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しもさんの「気になる一言」
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2022年01月29日(土)
SDGsの原因は、大量廃棄

最近、新聞紙上で「SDGs」という単語を見かけるが、
私は、そういう動きがあることを知ってはいるが、
その実態は、あまり理解していないことが、気になっていた。
そんな時、あるラジオ番組で、こんな話を耳にした。
「SDGsの原因は、大量廃棄」
なるほど・・大量廃棄から生じた環境破壊が、
今、世界中で大きな問題となり、その対策に対して、
私たちは「SDGs」というキーワードで共通認識をしている。
そんなことなんだと理解した。
だけど、あまり語られないのは、その「大量廃棄」を生み出した、
「大量生産、大量消費」のツケという視点。
経済成長には欠かせなかった「大量生産、大量消費」は、
結果的に「大量廃棄」につながり「環境破壊」を招くことを
誰も予想しなかった、ということ。
別に誰かを責めているわけではない。
けれど、この「環境破壊」の後に続くキーワードを探している。
自然はそんなにヤワじゃないはずだから、
次に続く現象は「人類滅亡」なのかも・・と真剣に思った。
その場が良ければOK、その場を乗り切れればOKというのは、
もうそろそろやめにしなくてはいけないないなぁ。



2022年01月28日(金)
これからの豊かさとは?

喫茶店に置かれていた「婦人画報」の特集ページで見つけた
「これからの豊かさとは?」の定義が、私の目に留まった。
「価値観でつながる仲間をもつこと」「自然の循環をあじわうこと」
「少しの不便を楽しむこと」「集うこと。価値あるものを長く使うこと」
どれも、なるほどなぁ・・と思わせてくれた。
私が、町の総合計画策定を担当させていただいた頃は、
「豊かさ」とは「選択肢が多いこと」だった。
だから、町が目指す将来都市像を
「豊かさを実感できる生活都市:清水町」とし、
(基本理念) 人間(ひと)・地域(まち)・自然の共生
(5本の柱)を以下のように定めた。(懐かしい・・25年前)
・安全と安心を実感できるまちづくり
・産業の活力を実感できるまちづくり
・美しく質の高い生活空間を実感できるまちづくり
・新しいライフスタイルを実感できるまちづくり
・ゆとりと生きがいを実感できるまちづくり
そして、25年後、退職した私がこれから目指す生き方は、
「豊かさを実感できる生活」に尽きるのだから、
私の生き方の指針は、前述の4本の柱でいいのかも知れない。
・価値観でつながる仲間をもつこと
・自然の循環をあじわうこと
・少しの不便を楽しむこと
・集うこと。価値あるものを長く使うこと
そのためには、何をすればいいのかなぁ、とじっくり考えたい。



2022年01月27日(木)
マルガリータさん、私もファンなんです

「マルゲリータ」は、ピザ(ピッツァ)の種類の1つ。
「マルガリータ」は、テキーラをベースとするカクテル。
そう覚えていたのに、また定義が少し変わりそうだ。
勘のいい読者は「あっ、あれね」と気付いたと思うけれど、
令和4年の初場所に優勝し、関脇から大関に昇進した
「御嶽海」関のお母さんの名が「マルガリータ」さん。
千秋楽でNHK画面に登場しちゃったから、ネットでも拡散、
一躍、有名人になってしまった。
当日解説だった北の富士さんも、
「マルガリータさん、私もファンなんです」と言ったので、
余計に火がついてしまった気がする。
大相撲は、私の気になる一言のネタもとが多いなと苦笑い。
しかし・・野球好きの私は、春からは
「メジャーリーガー・大谷選手」のネタが増えるといいな。
勝っても負けても、打っても打たなくても、絵になる男って、
なかなかいるもんじゃないからなぁ。



2022年01月26日(水)
壊れたレコードは同じ言葉を繰り返す

ラジオから流れてきたメッセージだった。
「愚痴は成長を止める」「壊れたレコードは同じ言葉を繰り返す」
そんな走り書きのメモから、スマホのメモに打ち直したのだが、
情報源が不明のまま、すみません。
「愚痴を言い出すと、自分のことが見えなくなるし相手のことを否定する」
そこには、何も成長することはなく、伸びないばかりか、
逆に、視野が狭くなったり、人間関係が悪くなったり、いいことはない。
また、痛いところをつかれると、反論できず、壊れたレコードのように、
同じ場所に戻り、何度も同じことをリピートする。
クレーマーにありがちな行動と似ているな・・とふと思った。(汗)
こんなこと書いていながら、そういえば「今の人たちで、
レコードの針が飛ぶ現象を知っている人がどれだけいるか。
この例えで納得するのは、私たち世代以上か、相当マニアックな人たち。
あの針を持ち上げ、自分の手でレコードの溝に落としていた時代」が
蘇ってきて、苦笑いした。
レコードの始まりと終わりが自動になった時、けっこう感激したもの。
あぁ、時代にあった喩えを探さなきゃなぁ・・と反省した私がいた。



2022年01月25日(火)
慣れるというのは疑問をもたなくなるということ

ある方と「継続」の話をしていて、その後に「習慣」の話。
しかしその「習慣」と「慣れ」は、少し違うね、となった。
「慣れ」は、どうも「マンネリ」に近いニュアンスで語られ、
あまり前向きな単語ではない・・なんて話に。
では「慣れ」って、どんなこと?と話が進むと、
ラジオから、グッドタイミングでこんな台詞が流れてきた。
「慣れるというのは疑問をもたなくなるということ」
「心が震えなくなるということ」
えっ、今、そんな話をしていたんだ、とメモをした。
「慣れ」には、ちょっと余裕とスキができるし、
今までの緊張感から解放されて、気が緩む。
だから、今までだったら疑問に思う変化を、
見逃してしまい、取り返しがつかない失敗をする。
または、新しい発見にドキドキしたりワクワクしたり、
そんな気持ちの昂りもなくなる。
「習慣」にするのはいいけれど、いつまでたっても、
「慣れ」には、注意が必要だと私は思う。
いつまでも、疑問は持ち続けたいんだよなぁ。



2022年01月24日(月)
隣の部屋からささやいているような距離感で

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、話題が多すぎる。
以前、キャストが発表された時、名前だけ覚えていて、
「あっ、長澤まさみさんも出るんだ・・」と記憶していたら、
なんと、可愛い笑顔を拝見することができない(笑)、
ナレーション役だった。
初回の印象は、声が小さくて聞き取りにくいなぁ、だったが、
脚本の三谷幸喜さんから、語り役のイメージを伝えられていた、
そんな記事を見つけた。
彼が伝えた語りは「登場人物たちに寄り添い、
隣の部屋からささやいているような距離感で」だったようだ。
「ささやくような距離感」では、声が小さいのは当然かな、
逆に、指示されたイメージどおりに出来たことになる。
今までの語り役は、歳を重ねても声が聞きやすい大女優、
そんな私の先入観も、ひっくり返してくれた。
これから毎週、彼女の声が聴けることを楽しみに、
そして、彼女がいる(笑)、隣の部屋を想像しながら、
日曜日の夜は、用事を作らない努力をしなくちゃなぁ。



2022年01月23日(日)
ラジオ体操の動きをゆっくりと・・

週末、頭痛が続いたため、脳神経の病院へ行ったら、
姿勢が悪い状態で、PCの画面を見続けるデスクワークと、
ウォーキング以外の全身運動となる運動不足を指摘された。
確かに先週は、年度内に残された仕事で、ずっとPC前に座り、
細かい文字を読んだり、調べ物をしたり・・と目を酷使した。
だから、眼精疲労からくる頭痛だと思っていたら、
先生は「いろいろな疲労やストレスが首に溜まるけれど・・」と
前置きをした後、アドバイスは、意外にも
「ラジオ体操の動きをゆっくりと・・」だった。
ラジオ体操のリズムに合わせなくてもいいから、
その動きをストレッチのつもりで、時間も関係なく、
1日1回でいいから、姿勢を正して丁寧にやることを勧められた。
なるほど、それならできそうだ・・と早速始めてみたら、
正しい姿勢を保つのが思ったよりも難しいことを実感した。
屋外はまだまだ寒いから、無理はできないけれど、
「ラジオ体操」ではなく「ラジオ体操の動き」
暖かくなったら、柿田川公園で続けてみたいなぁ。



2022年01月22日(土)
誰が最初のドミノを倒したのかな?

映画「ジェントルメン」(ガイ・リッチー監督)から。
どの国でも「暗黒街」なるものが存在し、大金が動いたり、
殺人などの事件に発展していくことは、よくある。
だから設定は違えど、同じような作品は、何度も観てきた。
そのたびに、ストーリーの中で繰り返されるフレーズを、
その作品の「気になる一言」として残してきた。
今回は、食うか食われるか、を題材に、
「一代で大麻王国を築き上げたマリファナ・キング」が主役、
「ジャングルの王は、うわべの振る舞いだけでなく、
本当の王にならなければならない。
疑いがあってはだめだ、疑いは混乱を生み、破滅を招く」
「ジャングルの法則を忘れてるぞ。
老いたゴリラに、白髪が増えたら立ち去るべきだ、
放り出される前に恥をかくな。あんたの時代はもう終わったんだ」
「ジャングルの法則は1つ。『飢えたライオンは食う』だ」
しかし今回は、もっと面白い表現を見つけた。
「問題は最初に倒れるドミノではなく、最後のドミノだ」
「ドミノ理論は面白い。誰が最初のドミノを倒したのかな?」
大きな事件・事故で問題にされるのは「原因」か「結果」か。
私は、やはり「原因」(最初のドミノを倒した人)かなぁ。



2022年01月21日(金)
ぼんやりと日向ぼっこをするような生き方

「老齢の贅沢な生き方」をネットで検索中に見つけた、
グラフィックデザイナー、横尾忠則さんの考え方。
「ニーチェは55歳で死んだので、その後のことはわからない。
成長を目的にする必要のない生き方、
変化の止まった人生の味わい方、好奇心も意欲も、変な欲望もなく、
ぼんやりと日向ぼっこをするような生き方こそ老齢の贅沢な生き方」。
生き方のお手本みたいに「ニーチェの言葉」が流行ったけれど、
私にはあまりピンとこなかったことを思い出した。
その時は、あまり疑問に思わなかったけれど、やっとわかった。
彼は63歳を経験していないかったからだ。(汗)
横尾忠則さんはこう問うていた。
「飽きるの反対は、意欲だと思うが、
老齢になって、まだ意欲があるなんて見苦しい。
むしろ今やっていることを減らす生き方の中にこそ、
シン・老人の生き方があると思うんですが、どうでしょうね。」
まさしく私の求めていた答えかもしれない、とメモをした。
私の場合、日向ぼっこすると、数分で爆睡なんだけど・・いいかな。



2022年01月20日(木)
クラスターの定義・根拠はなんだうか?

コロナウィルス感染(オミクロン株)の拡大が話題になっている。
インフルエンザのように強い感染力、そして無症状の方も多い、
そのような特徴が報道されていたので、気になることがある。
新聞紙上や、テレビの速報でも、数多いクラスターの施設を表示、
最近では、施設名はなくても学校なども含まれているが、
その施設がクラスターだという定義が私にはわからない。
厚生労働省によると、5人程度の発生を一つの目安としているが、
明確に定められていない。
クラスターでは1人の感染をきっかけに集団内で感染が広がり、
そこからさらに外部集団へと感染が連鎖的に拡大していくことを恐れ、
公に発表することで、その拡大を抑制するのが狙い、それはわかる。
けれど、これだけ感染力が強く速いと、他の場所で感染した人が、
偶然、その施設に関わり、濃厚接触などを疑われ、PCR検査したら
「陽性」だった、というケースも充分あり得ると思う。
だからこそ、その施設がクラスターだ、と言い切れる定義・根拠が
気になって仕方がない。
こんなこと思うのは私だけなのかもしれないが、
頻繁に使われる言葉に関しては、それを目にする人たちが、
共通の認識としてイメージできる定義が欲しい。
シンプルに説明できる人がいたら、是非、教えてください。