
|
 |
| 2015年11月26日(木) ■ |
 |
| プリミティブな動物本能でしょうね。 |
 |
女優・原節子さんが他界したニュースを耳にしたので、 映画「東京暮色」(小津安二郎監督)から。 父娘ではなく、母娘といった親子の愛情をテーマにした作品だな、 と感じながらメモしていたら、偶然にもこんな台詞にぶつかった。 「親子の愛情なんてものも、考えてみりゃあ、 一番、プリミティブな動物本能でしょうね」 小津監督らしい独特の英単語が入った台詞。(笑) ふだん、そんな会話をしないだろうと思いながら、 やっぱり気になって、選んでしまった。 「プリミティブ」とは「原始的なさま。また、素朴なさま」 「自然のままで、文明化されていないさま。原始的」 なるほど「親子の愛情は、一番素朴な動物本能」ということ、 好きだ、嫌いだ、という感情ではなく、理屈抜きに、 親は子どもを命がけで守る本能だということだろう。 と考えると、現代の親子関係は「プリミティブ」ではなく、 「複雑」ということか・・。 「複雑」って、英語は「コンプレックス」だったよなぁ。
|
| 2015年11月25日(水) ■ |
 |
| 箱根湯本から「おもてなし」 |
 |
青森県や首都圏在住の知人たちが「柿田川を見たい」と言い、 案内役を引き受けたものの、当初の計画を知って驚いた。 当日、新宿駅からロマンスカーに乗り、箱根湯本駅で下車。 箱根駅伝の5区をバスで移動し、芦ノ湖まで。 さらに、芦ノ湖から三島、清水町という経路で、 柿田川へ向かう予定だったことを聞いて、言葉がなかった。 地元の私たちからすれば、柿田川に着くのが夕方になるよ、と 笑い飛ばすところだが、あっ、そうか、とメモをした。 柿田川を案内するのは三島駅から、というのは私たちの視点。 せっかく、静岡に行くのだから箱根にも寄って、というのは 旅行者たちの視点。 私が、箱根湯本まで車で迎えに行くことにより、 ちょうど色づいた箱根の紅葉を目にしながらドライブ、 正月2日の楽しみ「箱根駅伝、5区の山登り」を体験し、 芦ノ湖の往路ゴールシーンを再現する。(今回は出来ず) さらに富士山を見ながら、三島〜柿田川へと案内してみた。 振り返ると、いろいろな魅力が詰まったコースだと思う。 首都圏からのお客を、箱根湯本から「おもてなし」。 このコース、旅行会社に売り込もうかなぁ。(笑)
|
| 2015年11月24日(火) ■ |
 |
| 家康くんの勝因は「行政頼りからの脱却」 |
 |
「ゆるキャラグランプリ2015」は、 地元浜松の「出世大名・家康くん」が優勝した。 最終決戦の会場では、圧勝と思われた雰囲気も、 愛媛県の「みきゃん」と壮絶な戦いの末、 「辛勝」の言葉が相応しい接戦だったのは、 最終結果の「得票差」(37,689pt)でも滲み出ていた。 では、勝因は?と考えたところ「市民の力」が 「わが街・家康くん」を後押ししたようだ。 「ゆるキャラ投票」と言っても、どの市町村も、 現実は「行政職員」の組織票頼りが本音であるが、 今回の浜松市は、私設応援団が多数結成されたと聞く。 本当の意味の「市民総出」で結果を出したところに、 住んでいる街への愛着心、郷土愛、そして誇りを感じた。 元気な街は、市民団体、コミュニティ団体が活発であり、 行政から補助金などもらうと自由なことができない、と、 自主財源を確保している団体もある、という。 ここで出来上がった、浜松市民の結束力・団結力は、 きっといろいろな分野で活かされていくに違いない。 「ゆるキャラグランプリ」を介して、街が一つになった。 たかが「ゆるキャラグランプリ」だけど、 されど「ゆるキャラグランプリ」だな、私の感想は。
|
| 2015年11月23日(月) ■ |
 |
| 知られていないことを知った、ゆるキャラグランプリ |
 |
11月21〜23日の3日間、静岡県浜松市で開催された 「ゆるキャラグランプリ2015 in出世の街浜松」に足を運んだ。 アイドルや有名人が来場しているわけでもないのに、 自分たちの「ゆるキャラ」をなんとかPRしようとする関係者の その熱気に圧倒されそうになった、というのが本音である。 今回の参加では、多くのことに気付かされた。 「ゆるキャラの活用方法」から「宣伝・PRの方法」など、 全国他市町のゆるキャラが集るイベントに参加しなければ、 わからなかったことが、少しずつであるが理解できた。 その中で、一番大きな気付きは「知られていないことを知った」。 今まで、わが町の多くのイベントに参加し、老若男女の町民に 「ゆうすいくん」と名前を覚えていただいたために、 つい「けっこう知られている」と勘違いをしていたことにある。 さらに、絵本作家の宮西達也さんが生みの親だし、 全国的にも知られているだろう、という思い込みもあった。 しかし、現実は厳しく、会場では「無名の新人」に等しく、 全国の「ゆるキャラ好き」には、知られていなかったようだ。 だからこそ、この経験は大きかった。 まずは「知られていない」ことを受け止めるところから始めて、 まちづくりにどう活かしていくのか、を考えれば、 自ずと答えは見つかってくる気がしているからだ。 「柿田川」も同じ。国天然記念物、日本名水百選、日本三大清流など、 多くの評価をいただき、全国的に有名だろう、という思い込みから 何かを始めると、大きな痛手を負うことになる。 まずは足元をみつめ「知られる」ための努力から・・。
P.S. 最近同じことばかり書いている気がする。(汗)
|
| 2015年11月22日(日) ■ |
 |
| Facebookの楽しい活用方法教えます!! |
 |
昨年の11月頃、知人に頼まれて、ある実験に協力した。 筑波大学の学生から「ICTの活用による中年者を対象とした 身体活動促進プログラムの開発」という調査で、 毎日、万歩計の歩数を、Facebookで報告し、 同じグループになった人たちと励ましあって続けることだった。 その後、誰彼となく「せっかく知り合った仲間だから、 実験終了後も、続けませんか?」ということになり、 「チーム『てくてく』」を結成し、約1年間、続けてきた。 毎日の報告から、随時の報告に変えたものの、 実は、1度もあったことのないメンバーと、よくここまで 続いてきたものだな、と我ながら驚いている。 「Facebookの楽しい活用方法教えます!!」ってタイトルで、 講演が出来るほど、お互いが刺激しああうことができた気がする。 そんな仲間のうち青森に住む人たちが「柿田川を観たい」と書き込み、 とうとう、リアルに会うことになった。 言い換えれば「オフ会」であるが、毎日のように ネットで報告しあっているので、なんだか初めて会った気がしなかった。 ある目的をもって、偶然同じグループになっただけである。 「有朋自遠方来、不亦楽乎」 (朋あり、遠方より来たる、また楽しからずや) 遠方からの来客をどう案内するか、考えていたけど、 チーム「てくてく」のおかげで、新しい「おもてなしコース」発見。
|
| 2015年11月21日(土) ■ |
 |
| 自分でやらないとダメなんですよ |
 |
講師「橋本五郎」氏。(読売新聞東京本社特別編集委員) 演題「どうなる!?日本の政治」から。 政治の話ばかりなのかと思ってけれど、なぜか 橋本氏の故郷、秋田の田舎町の話が心に沁みた。 68歳になった今でも、自分の生まれた土地を想い、 なにかできないかと思案の末、図書2万冊を寄付し、 図書館を作った話は、心が温かくなった。 日本全国、少子化が進み超高齢化社会となって、 「限界集落だ」と嘆いているだけでなく、 今の自分にできることは何か?と考えて行動する。 それが、彼にとっての「生き様」である気がした。 国や県、市町村の財政支援などを期待せず、 「自分でやらないとダメなんですよ」と元気に言い放った。 お金が「ある、ない」ではなく、その行動力が、 故郷の人たちを元気にしていくことを知っていたようだ。 彼の母が、真剣に「老人憩いの森」を作ろうと思って、 桜を植えていた話に通じるものを感じた。 普段テレビで見かける冷静な雰囲気からは想像できない、 人間味のある、故郷を大切にする素敵な人であった。
P.S. 演題の一部「日本」の読み方が、気になってしまった。 司会者は「にっぽん」、橋本氏は「にほん」 どちらでもいいのかもしれないが、やっぱり気になる。
|
| 2015年11月20日(金) ■ |
 |
| 食べられなくなったら、寿命だよ |
 |
先日紹介した、同級生の集まり、お互い近況報告をしたが、 高齢者の介護を仕事にしている同級生のひとりは、 一年に何度も、彼らの葬式に立ち会いながら、 普段の様子をじっくり観察しているようだった。 そんな彼が「元気な高齢者」と「弱っていく高齢者」の違いは、 はっきり「食欲だ」と言い切った。 それは、肉や魚といった食べ物の種類ではなく、 食べたい、と思うその気持ち「食欲」が大切だと言う。 だからこそ、逆に考えれば、 「食べられなくなったら、寿命だよ」ということらしい。 もちろん、機械に繋がれ、生きることはできるが、 自分から「食べたい」と感じ、自らの手で、 自らの口へ、食べ物を運ぶという行為こそが、 生きている証、ということなのだろう。 高齢者の施設で、多くの人たちを見守ってきた彼ならではの言葉、 とても、わかりやすく、理解できた。 そうか、私の母が元気なのは、間違いなく「食欲」だな。
|
|