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しもさんの「気になる一言」
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2020年08月06日(木)
金魚には、塩素のない水を与えたいから

毎日、柿田川公園を訪れる人を見ていて、
というよりも、公園駐車場内のドライブイン「湧水の道」に
設置されている「湧水」を汲みにきている人たちは、
新型コロナウィルスで大騒ぎする前から変わらない。
(一時、水汲み場も閉鎖したけれど・・)
好奇心旺盛の私は、その使い道が気になり、
時々、車のナンバーを確認しながら、
わざわざ遠方から「柿田川の水」を汲みに来る方々に、
その使い道を聞いてみることがある。
自宅での珈琲を入れる時の水に使っていたり、
業種は教えてくれなかったけれど、お店の調理に使っている、
なんて人もいた。
根拠はないけれど、健康になった・・という人まで。
その中で、へぇ〜と思ったのは、
「金魚には、塩素のない水を与えたいから」という使い道。
淡水魚には、この水がいいんです・・と言う。
そういえば「ラーメンを茹でるのに最高」と言う話も聞いた。
その効果は定かではないが、いろいろな人が、
霊峰富士山からの恵み、として捉えて、大切にしてくれている。
その想いが嬉しかったなぁ。



2020年08月05日(水)
あなたを癒す処方箋


何年か前、ある図書館で見つけた企画だったと思う。
入り口を入ってすぐのところにある「特集コーナー」
私の目を引いたのは「あなたを癒す処方箋」と書かれた棚。
そこには、病院隣接の薬屋さんでいただく薬の袋に似た中に、
本が1冊とか、複数冊入っているだけ。
「寝不足のあなたへ」と書かれた袋とか、
「人間関係に悩んでいるあなたへ」と書かれた袋など。
もちろん、配架するだけより手間が掛かるけれど、
司書さんがどんな本を勧めてくれるのか、楽しみが増える。
読後の感想も、おかげさまで、気分が良くなりましたとか、
言えそうな気がするし。
読んだ本が溜まっていく「読書通帳」よりも
司書さんとコミュニケーションを図りながら、
元気になっていく「読書健康カルテ」みたいなのがいいな。



2020年08月04日(火)
川が天然記念物って珍しいよね

毎朝、柿田川公園内を散策しながら出社しているが、
途中で耳にする来園者の言葉に、一喜一憂している私がいる。
若い男女が、手を繋いで歩いてきたかと思ったら、
川が見渡せる「八ツ橋」のポイントで、男性がこう呟いた。
「川が天然記念物って珍しいよね」
女性は「そうなの?」とキョトンとしていたが、
私はその横でニヤニヤしながら聴いていた。
服装も髪型も、今時の若者って感じだったから、
彼から発せられた言葉に、驚いたとともに嬉しかった。
国指定の天然記念物って数あれど、川が天然記念物はわずか数例。
それも柿田川以外は、その川の一部であったりするので、
川全体が天然記念物ってのは、本当に珍しい。
それを知ってか知らずか、彼の発言は正しいし、
ただ川の景色をみて「わぁ、キレイ。。」と叫んでいるのとは
ちょっと訳が違う。
人は見かけで判断しちゃいけないな、と反省しながら、
こういうことを伝えなくちゃな、と改めて思ったなぁ。



2020年08月03日(月)
日本の猛暑は、ヨーロッパの熱波が原因

これだけ長雨が続いたあとの今年の夏は、どんな暑さだろう。
ほぼ毎日、徒歩で通勤している私にとって、
また汗びっしょりの日々が続くのか・・と考えるが、
日本周辺の高気圧や低気圧の配置を見たりするよりも、
地球全体の包み込む「偏西風」の動きなど、
広い視野で眺めた方がいいらしい。
「2018年ヨーロッパの熱波が日本を猛暑にした」という
説明を読んで、なるほど・・とメモをした。
日本の猛種は「偏西風の蛇行」が原因で、
ヨーロッパの熱波が、クネクネした波となって
日本まで伝わってくるという説明に、頷いてしまった。
日本の年間統計だけで、その年の気候予測するのではなく、
地球全体をみる必要性を、痛切に感じた。
この年齢(62歳)になっても、わからないことばかりだ。
今、地理と歴史と水の本を図書館で調べるのがマイブーム。
知的好奇心がくすぐられているなぁ。(笑)



2020年08月02日(日)
「照ノ富士」の優勝の凄さを子供たちに伝える例えが見つからない

令和2年・大相撲7月場所は、元大関の「照ノ富士」が優勝した。
明日の朝刊は「史上最大の復活優勝」などの見出しが紙面を飾り、
「幕尻で5年2カ月ぶり2度目賜杯」や「魁傑以来44年ぶり」など
記録を意識した説明がされると思うが、
「大関」が「序二段」という番付から復活する大変さを、
私たち視聴者に説明する人は、誰もいなかった気がする。
そこで、気になってネットで調べてみたら、
「大変」という言葉が相応しいのかもわからないくらい凄かった。
番付の種類は「横綱→大関→関脇→小結→前頭(平幕)→十両→
幕下→三段目→序二段→序ノ口」と区別される。
横綱から十両までの幕内力士は「関取」といわれ、
ようやく力士として一人前としてみなされるが、
幕下以下の番付は正確には「力士養成員」といい、
力士としてはまだ「半人前」という位置づけであること、
元大関だから、たぶん月給はあったと思うけれど、
月給が発生するのは関取になってからで「力士養成員」は給料なし。
相撲部屋では稽古以外の時間を使って関取や親方の身の回りの世話をし、
料理、掃除、その他さまざまな部屋の雑用をこなさなくてはならない。
(結婚が許されるのも関取になってからと定められているらしい)
そんな環境から這い上がってきた「照ノ富士」に拍手を送りたい。
でも悔しいことに、子供たちに伝えるための例えが見つからない。
彼の優勝コメントはメモしたけれど、その上でのことだから、
もう少し時間をおいて考えてみたいな。



2020年08月01日(土)
「柿田川の日」に「柿田川珈琲」を飲む

平成15年、柿田川が町の中央を流れる清水町は
8月第1土曜日を「柿田川の日」に制定した。
そう、今年は8月1日の今日。あれから17年。
梅雨明けに合わせて青空が広がり、気温も急上昇、
柿田川公園には親子連れが多く訪れ、水に足をつけて、
大きな声を上げて大喜びしている姿を、私は眺めていた。
しかし、例年開催される「湧水まつり」が、
コロナ禍で中止になったのは仕方ないにしても、
イベント以外で「柿田川の日」を話題にする人がいない、
それがちょっぴり不満である。いや、実は大変不満である。
柿田川は「清水町の宝」「日本の宝」とまで口にするのに、
誰ひとり「柿田川の日」を意識していないのなら、
「宝の持ち腐れ」と言われる前に、取り消せばいいと思う。
制定だけして活用しないのならば、それこそ「無意味」。
ちょっと過激な発言かもしれないけれど、
それくらい悔しい気持ちを、ここに記しておきたい。
1年365日、全ての日に「○○の日」が制定されているけれど、
制定した団体が、年に一度、その日を広めて情報発信しよう、
という動きが少ないのは、どういうことだろう。
そのための「○○の日」制定じゃないのかな?
毎年8月第1土曜日は「柿田川の日」「水の恵みに感謝する日」
私は今から、届いたばかりの「柿田川珈琲」味わおうっと。



2020年07月31日(金)
地理がわかると世の中のしくみがどんどん見えてくる!

書籍「日本と世界の地理」
(砂崎良著・朝日新聞出版刊・237頁)から。
今回は、本に巻かれていた帯のキャッチコピー。
「地理がわかると世の中のしくみがどんどん見えてくる!」
読み始める前に見つけたフレーズではなく、
読み終わった感想が、まさしくこのフレーズだったから、
「本の帯」って、バカにできないな・・と思った。
このワンフレーズで、手にとって読んでみようかな、と思わせる、
キャッチコピーは、読書感想文にも応用できるし、
内容を一言(ワンフレーズ)で表現する力は、企画力にも役に立つ。
とにかく、ダラダラと長く説明するのではなく、
ターゲットの心を掴んで離さない言葉や単語が見つかれば、
あとは、しつこいくらいに繰り返し、洗脳する。(笑)
リズムがあって、口にしやすいものであれば、最高。
言いづらい言い回しの言葉は、どんなに意味が美しくとも、
相手の胸に響かないことを、覚えておきたい。