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| 2020年04月16日(木) ■ |
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| 才能だけでは十分じゃないんだ。勇気が人の心を変える |
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映画「グリーンブック」(ピーター・ファレリー監督)から。 人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部が舞台なので、 作品の中に「黒人差別」についての表現が出てくる。 タイトルの「グリーンブック」そのものが、 「南部を旅する黒人が泊まれる宿が書いてる」本のこと。 黒人が「不愉快と縁のないバカンス」が出来る本ということらしい。 黒人ジャスピアニストを演奏会のゲストに招いた主催者でさえ、 演奏前の食事を、白人とは別にしておきながら、 「個人的な差別じゃない、土地のしきたりなんだ」と言い切る。 そんな時代に、風穴を開けた主人公の行動は、 私たちでは想像もできない痛みを伴いながらも、 少しずつ理解され、今日に至っていることを実感できた。 当時の黒人が、人種差別著しいアメリカ南部で、 コンサートを開くことは、誰もが、どうして?と 首を捻るようなことだったに違いない。 その理由を、物語後半に私たちは知ることになる。 「ドクターがなぜこの旅に出たのかと尋ねたな?」と、 同行している楽器演奏者が、イタリア系白人運転手に告げる。 黒人の彼は、こう言ったようだ。 「才能だけでは十分じゃないんだ。勇気が人の心を変える」 どんなにピアノ演奏が上手くても、人の心は変えられない。 差別されることを知っていても、それに対して行動する勇気、 それこそが、人の心を動かすことになる、ということなのだろう。 パイオニアと呼ばれる人は、みんな同じフレーズを心に秘めているな。
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| 2020年04月15日(水) ■ |
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| 柿田川公園で会議してたのよ |
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昼休み、柿田川公園で、運動不足解消と日光でも浴びようかなぁ、 そんなつもりで歩いていたら、前を歩く人に見覚えが・・。 「あれ、お久しぶりです。今日は、どうしたんですか?」 どうしたんですか?と尋ねる私も可笑しいけれど、 返ってきたセリフには、なるほど・・だった。 「今、公共施設が軒並み、使用できなくなってしまってので」と 前置きした後「柿田川公園で会議してたのよ」。 「へぇ、それは賢いですね」と笑いながら答えたが、 柿田川公園、そういう使い方もありだな・・とメモをした。 もちろん、不要不急の外出は「自粛」だけれども、 年度初めの4月、前年度の決算、新年度の予算をはじめ、 どうしても打ち合わせしなければ前に進まない・・という会議、 数人の役員だけでも意見交換したい、という人たちが、 ウグイスが鳴く柿田川公園の自然の中で、打ち合わせしている。 観光目的の団体客は、ほぼゼロに近いけれど、周辺の住民が、 リフレッシュのために利用する公園であっていいと思う。 それこそ「公園」の役割の一つなんだと、納得した。 今、日本全国各地で、緊急事態宣言等が発令されて、 人との接触を避けるのがベストなんだろうけれど、 「三密」にならないことを常に意識していれば、いい気がする。 (テイクアウトのお弁当でも買ってくれれば、もっと嬉しい) 私の考え、甘いかなぁ・・(汗)
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| 2020年04月14日(火) ■ |
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| 「楽しさ」を子供たちに伝えていきたい |
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以前紹介した、私の課外活動である「柿田川大楽」の取り組みが 地元の新聞に取り上げられた。(笑) 実は、構想に5年ほど費やし(汗)、紆余曲折しながら、 定年退職から一年後のタイミングで、 やっと形になった「人生の集大成」といってもいい。 あとは、賛同してくれた若い人たちの活動を支えながら、 残り少ない人生を「柿田川」という類まれな題材で、 自由気ままに楽しみたい。 活動は、もっぱら「土日祝日」と「平日の放課後」だから、 なかなか、思うように進まないけれど、それもまた楽しい。 休みの日は、朝起きて、まず自宅の部屋に差し込む日差しを確認し、 撮影スケジュールを立てるけれど、一番ワクワクする瞬間だ。 今日は、どんな顔を私に見せてくれるのか・・ それをどう写し撮って、どうやって表現しようか、 そんなことばかりを考えている自分が、これまた楽しい。 この「楽しさ」を子供たちに伝えていきたい、 それが「柿田川大楽」の役割の一つと考えているから。 そうそう、記事にはなかったけれど、 なくなりつつある「柿田川」の歴史を語るアナログ資料も、 少しずつデジタル化して、次世代に引き継ぎたい、と思う。 もうすぐ62歳の私に残された時間だって、 そんなに長くないのだから、けっこう本気でやらなくちゃなぁ。
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| 2020年04月13日(月) ■ |
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| 3分間の静寂をとるのが難しい「柿田川」 |
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最近、週末の午前中は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、 三密を避けて、柿田川の撮影、編集に時間を使っている。 今まで、何年間も撮り続けているので、撮影ポイントは心得ているが、 意外なところで、撮影に苦慮している。 それが「3分間の静寂をとるのが難しい」だった。 それまでは「スマホで三脚なし・30秒」が中心だったが、 そろそろ「デジカメで三脚利用・3分」を基本として、 安定した画像を撮ろうと試みているが、なかなか難しい。 もちろん、私の撮影テクニックも未熟だけれど、 「柿田川」の撮影には、近くを走る車の騒音や、 上空を横切る飛行機の音で、何度なく中断させられる。 道路では、トラックや大型車の振動、クラクション、救急車のサイレン、 上空は、こんなにも飛行機が飛んでいるのか・・と思うほど、 飛行機独特の音が、ずっと続く。(汗) 富士山にも近いし、伊豆半島の根本に位置し、駿河湾が近いので、 多くの航空路線となっているに違いない。 さらに、自衛隊の御殿場演習場に向かって、爆音が響く。 それだけでも「街中の秘境」というフレーズが浮かんでくるが、 無事に3分間撮影が終わると、余計に嬉しくなる。 帰宅後、柿田川の河畔林で鳴くウグイスをBGMに、日記を書くのは、 何よりの贅沢だと、自己満足に浸っている私。 大量のセミが鳴く前まで、楽しめそうだなぁ。
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| 2020年04月12日(日) ■ |
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| 「外来種除去作業」という名目の「柿田川セラピー」 |
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今年も始まった「柿田川外来種駆除ボランティア作業」。 (第1回は、なんと捻挫で不参加のため、昨日が今年初) まだまだ水は冷たかったけれど、やっぱり柿田川に癒される。 初めて、マスクしながらの作業にちょっと戸惑ったが、 鳥たちのさえずりを耳にし、目の前は、植物の緑に溢れ、 草木がが芽吹く匂いが鼻をくすぐる。 さらに、湧き上がる天然のミネラルウォーターを直飲みし、 柿田川の水温や水圧を肌で感じ、私の体全体が喜んだ。 そう、ここは「自然治癒力満載のプライベート医院」。 そんなことを感じていたら、同じことを感じていた女性がいて、 さらに嬉しくなった。 Facebookに投稿された彼女の言葉を借りると、 「『外来種除去作業』という名目の『柿田川セラピー』」 周りには「外来種駆除作業」と言いながら、 実は、自ら進んで・・の意味がある「ボランティア活動」を、 自分の視点で、楽しんでいることが伝わってきた。 このフレーズ「柿田川大楽」で採用します。(笑)
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| 2020年04月11日(土) ■ |
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| 新型コロナ対策で、体調を崩し免疫力低下 |
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先日、どうしても集まらなければならない会議があって、 広い会議室で、一人ひとりの距離もとり、夜の7時から約1時間。 しかし、換気が心配とかで、窓という窓は全開にしてある。 当然、室内は外と同じ気温で、ブルブル震えながら話し合い。 終わる頃には、体が冷え切ってしまい、シャレにならない状態。 帰宅後、ストープの前で暖を取りながら、夕食だった。(汗) どこもかしこも、ちょっと過敏に反応しすぎている気がする。 もちろん、肌寒い夜に、窓を全開しての会議が、 どれほど寒いのか、誰も経験がないので、情報不足だけれど、 誰かが、ホッカイロや防寒着の持参や、 ステテコ等の重ね着などをアドバイスする仕組みが欲しい。 「三密」を避ける、新型コロナ対策も必要だけれど、 それによって、体調を崩したら意味がないよなぁ。 あの寒さを忘れないためにも、ワンフレーズ残しておこうっと。 「新型コロナ対策で、体調を崩し免疫力低下」 風邪コロナウィルス、インフルエンザウィルスだって 絶滅したわけじゃないんだよなぁ。
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| 2020年04月10日(金) ■ |
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| 自然界の最大の力は真の意味で「変化する力」だ |
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映画「マレフィセント2」(ヨアヒム・ローニング監督)から。 実は、なかなかメモしたくなる台詞が見つからなかった。 たぶん、その答えは作品解説にもあった気がする。 「名作ディズニーアニメ『眠れる森の美女』でオーロラ姫に 永遠の眠りの呪いをかけたマレフィセントを主人公に、 アンジェリーナ・ジョリー主演で実写化した「マレフィセント」の続編」 ドラマと違って映画だから「続編」とはいえ、前作を見なくても この「作品」だけでも完結するストーリーであって欲しかった。 「女王様は起きてる?」「もう『眠れる森の美女』じゃないわ」 「私はムーア国の女王で人間よ」 「恋の終わりはいつだって惨めだわ」などメモはしたけれど、 どうも前作を観ていないとわからないことも多かった。 その中で選んだのは「君はフェニックスだ。 その手に生と死のパワーが宿る、破壊と復活の力が。 だが自然界の最大の力は真の意味で『変化する力』だ。 君はオーロラを育てて変化した。苦難の中で愛を見つけたからだ」 メモと同時に「ダーウィン」の言葉を思い出した。 『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』 この作品を貫いているコンセプトかな。
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