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| 2016年12月01日(木) ■ |
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| 家康は「サナダ虫」に悩まされた。 |
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書籍「徳川将軍家十五代のカルテ」 (篠田達明著・新潮社刊・188頁)から。 世界の多くの人が知っている、あの徳川家康が、 終の棲家である隠居所をわが町に建てようとしていた、 そんな事実を知ってから、歴史本を読み直しているが、 私のアンテナに引っかかったのは、家康の健康状態だった。 「徳川将軍家十五代(家康〜慶喜)」の歴史的事実や、 彼らの死に方から推測して、こんな病気だった、というもの。 「徳川家康(初代)」は「日本最初の洋式眼鏡をかけた人物」 (静岡市の久能山東照宮に所蔵)から始まり、 「持病に『寸白(すはく)』を抱えていた。 寸白とは、条虫病、つまりサナダ虫のことである。 昔は下肥を肥料に用いたので、 だれもが回虫やサナダ虫に悩まされた」とあった。 家康は、数ある戦いで「真田家」に悩まされ、 健康でも「サナダ虫」に悩まされていたと知って、 NHK大河ドラマ「真田丸」の見方も変わってしまう。(笑) 「家康VSサナダ」、話題に尽きないなぁ。
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| 2016年11月30日(水) ■ |
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| 近いうちに調理するので、待っててね |
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11月は、休む暇なく目まぐるしく過ぎていった。 会議・講演会・コンサート・イベント・映画鑑賞・読書、 さらには、柿田川観察、ポケモンGO(笑)。 どれも、記録として走り書きを取るので、メモは溢れる。 ただ、それから「気になる一言」に進化するには、 多くのメモの中から一つを選び、落としどころを決め、 500字程度の読み切りとしてまとめる作業が必要であり、 メモは、単なる新鮮素材(ネタ)に過ぎない。 言い換えれば、メモを瞬間冷凍して冷凍庫に保管する感覚。 その時の疑問、感想、感動も一緒に閉じ込めておいて、 再びメモを読み返してきた時、蘇ってきたフレーズを 「気になる一言」にしている。 記憶が鮮明であればあるほど、書くのは数分で仕上がり、 何年後かに読み直しても、印象に残るから不思議だ。 ところが、11月末日、メモの倉庫が溢れそうになり、 素材たちの悲鳴が聞こえてきた。 そこで、私がメモたちに残した台詞が、気になる一言。 「近いうちに調理するので、待っててね」 議会が終わったら、一気に書き上げようっと。
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| 2016年11月29日(火) ■ |
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| 声聞いて、あっ、しもさんだ、と思ったから |
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先日、ある居酒屋で、知人とばったり会った。 最近の居酒屋は、小単位で区切られていて、 個室とはいかなくても、プライバシーが守られている。 だから、廊下から急に女性の顔が現われ、 「しもさん、お久しぶり」と声を掛けられた時、 嬉しいというよりも、驚いて体が固まってしまった。 「本当に久しぶりだね、元気にしていた?」と返すところ、 「どうしてこんなところにいるの?」と返してしまった。 私の本当の質問は「姿が見えなかったのに、 どうして私が入ってきたのがわかったの?」だった。(汗) 暫く雑談をして、心が落ち着いてから訊ねたら、 「声聞いて、あっ、しもさんだ、と思ったから」。 普段から滑舌が悪いのはコンプレックスになっているので、 話声でわかった、と言われて驚きだった。 声のトーン?リズム?・・あまり大きな声でもないし・・。 でも、声で私がわかった・・と言われて、嬉しかったな。
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| 2016年11月28日(月) ■ |
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| 1人の人物が周囲にいい影響を与えること |
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映画「マイ・インターン」(ナンシー・マイヤーズ監督)から。 映画鑑賞が終わると、いつも考えるのは、 「この作品は一言でいうと、〇〇な話」と表現したいし、 監督や脚本家は、この作品を通して、 私たちに何を伝えたいのだろうか、ということである。 その答えは、DVDだからこそ鑑賞できる特典映像の中、 監督や脚本家らのインタビューで見つかった。 「普通なら出会わない2人に友情が芽生える話よ」 「年の功が若さに優ることもある」 確かに、ワンフレーズにすると、この表現がピッタリだ。 では「この映画が伝えたいのは何か?」の問いにも、 「1人の人物が周囲にいい影響を与えること」と明快だった。 この2つがしっかりしているからこそ、ぶれることなく、 鑑賞後の後味が、爽やかな気分となった。 特に、同じ年代の男性が主人公だと、自分と比較したり、 時には、自分に置き換えて感情移入してしまうから面白い。 「周囲にいい影響を与える人物」になることは、 私たち年代の理想の形であり、自分もそうありたいな、と つくづく思うこと。 若者ばかりの中であっても、女性ばかりの中にあっても。
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| 2016年11月27日(日) ■ |
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| 「富士山」を見せても「それで?」と言われる |
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あるまちづくりの会議で、こんなコメントもあった。 それが、世界を舞台にしてきた人の発言だから興味深い。 「『富士山』を見せても『それで?』と言われる。 『そこで何ができるの?』と訊かれる」と。 ここに大きなヒントが隠されている気がした。 今まで「観光」といえば「その土地の光を観る」とばかり、 他の土地では観ることが出来ない「景色(絶景)」を見つけ、 それをPR(売り出)していく手法が取られてきた。 しかし、先ほどのコメントは違う。 これくらいの景色は、世界的にはどこでも見つかる。 大切なのは「その土地に行って、私は何ができるの?」、 言い換えれば「体験型」というか「自己満足」でもいいから、 その場で何かをしたい、という欲求に変わってきたということ。 それは「〇〇教室」「ワークショップ」に限らず、 「自然保護活動」とか「ボランティア活動」でもいい。 そこに足を運ぶからには、何かをしたい、 そんな欲求に対応したメニューが受け入れられる気がするな。
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| 2016年11月26日(土) ■ |
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| 答えは、その時に分かる |
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映画「クリード チャンプを継ぐ男」 (ライアン・クーグラー監督)から。 名作「ロッキー」の続編、という紹介もあるが、 それにこだわらず、一つの作品としても筋道がわかる。 (もちろん、知っていた方がよりわかりやすいが・・) どのジャンルでも、父親が偉大な功績を遺した場合、 二世には、私たちのわからないプレッシャーがあり、 その重圧に負けていった人たちを多く知っている。 そういう意味では、父親(アポロ)のライバルであった 盟友(ロッキー)をトレーナーに頼むのは面白い視点。 練習が過酷なのは言うまでもない。 それに耐えられると言い切れるのならば・・が大前提で ロッキーが、二世の主人公の要請を受ける前に呟く。 「お前の親父は、特別だ。お前も特別か? やってみなきゃ分からん。 何度も殴られ、倒され、そして立ち上がる。 答えは、その時に分かる」 特別ならば、何度でも立ち上がってくるはずだと。 その瞬間、お前は特別な存在だと証明できるはず。 父親の血が流れてる「二世」としての評価ではなく、 自分自身の伝説ができる、と言うことだろう。 道具を使わず、自分の拳だけで殴りあうボクシングが 感動しやすいのは私だけだろうか。
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| 2016年11月25日(金) ■ |
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| 行政が民間を「本気」で応援している |
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あるまちづくりの会議で、こんなコメントがあった。 全国のまちづくりを見てきて、気になったことだろうか、 成功している事例から感じたことかもしれない。 「民間が頑張って、行政が応援する形がBest」という発言は、 ビジネスという視点がない行政が頑張るよりも、 勢いのある民間の頑張りを支援している形の方が、 うまくいっていることを物語っていた。 さらに言えば、全国的に注目を浴びるところは、 「行政が民間を『本気』で応援している」ようだ。 形だけの「官民連携」ではなく「本気」であることが大切で、 その心意気を、民間は肌で感じるのだろう。 そんな意味で「行政の本気度」が試されていると言ってもいい。 それだけ、民間は必死なんだ、ということが伝わってきた。 辛口で言えば「行政の言葉遊びに付き合っている暇はない」、 そんなことなんだろうなぁ。
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