地(清水町)で止まったのか、私は知りたい。 これを知るには、噴火当時の状況や、 近辺の地質を調べる必要があるんだろうな。 益々、興味が湧いてきた「柿田川湧水群」である。
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2019年02月12日(火) ■ |
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ワーグナーを知らずして、国家社会主義は語れぬ |
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映画「ワルキューレ」(ブライアン・シンガー監督)から。 まず始めに、タイトルの「ワルキューレ」の意味が 知りたい、と観始めたら、ある「作戦名」だとわかる。 ヒトラーと、彼を暗殺しようとする シュタウフェンベルク大佐との駆け引きは面白かった。 ヒトラーは、計画の変更に目を通しながら、 その計画変更の意味を感じながら、彼に語る。 「ワーグナーは知ってるな。 ワルキューレは、神に仕える『戦いの女神』、 生かす者と死ぬべき者を選び、 最も勇敢な者を苦悶の死から救った。 ワーグナーを知らずして、国家社会主義は語れぬ」と。 北欧神話をモチーフとしたとされる「ニーベルングの指環」は ワーグナーの代表作で、作品中も流れていたけれど、 ヒトラーは自分の暗殺計画を知りながら、 その女神は私を選ぶ、と言いたげな台詞だった気がする。 結局、暗殺計画は失敗し、関係者は処刑された。 原因は「どうすべきか迷った時は、何もするな」という考え方や 最後まで「勝利する側につくため」判断をしなかった人たち、 さらに「これは、軍事行動だ。計画どおりには進まん」と 決めつけていた仲間の意思の弱さであった気がする。 軍服を着た外国人は、みんな同じ顔に見えてしまう。(笑)
P.S. どうみても、場面設定は昼間なのに、 画面には(PM12:45)、和訳も「午後12時45分」。 もうひとつ(PM12:15)でも同じことが・・。 「午後0時45分」じゃないのかなぁ。
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2019年02月11日(月) ■ |
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文字がいつでも読めるように毎年スミを入れる |
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全国の観光地に行くと、石碑が気になる。(笑) その観光資源の歴史などが書かれているが、じつは読みにくい。 なぜか?と考えたところ、石碑建立で目的達成してしまうから。 その後の「メンテナンス」(スミ入れ)はされていないところが多いのは、 読めないくらいかすれていた方が、歴史を感じさせる趣きがある、 そんな理由か、単に予算確保が出来ないからに違いない。 しかし、毎年、キレイにスミを入れている石碑があることを知った。 (すみません、紹介しておきながら、場所を忘れました。(汗)) メモしたのは、その狙い。 もちろん、せっかく建てたのだから読んでもらいたい、と思うが、 その他に、毎年スミを入れることで、石碑全文を読み直すことになり、 建立当時に関わっていなかった人たちにも、愛着を持ってもらえる。 その作業に子供たちが携わることができれば、 郷土の勉強にもなるなど、メリットの方が多そうだ。 今一度、町内に点在する「石碑」について調べてみたい。 そして、スミを入れ直せるものなら、みんなで作業したいな。
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2019年02月10日(日) ■ |
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起きてから13時間しか集中できない、あとは酩酊状態 |
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先日、講演会でこんな話を聴きました・・と教えてもらったこと。 それは「人間の脳」について。 「起きてから13時間しか集中できない、あとは酩酊状態」 なんとなくだけど、なるほどなぁ・・と思ったので、メモ。 午前6時に起きる私は、午後7時までが限界。 それ以後は、何をしても酔っぱらいのような、酩酊状態。(笑) だから、遅くまでの残業は集中できないってことなんだろうな。 さらに「睡眠」について、脳との関係を教えてもらった。 「睡眠の前半は、疲れを取るため(体力の回復)、 後半は、ストレスをとるため(心の回復)」を繰り返している。 これまた、なるほどなぁ・・だったのでメモをした。 特に、後半のストレスを取り除く作業がうまくいかないと、 目覚めの時に、スッキリしないってことなんだろうと思う。 やっばり睡眠不足って、ダメだよなぁ。
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2019年02月09日(土) ■ |
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会いたい人も話したい人も僕には誰もいなかった |
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映画「雲のむこう、約束の場所」(新海誠監督)から。 新海作品は、映画「言の葉の庭」から入ってしまったからか、 どうしてもその洗練された背景画に目がいってしまい、 ややもの足りなさを残して観終わった。 メモした台詞も少なく、ピックアップに迷ったが、 ストーリーに関係ないかもしれない台詞を選んだ。 「3000万人以上の人間が暮らす街で、考えてみれば、 会いたい人も話したい人も僕には誰もいなかった」 全体を包み込むイメージに「孤独感」が感じたからだ。 日本には、こんなに多くの人たちが暮らしているのに、 会いたい、話したい、と思う人がいないという淋しさは、 現代の抱える課題にもなっている気がする。 特に高齢者の「孤独死」の記事を目にするたびに、 誰か1人くらい、会いたい人とか、話したい人がいるだろう、 そう思うが、残念ながらそういう人も思い浮かばず、 「淋しさ」を抱えてまま、死んでいく。 主役の少年たち2人を吹き替えをした、 俳優「吉岡秀隆さん」「萩原聖人さん」の声が、 なぜか、そんな雰囲気にピッタリで、驚いた。 顔の表情ではなく、声だけで雰囲気を醸し出す声優に、 拍手を送りたい。
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2019年02月08日(金) ■ |
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育児休暇を、近くに住む、おじいちゃん、おばあちゃんに |
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働き方改革、男女共同参画・・等、いろいろな施策で、 若いパパ・ママに「育児休暇」を取得させようとするが、 現役バリパリ、脂が乗っている世代は、 そう簡単に「育児休暇を」とは言えないもの。 それよりも、近所に住む、定年間近の 「若いおじいちゃん、おばあちゃん」に「育児休暇」を 与えた方が現実ではないかな、なんて感じた。 職場では窓際族ではないにしても、有給休暇が余り、 休暇が取りやすい環境にいる、そんな気がしたからだ。 「子どもが突然の発熱、だから休暇をください」より 「孫が突然の発熱、お父さんもお母さんも、 急には休めないから、私が休んで面倒をみます」の方が、 周りの誰もが「早く行ってあげてください」となるのでは? 若い人たちの子育てを応援するのなら、お金だけでなく、 そういった、周りの人たちの支えも応援であろう。
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