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しもさんの「気になる一言」
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2022年05月05日(木) ■
陰で陽を制すれば攻略できる

映画「SHADOW 影武者」(チャン・イーモウ監督)から。
白黒を基調に、映像美はさすがだったが、
気になる一言をメモしている私にとっては、
期待が大きかった分、消化不良として観終わった。
相手の絶対的な力強さの前に、
「楊家(ヤン)の刀術は豪壮な陽の質だ。
女人の動きで傘を使い、雨水で滑らせ、
陰で陽を制すれば攻略できる」と戦術を立てるのだが、
これもまた、戦いにありがちな作戦ではないか。
相手の力をまともに受けるのではなく、
力を逃して、その力を利用しながら、戦うこと、
それが「白と黒」の映像に通じるものかもしれない。
とにかく「剛・柔」「主・影」「男・女」など、
全体的な構成に「対」を意識したものとなった。
反対の立場になってみることの大切さ、
そんなことを教えてもらった気がする作品だった。



2022年05月04日(水) ■
君は進めたのか?

映画「ランボー ラスト・ブラッド」
(エイドリアン・グランバーグ監督)から。
ランボーのいつ戦闘が始まるのか楽しみにしていたが、
残り30分を切ってから・・でちょっと残念。
何もかもが、中途半端な感じがしたのは、私だけ?
何人か登場した人物の役割もそうだし、
伏線になるような会話とか、メモするシーンが少なかった。
物語の冒頭、ランボーが古い友人の孫娘、ガブリエルに
「レターナイフ」を贈るが、若い彼女は
「悪いけど今どき手紙は書かないから」とつれない返事。
そこでランボーが「なら男から身を守るために」と、
冗談めいて「何かに使える」と手渡すシーン。
また、ある女性に復讐の手伝いを頼む「手を貸してくれ」と。
しかし、あっさり断られ「なぜ?」と聞き返す。
彼女は「何か変わる?、何も変わらない。
悲しくても前に進むしかない」とつれない返事。
そこで一言「君は進めたのか?」と。
この一言、今の私にもけっこう響いたなぁ。(汗)



2022年05月03日(火) ■
1人で海を渡るってどんな感じ?

映画「アドリフト 41日間の漂流」
(バルタザール・コルマウクル監督)から。
実話の映画化ではあるが、何かドラマ的な展開を期待した。
アクシデント、ハプニング、トラブル・・なんでもいい、
観ている私たちが想像できないようなことが起きるのかと。
しかし期待は裏切られ、淡々と物語は進み、終わった。
邦題で「41日間の漂流」だとわかってしまうし、
「漂流2日目」の字幕を目にするまで、37分かかり、
あとは省略かな、と思えるような流れで、夢中になれなかった。
冒頭で、こんな主人公の2人の会話がある。
「1人で海を渡るってどんな感じ?」
「惨めだ、冷えるし、ひどいものさ」
「そんな・・本当に?」
「日焼け、不眠、船酔いのどれかに苦しめられる。大抵3つ同時だな。
空腹だし、体も濡れっぱなしだし、数日で幻を見始める」
「見ても楽しくないやつ?」「全然ね」
この会話をメモしてしまったので、流れが読めてしまった。
感動的な話なのだろうが、ドキュメントではないのだから、
もう少し、何か工夫が欲しかったなぁ。



2022年05月02日(月) ■
HOTEL DE POLICE・・字幕は「警察署」

映画「シティーコップ 余命30日?!のヒーロー」
(タレク・ブダリ監督)から。
物語の最初から最後までコメディがウケた。
しかし、お笑い芸人が演じているのではなく、
俳優が真面目な顔して、ずっこけまくる。
下ネタも満載で・・フランスらしいな、と拍手した。
この映画に変なレビューはいらない。
スベりまくるネタに「くだらねぇ・・」と言いつつ、
ただただ笑っていればいい・・そんな感じだ。
冒頭にメモした単語は、警察署の看板。
「HOTEL DE POLICE」・・字幕は「警察署」
予告映画でも「フランスNo.1 大ヒット!!」の文字、
最近観たフランス映画は、眉間に皺を寄せるような、
人間関係が難しい作品が多かったから、
たまには、こんな映画もいいんじゃないか、と思う。
遊ぶ時は遊ぶ、泣く時は泣く、笑う時は笑う。
いろいろな要素を詰め込まなくても、いい。
ツッコミどころ満載・・これがコメディの真髄かな。



2022年05月01日(日) ■
本当の自分を恐れないで

映画「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」
(J・J・エイブラムス監督)から。
これだけ長くシリーズ化されると、
途中から観た人は訳がわからなくなるのでは?と思う。
全作観ている私でさえ、もう分からなくなっている。(笑)
1作目の冒頭、衝撃的な映像だった宇宙船、
今は驚きも少なく、自分が年齢を重ねたことを実感。
今回は、どの台詞を選ぼうか迷っていたが、
メモを読み返すと、何度か繰り返された
「本当の自分を恐れないで」が浮かび上がった。
そして「レイ、血よりも強いものがある」
「恐れとの対決はジェダイの宿命、君の定めだ」
「パルパティーンから逃げればジェダイは終わる」
いろいろな面で顔を出す、不安や孤独なども、
これは自分ではない・・・と否定するのではなく、
本当の自分を認めながら受け入れていく。
私たち人間の誰の心にも必ず持っている
「恐れ」という本質を味方にするくらいの気持ち・・
大切なんだろうなぁ、ジェダイには。



2022年04月30日(土) ■
フェンスなど作らないことだ。庭は2倍の広さとなる

映画「エジソンズ・ゲーム」(アルフォンソ・ゴメス=レホン監督)から。
「原題:The Current War」(電流戦争)を、
わざわざ「エジソンズ・ゲーム」にした意図は何だったのか、
ちょっと気になるところではあるが、意外と面白かった。
私のお気に入りは「シカゴ万博会場で2人が出くわすシーン。
電力送電システムをめぐって繰り広げたビジネスバトル=電流戦争に、
勝利した側のウェスティングハウスが、エジソンにこう話しかける。
「フェンスは奇妙なものだ。
隣家が作ると家が2つに分かれフェンスは共有に。
問題は片方の家がフェンスを設計し、それを作り、
そのための費用も負担する。だが、もう一軒は無料でフェンスが手に入る」
と、繰り広げられてきた「電流戦争」を例えた。
「君の案を奪ってはいない」と呟きながら、
「解決方法はフェンスの費用を折半にするか、フェンスなど作らないことだ。
庭は2倍の広さとなる、違うか?トム」と投げかけたことだ。
負けたエジソンも「話せてよかった」とその意味を理解した。
「2人は、新しいエネルギーで現代社会を創る」という目的は同じ。
いつまでたっても、フェンス越しにお互いを罵倒するより、
フェンスを取っ払って、大きな世界を創ろうよ、そんな提案にも思えた。
彼らのこういった競争があったからこそ、現代社会がある。
「エジソンは『電流戦争』に敗北後、
キネトグラフ、キネトスコープの特許を取得。
新産業の『映画』を創った」というテロップを見つけた。
こうしてこの作品を観ることができたのも、
エジソンのおかげなんだよなぁ、感謝。



2022年04月29日(金) ■
幸運にも、私は恵まれた道を選び、走り続けたから

映画「スノー・ロワイヤル」(ハンス・ペテル・モランド監督)から。
息子を殺され、その組織のリーダーに対して、じわりじわりと、
除雪車を使って復讐をしていく父親の物語。
冒頭、画面に流れるテロッブは、
「あるものはどこに行っても人を幸せにする。
あるものは去ることで人を幸せにする。オスカーワイルド」
この意味が最後まで理解できず、消化不良だった。
今回メモしたのは、復讐していくシーンではなく、
彼が、長い間コツコツと除雪作業を続け、
模範市民として表彰されたときの受賞スピーチが良かった。
「私は雪に閉ざされた街から
文明につながる道路を除雪しているだけです。
人は、毎日同じ道を車で走ってると
違う道はどうだったかと思うようになる」と話し、
さらに続けて「私はそう思わないように努めている。
幸運にも、私は恵まれた道を選び、走り続けたから」と纏めた。
こう言い切った彼のスピーチが伏線となって、
殺された息子の復讐劇へと物語は展開していく。
人生、わからないものだなぁ・・と考えさせられた。



2022年04月28日(木) ■
人間はエネルギー資源を求めて戦争する

映画「映画 太陽の子」(黒崎博監督)から。
わざわざ、邦題に「映画・・」とつける違和感はあったが、
2020年8月にNHKで放送されたドラマ「太陽の子」とは違うよ、と
言いたかったんだろうな・・と理解した。
戦争兵器としてではなく、単なる科学として「核分裂」を追求、
そして、その目的は、戦争をなくすことだった。
この理論に、なるほど・・とメモをした。
「この戦争は何で始まったんやろ。エネルギーや。
土地も鉱物も人間はエネルギー資源を求めて戦争する。
先の戦争もそうやった。我々が核分裂をコントロールして、
そのエネルギーを自由に使うことができるようになったら、
人間のエネルギー問題は永久に解決するはずじゃ、
そしたら戦争はなくなる」
しかし、この理論の大きな間違いは、
「人間が核分裂をコントロールできなかった」ことにある。
逆に、自分達がコントロールできないものを野放しにしておくと、
大きな代償を払うことになることを私たちは、3.11で思い知った。
これから、ますますエネルギー資源を求めて、戦いが続く。
世界の人々が争わずにすむエネルギーは、やっぱり太陽光かな。



2022年04月27日(水) ■
人生に迷った時は「道をひらく」(松下幸之助著)

どんな人でも、誰もが一度は経験すると思われる、
「自分が生きている人生」の意味探し。
約1ヶ月をかけて、模索していたが、そのまとめは、
書籍「道をひらく」(松下幸之助著)に書かれていた。
特に「道」という文に、私は救ってもらった気がする。
表紙にも抜粋として書かれている名文の一節。
「自分には、自分に与えられた道がある。
広い時もある、せまい時もある。
のぼりもあれば、くだりもある。思案にあまる時もあろう。
しかし、心を定め、希望をもって歩むならば、
必ず道はひらけてくる。深い喜びも、そこから生まれてくる」
「『最良』の敵は『良』」というフレーズ。
一番やりたいことを邪魔しているのは、ちょっとやりたいこと。
そんな意味で多くの人に伝えてきたはずだけど、
今、そのフレーズが自分に一番響いている。
残り少ない時間を、どう使うか・・
「自分に与えられた道」のために、使わなければ・・・と
心に誓った。



2022年04月26日(火) ■
約1ヶ月の「行方不明体験」

この年齢になって、自分の人生を見つめるために、約1ヶ月を費やした。
この期間、不安と怒りと焦りと・・もろもろの感情が脳裏に浮かび、
未だ解決に至ったかどうかわからないけれど、少し落ち着いた。
他国では「徴兵制度」があり、世間と一定期間隔離されることにより、
自分を見つめる機会、祖国を考える機会としていることを、
以前、何かの本で読んで、この一言でも取り上げた。
今回は、知識だけで理解しようとしたのと違い、
心の痛みや不安を伴いながら、リアルに体験できた気がする。
「毎日が日曜日」なんて、一週間もすれば、あっという間に飽きる。
そして、テレビが友達になってしまうと、ほとんど外に出ない。
足腰が弱る、気力が出ない・・の症状が出る前に、
残りの人生の時間を有意義にするための、何かを見つけたい。
そのためには「1ヶ月」の「行方不明体験」は、意味があったと思う。
ただ、今度は、なかなかエンジンがかからない。
いや、エンジンの掛け方を忘れてしまったのかもしれない。
そのために、数週間は、暖気運転が必要かもなぁ。