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しもさんの「気になる一言」
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2019年05月16日(木)
久しぶりに会ったから「鰻」OR「ファミレス」

千葉に住む、大学時代の友人から「今、旅行に出ており、
木曜日の夕方から夜に清水町の近くに行くけど、会える?」
というメールが、届いたのは、火曜日のお昼頃。
そして2日後の今日、柿田川公園エントランスで再会を果たした。
早く着いたら、インスタで見ている景色を探してみるよ、
と言っていたので、私なりのモデルコースを案内して、
「さてわざわざ来てくれたから、鰻でも食べようか?」と誘ったら、
「いや、近くのファミレスでいい」と言う。
「いいよ、俺がご馳走するから・・」と言い返しても同じ答え。
「だって、そんな場所では、長時間、話せないでしょ。
長くても、せいぜい1時間が限度。
それよりも、時間を気にせず、ゆっくり話せる所がいい」と
言い切った。
私は、久しぶりに会ったからこそ「鰻」でおもてなしを考えたが、
彼は「久しぶりだからこそ、ファミレス」を選択した。
男同士、それも60歳の還暦を過ぎた2人が、夕飯を取ったあと、
延々4時間、ファミレスのドリンクバーを活用して、話し続けた。
おかげで、LINEの友達になったり、旅行の話で盛り上がった。
2人にとって、尽きることのない話題は、全国に散らばる仲間の様子。
やっぱり「久しぶりに会ったから「ファミレス」」なんだろうなぁ。



2019年05月15日(水)
Siri、この曲ってなんという曲?

GW10連休、柿田川公園で、イベント情報発信中に、
柿田川にイメージにぴったりだよ、と言われ、
持参したCDデッキで流していたら、本当にいい曲だった。
けれど、いい曲だな・・と思っていたが、曲名がわからない。
「ねぇ、誰か、この曲、なんというか知らない?」と訊いたけど、
誰もわからないので、諦めようとしたら、スタッフの1人が
iPhone片手に、スピーカーの近くでこう呟いた。
「Siri、この曲ってなんという曲?」
えっ、そんなことできるの?と半信半疑で眺めていたら、
「今聞いています」とメッセージが画面に表示され、
「もう少し聞かせください」と続いたかと思ったら、
「池田綾子の”楽園ノスタ”のようです」と表示された。
正直、その検索能力に驚かされたし、どうやって調べるのか、
私の興味関心は、広がるばかりである。
もしかしたら、私の鼻歌でも、なんの曲でもわかるかな?(笑)



2019年05月14日(火)
「始めよう」「続けていこう」「取りかかろう」

映画「LBJ ケネディの意志を継いだ男」(ロブ・ライナー監督)から。
1963年11月22日、ダラスで暗殺されたケネディ大統領に代わり、
副大統領だったリンドン・ジョンソンが大統領に昇格した。
前任者が人気者だったので、何かと比較されたし、
精神的には、けっこう辛かっただろうな、と思いながら観ていた。
しかし、ラストシーンで、ジョンソン大統領は、国民に向けて、
もしかしたら、自分自身に向けて、こう就任演説した。
「1961年1月20日、国民に向かってジョン.F.ケネディは呼びかけました。
我々が進める仕事は最初の1000日間では達成できないだろう。
在任中や生きている間には実現できない目標かもしれない。
しかし、こう言った。『始めよう』。
本日気持ちを新たにして国民のみなさんにこう宣言したいと思います。
『続けていこう』」
そして、彼を支えるスタツフにも、
「ミスを恐れるな、何もしないよりマシだ。
ケネディは人々に希望を与えた、我々がその結果を出す番だ。
『取りかかろう』」と。
邦題「LBJ ケネディの意志を継いだ男」は原題「LBJ」を超えたなぁ。
「再出馬しなかった大統領は彼以降現れていない」のラストフレーズで、
より鮮明になった「LBJ」の政治姿勢である。



2019年05月13日(月)
一回戦から智弁和歌山

何気なくみていたテレビ番組だけど、その企画が面白く
久しぶりにメモしながら、みてしまった。
その中のワンコーナー「10文字作文」というもの。
司会者がテーマを発表し、どれが一番秀逸だったかをトークする。
企画的には、とても単純だけど、奥が深い。
「短歌31文字」より「俳句17文字」の方が、凝縮されている気がするし、
「川柳17文字」より、この「10文字作文」の方が、
クスッという感覚、わかるわかる・・と感覚、インパクトが強かった。
今回のお題は「10文字作文 テーマは『残念』」
その回答として、私が一番ウケたのは「一回戦から智弁和歌山」
せっかく甲子園に出場したのに、初戦の相手が強豪「智弁和歌山」。
そのがっかりさ、残念な気持ちが、この10文字に表現されている。
実は「ただいま、ただいま!!」というのも面白かった。
仕事で疲れて帰宅して、玄関に入り「ただいま」と声を掛けたが、
誰かも返事がない。その「残念さ」が、もう一度、大きな声で
「ただいま!!」と言わせているイメージが浮かび上がった。
私の説明があっているのかわからないけれど、
「テーマ」と「文字の制限があればあるほど」、私は好きだ。
この企画を思い出すためには「一回戦から智弁和歌山」だな。(笑)



2019年05月12日(日)
あっ、Facebookでいつも見ている景色と同じ

GW10連休、柿田川公園で毎日、情報発信をしていたが、
時には、多くの来園者に混じり、公園散策をしてみると、
また違った声が耳に入ってきて、参考になったり、反省したり。
その中で、一番嬉しかったのは、(ちょっと自己満足の世界だけど)
「あっ、Facebookでいつも見ている景色と同じ」というフレーズ。
もしかして、私が管理人をしている「Facebookページのこと?」
その写真、毎日投稿しているのは私です・・と言いたかったけれど、
それはぐっと我慢して、そばでニコニコして聴いていた。
とにかく「定点観測」のように、なるべく同じ場所から撮影し、
晴れの日の柿田川公園も、雨の日の柿田川公園も、アップしている。
特に、自分の評価を求めるためにしていることではないが、
やはり、私も人の子、誉められると心から嬉しいし、
よし、これからもこういう人たちのために、
できる限り「柿田川の魅力 お裾分けします」の精神を持って、
出し惜しみせず、情報発信していこう、と決めた。



2019年05月11日(土)
マイブームは「定点観測」

「趣味は家族サービス」と書いた途端、大笑いされ、
続いて「マイブームはなんですか?」という質問が届いた。
「マイブーム」とは「my+boom」の和製英語。
自分の中での流行。自分が現在集めているもの、
興味をもっているものごとをいう。
そう考えると、趣味とはちょっと違う気がして、
最近の生活を振り返ったら「定点観測」が浮かんだ。
あるものを、同じ場所、同じ視点で、長期に観測することで、
今ままで見えてこなかったものが発見できるから、
私は「定点観測」が好きだ。
それは「柿田川」の撮影に対しても、同じ視点だからこそ、
季節の移ろいや、微妙な変化の発見に気づくことが楽しい。
実は、人間関係も同じ。
同じ環境、同じ距離感で長年付き合っていると、
あれ、以前はこんな考え方してたのに・・と思うこともしばしば。
言い換えれば、その人の「成長」(後退)を垣間見ることができて、
これまた、私にとっては、マイブームと言える。
しかし、これには大きな前提条件がある。
「定点観測」を支えるのは「継続力」であり、
周りからどう評価されようが、あまり変化が感じられなくても、
自分を信じて続けていくこと。
逆にこれさえできれば「定点観測」は、誰にもできる。
是非、お試しあれ。



2019年05月10日(金)
狙いはお前のイメージだ

映画「ゴールデンスランバー」(ノ・ドンソク監督)から。
作家・伊坂幸太郎さんの同名小説の映画化、それも韓国版。
勿論、小説も読んだし、堺雅人さん主演の日本版も観た。
共通するテーマは「世の中はイメージが優先される」なんだろう。
日本版は、マスコミの人権を無視したような報道に対して
「お前らのやっている仕事は、人の人生を台無しにするかもしれねぇんだ。
それくらいの覚悟は持てよ」と投げ捨てた台詞が、気になる一言だった。
今回は、国家ぐるみのイメージ戦略について、メモが増えた。
主人公が犯罪者にさせられた映像を見せられ、驚きながら、
「(たしかに)僕の声だけど、やってない」と主張すると、
「そう、ねつ造だ。つまり世の中はイメージなんだよ。
我々が流す映像次第で君は英雄にもなるし、人間のクズにもなる」
また別のシーンで「なぜ僕が? 平凡な人間なのに」と問えば、
やはり「狙いはお前のイメージだ」と言い切り、こう説明する。
「模範市民の裏の顔。世間が好きな筋書きだ。
信じていた奴に裏切られたら腹が立つだろ?
世間の目は犯人に集中し、事件の本質については無関心になる」
さらに「世間を騙すのは簡単だよ」と言い、
「なぜわざわざ、僕のような一般人に?」という主人公に
「誰もが標的になり得る。利用価値があれば誰でも」と答える。
悪態をつく悪い奴らの良い行動よりも、
善人者と評価されている人の悪い行動の方が、
注目されるんだろうな、今の世の中、とほほ。