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しもさんの「気になる一言」
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2022年01月19日(水)
一番好きなことで勝負したってことです

先日、野球漫画家・水島新司さんが他界したという訃報が届いた。
私たち世代は、彼の作品で野球をより好きになった人も多いはず。
アニメとしては、幼い頃の「巨人の星」を観て育ったけれど、
漫画となると「ドカベン」(水島新司さん作)
「キャプテン」(ちばあきおさん作)なとが私は好きだった。
好きなキャラクターとなると「ドカベン」の明訓高、微笑三太郎。
怒っている時も、悲しい時も、顔だけはいつもニコニコで、
なんとなく親近感を覚えたのを思い出す。
振り返ると、魔球とか豪速球を投げる投手や、
ファインプレーをしたり、豪快なホームランを打つ選手より、
漫画だというのに、地道にコツコツプレイする選手が気に入って、
応援していたことを思い出した。
そんな作品を多く描いていただいた水島新司さんのコメントを
読み漁っていたら、こんなコメントを見つけた。
たぶん、どうして野球を漫画の題材にしたのですか?、
または、これだけ長く続けられた秘訣はなんですか?、
そんな質問に答えたのだと思う。
「一番好きなことで勝負したってことです」
一番得意なことではなく、一番好きなこと・・これがいい。
いや、彼のことだから、一番楽しいこと、
一番面白いことで勝負したってことなんだろう。
人生を勝負に例えるなんて、やっぱりただの漫画家ではなく、
野球漫画家という肩書きが相応しいよなぁ。



2022年01月18日(火)
義時、義村、義夫、義時、義村、義夫

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」から目が離せないが、
主人公役、義時を演じる小栗旬さんが、教えてくれた
撮影裏話。(名前に関するややこしいお話)
「十数話くらいまでは、
誰が誰なのか覚えるのも大変かもしれないですね。
この作品は。『義』が多すぎて。誰が『義時』で
だれが『義盛』かみたいなことになってきちゃうんですよ。
あるシーンなんか、本当に最初の文字が
全員『義』の人たちしか集まってないと、
時々自分も人の台詞を覚えて行っちゃったりして。
台本に、義時、義村、義時、義村って、
二人の台詞が交互に続いているところがあって。
ある日、僕、義村さんの台詞をすっかり自分の台詞だと思って、
段取りのときに台詞を言ったら(義村役の)山本耕史さんから
『旬君、その台詞言いたい?』って言われて。
『あ、いえ、え?これ俺のじゃなかったでしたっけ?』て
台本見たら義村の台詞で。
「俺すっかり自分の台詞だと思ってました」ということが
あったんです」と。
こんな話は、この時代ならではのことだな、とメモしながら、
では、私(義夫)が会話に張ったら、もっとややこしいぞ・・・と
1人で妄想しながら苦笑いした。
あっ・・我が町の町長は「義弘」だった。(笑)
これは何かの縁、まちづくりに使っちゃうなぁ、私だったら。



2022年01月17日(月)
桜はあまり剪定してはいけない

柿田川公園の河津桜が咲き始めたので、
樹木に関する資料を読んでいたら、
なるほど・・と思うことがあり、慌ててメモをした。
「桜はあまり剪定してはいけない。傷口から菌類が入ると枯れるから」
剪定をすると見た目はスッキリするが、それは木にとっては危険が伴う。
うまく成長している木に、わざわざ手を入れるということは、
周りからの見た目を重要視しすぎて、樹木本来の持つ力を削ぐことになる。
そんな意味に理解して、納得した。
そう言えば、柿田川公園、第一展望台に下る階段の手前に生えている
「クスノキ科のヤブニッケイ」も葉っぱが茶色になって枯れている。
周りが育っているのに、その木だけ変色していると、とても気になるし、
その原因を知りたくなる。
その問題を解決すれば、ヤブニッケイは元に戻るのか、
それとも、手遅れで朽ちてしまうのか、本当に気になる。
こればかりは、黙って見ていても時が過ぎるだけだし、
より専門家に調べてもらうしかないかもなぁ。



2022年01月16日(日)
「勝って騒がれる力士」と「負けて騒がれる力士」

この時期(1月中旬)の日曜日、夕方から忙しい。
大河ドラマのBS放送18:00〜の前に、大相撲場所のテレビ観戦。
以前から大好きな、北の富士さんと前の海さんの解説を楽しみに、
早ければ、16:00前からテレビ前のマッサージ機に陣取っている。
(毎場所話題になっている土俵下の正座のご令嬢には敵わないけれど)
力士のタイプは、四つ相撲が好きな力士や押し相撲が得意な力士、
いろいろあるけれど、私がこれは面白い・・と思った分け方は、
「勝って騒がれる力士」と「負けて騒がれる力士」。
(すみません、誰が語ったフレーズかメモし忘れました(汗))
観るたびに、ハラハラドキドキ連続の某大関は、
「勝って騒がれる力士」の1人。
横綱をはじめ、安定した力を発揮し連勝を続ける力士は、
「負けて騒がれる力士」というわけだ。
これって、他のスポーツでも同じことが言えそうだ。
「勝って騒がれるチーム」と「負けて騒がれるチーム」
野球でも、サッカーでも、ラグビーでも、バスケットでも。
これから始まる冬季五輪なども含め個人スポーツでも
「勝って騒がれる選手」と「負けて騒がれる選手」がいる。
まずは「「勝って騒がれる」ようになることを目指し、
その後、力をつけて周りからその存在を認められるようになれば、
「負けて騒がれる」ようになる。
あっ、歴史上の武将にも同じことが言えるかもなぁ。



2022年01月15日(土)
算用数字を使うのはこの作品が初めて

続けて、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の話題から。
時代考証や、史実との違いが話題になっているが、
私は、あまり詳しくないので、皆さんのコメントを読み、
勉強させてもらっている・・って感じ。
今までとは違う・・をキーワードに探していたら、
毎回目にすることになる「鎌倉殿の13人」というタイトル、
「算用数字を使うのはこの作品が初めて」というネタを拾った。
言われてみれば・・と調べてみたら、
60作を数える中で、可能性があったのは、
第5回 三姉妹 (3姉妹)
第34回 八代将軍 吉宗 (8代将軍 吉宗)
第39回 葵 徳川三代 (葵 徳川3代)
第41回 利家とまつ〜加賀百万石物語〜
(利家とまつ〜加賀100万石物語〜)
書き出してみたら、やはり算用数字は似合いそうもない。
そういう意味では、今回はタイトルからして斬新である。
13という数字、13階段とか不吉な数字として捉えやすいが、
意外と、今年のキーワードとして注目だな。

P.S
さっそく見つけた、YouTube「伊豆箱根の13人」。
こういうノリ、私、大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=SbRHMTPxFGY



2022年01月14日(金)
「残された人たちがどうしていくのか」が今回テーマ

毎年、その年のNHK大河ドラマの「テーマ」を確認し、
自分なりに、軸がぶれないように観始めるのが、恒例行事。
メモしてあったのに、紹介してなかったので、
大河好き(?)、歴史好き(?)、気になる一言好き(?)の方から
「今年の大河のテーマは?」のリクエストがあった。
もちろん、知っている人も多いと思うが、
脚本の三谷幸喜さんのメッセージを紹介すると、
「強い権力を持った人が突然死んだあと、
残された人たちがどうしていくのか」、
それが今回の最大のテーマ・・と書いてあった。
確かに、主人公「北条義時」を演じる小栗旬さんも、
自分は「主人公であるけど、主役ではない」と言っている。
主役は、強い権力を持った「頼朝」などであり、
そのリーダーを失った時に、残された人たちがどう動き、
変化の激しい社会をまとめていくのか、がテーマのようだ。
その視点で「鎌倉殿の13人」を一年間、観続けたいと思う。
今年は、久しぶりに「大河ネタ」の気になる一言が増えそうだ。
私は、史実とか時代考証なんて、あまり気にならない。
だって「大河」って「ドラマ」なんだから。



2022年01月13日(木)
伊豆国は中央政治から隔離しやすく

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まり、私の周りでも、
近隣市町が舞台とあって「大河ドラマ」の話をする人が
増えてきた気がする。
今回「物語の始まりの国・伊豆」だけど、
源頼朝が、伊豆へ流刑されたところから始まったけれど、
どうして、こんな便利なところに島流しされたのか、
今の若い人たちは、不思議で仕方がないようだ。
「島流し」と言われて、本当に離小島だと思っていた、
そんな意見も耳にし、ちょっとだけ解説が必要かな、と思った。
北条家が暮らす伊豆国は太平洋に向かって張り出す半島であり、
五畿七道の東海道に含まれる国。「最北部を除く大半の地域が
都と坂東をつなぐ交通路から外れる」という地理的な条件により、
古来、伊豆国は中央政治から隔離しやすく、
都から政治犯が流される流罪の地として利用されてきた」。
伊豆半島は、あまり人が住まないような田舎でもないが、
情報が届きにくい地域としてみられていた、
ということなのかもしれない。
さて、今は・・と考えると、情報は都会と同じスピードで届くし、
当時とは違く、いつでも自然豊かな環境を保っている。
時代は。刑罰として「伊豆へ島流し」ではなく
ご褒美として「伊豆へ島流し(移住)」に変わった。
「伊豆国は中央政治から隔離しやすく」を逆手にとって
プラスの要素として、PRできそうな気がするなぁ。



2022年01月12日(水)
人間のゴタゴタが嫌なんですよ、この歳になると・・

お気に入りのNHKラジオ「高橋源一郎の飛ぶ教室」から。
新春初夢スペシャル2022は、詩人・谷川俊太郎さんと対談。
作家・高橋源一郎さんが招く人は、魅力的な人が多い。
(昨年はなんと、故・瀬戸内寂聴さんだった)
今年も、2人で楽しい話を続けていたが、高橋さんから
これだけ言葉を紡ぐのが上手いのだから、小説を書きませんか?
そんな問いかけがあったのを受けて、谷川さんが答えた。
「人間のゴタゴタが嫌なんですよ、この歳になると・・」
既に90歳と歳を重ねた彼らしい、表現だった。
思えば「小説」って「詩」とちょっと違って、
人間のドラマが物語の中心だから・・と言いたげな表現だった。
27年も違うのに63歳の私も、わかる、わかる、とメモをした。
もう、60歳(還暦)を3年も過ぎると、のんびり過ごしたいから、
面倒臭い人間関係がイヤになる、それも、ゴダゴタが。
別に、やる気がなくなったわけではないけれど、
なんとなく、言い争うことが面倒臭いってこと。
人間って、人間がいないと生きられないって言うけど、
ストレスになるのも、人間なんだよなぁ。



2022年01月11日(火)
雪の朝、柿田川水面の風はいつもと逆だった

久しぶりの雪で、喜んだり慌てたりしてた私たち。
振り返りながら、いつもと違うことはなかっただろうか、と、
メモを見回したら、面白いことを見つけた。
職場へは、柿田川公園の中を抜けるコースを選び徒歩通勤をしている。
毎日、公園内にある「貴船神社」への参拝をしたあと、
湧き間を横目で眺め、柿田川を一望するポイントで足を留め、
滔々と流れる景色に癒されるのであるが、
寒い日は、水面を流れる朝靄(もや)を観察することで、
見えないはずの風の向きが、なんと眼で確認できる。
あの雪の日、いつもなら下流から上流に向かって流れる風が、
川の流れと同じ方向、それもほとんど同じ速さで、
上流から下流に向かって吹いていた。
例年より少ないダイサギが、朝靄の中を飛んでいる風景は、
いつも以上に幻想的で、立ち止まっている時間が長かったかも・・。
外の空気は、まだまだ冷たいけれど、
季節は確実に春へと向かっていることを実感できる。
これって、日本に生まれた私たちへのプレゼントかもしれない。
日本に生まれて、季節を感じない生活なんて、もったいないな。



2022年01月10日(月)
刺激がないと、思考能力が低下するかも・・体験

年末年始も仕事していたから、この三連休を活用して
ちょっと試してみたことがある。(結局は1日だけだったけど)
それは、今まで続けてきたことのリセット。
柿田川の写真撮影も、読書も、映画鑑賞も、ラジオ視聴もせず、
とにかく、できる限り思考を停止する体験をしたかった。
のんびり起きて、ブランチに近い軽い食事、
そして、ホットカーペットの上でぬくぬくしていたら、爆睡。
その後、暖房の効いた部屋で、テレビを流していただけ。
(観たい番組もなく、ただ音が欲しかったのかも・・)
そして、夕食前にお風呂に入り、また湯船に浸かり、うとうと。
結果、体はとてもリラックスできたけれど、脳はぼ〜っとしていた。
憧れた隠居生活のはずなのに、なぜか脳は刺激を欲しがっていた。
やはり、考えるってことをしないと、(脳に刺激を与えないと)
認知症になりやすいかも・・と真剣に感じた。(汗)
人間にとって、外部からの刺激ってこんなに大切なんだ・・と
実感した1日となり、いい体験をした気がする。
こういうことって、自分の体で試すのが一番だな。(笑)