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しもさんの「気になる一言」
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2021年12月12日(日)
「スロースリップが起きている」「田所博士に訊け!!」

日本各地で起きている地震・・インターネットで情報を得ようとすると、
TBSテレビ日曜劇場「日本沈没ー希望のひとー」の話題が先行し、
さらに、twitterなどのSNS投稿を検索すると、
「スロースリップが起きている」「田所博士に訊け!!」など、
これまた同番組関連の文字が溢れている。
あまりにタイミングがいいので、実は、政府がマル秘情報を握り、
特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為の事である
「プロパガンダ」(propaganda)ではないかと思いたくなるほどだ。
「憲法改正・敵基地攻撃」に舵を切ろうとするとき、
今まであまり話題に上らなかった「真珠湾攻撃」が特集されたり、
どうも、世相とテレビ番組が連動しているようで、怖い。
そういう意味では、誰かが冷静に、客観的に、そして大所高所から
社会全体の流れを眺めてくれる人が欲しい、とつくづく思う。
事態は、少しずつ動くから、なかなか気付きにくいけれど、
その僅かな変化に警鐘を鳴らす役割が必要だと感じている。
香川照之さん演ずる、田所博士が主張するのは、
沈没の前兆を示す「スロースリップ」(断層がゆっくりすべる)だが、
この「ゆっくり」は、自覚症状がないまま進行する病気も含め、
本当に、じっくり観察しなければ発見できない。
と言いつつ、最終回の「日本沈没ー希望のひとー」が気になる私。
楽しみでもあるが、怖い気もするなぁ。

P.S
今日は、年に一度の「12月12日。十二国記の日」。
大好きな、小野不由美著の長編シリーズだったのになぁ。(汗)



2021年12月11日(土)
植物の葉っぱは滑りやすいからね

職場の前の大銀杏の葉が、ここ数日の風でほとんど落ちた。
逆にいうと、銀杏の周りの地面は、黄色一色に染まるのだが、
それを毎日、関係スタッフで履く作業から、1日が始まる。
(すみません、私はたま〜にしか、参加できませんが・・(汗))
観光サイドから言えば、インスタ映えする光景なのだが、
おもてなしの視点では、少しでも危険を回避したいと思う。
観光客やファミリーが「もったいないじゃないですか」というので、
私は、いつもこう答えることにしている。
「確かに・・あたり一面、黄色の絨毯はきれいだけど、
植物の葉っぱは滑りやすいからね」と。
「えっ、そうなんですか?」と訊き返す親子には、
目の前に落ちている銀杏の葉っぱを拾って、触らせてみる。
そうすると「あっ、ほんとだ。ワックスが塗ってあるみたい」となる。
そこから「どうしてだろうね?」とさらに訊き返すと、
子どもたちの目が輝く。それが楽しい。
親には、子どもたちが夢中で遊んでいる間に、少しだけ理由を教える。
「葉っぱは表面で水をはじき、風なんかで簡単に水滴を落とせるようにね」と。
さてこの話題で、どこまで子どもたちの好奇心を膨らませるだろうか。
身近な自然観察って、楽しいんだよなぁ。



2021年12月10日(金)
戦いは「本陣・大将」を潰すこと

最近の時代の潮流を眺めていると、真珠湾攻撃80年の特集から、
岸田首相の所信表明の「敵基地攻撃」発言まで、
憲法改正に絡んだ話題が新聞、テレビなどのマスコミで賑わっている。
いろいろな有識者が、戦争の戦い方を論じているけれど、
そのヒントは、戦国時代の戦い方にあるんじゃないだろうか、と思う。
ミサイル(弓矢)が飛んでくる基地をどれほど破壊したところで、
あまり相手に打撃を与えられないことは、日本の歴史が語っている。
敵の攻撃力を削ぐには「本陣・大将」を潰すこと。
桶狭間の戦いで討死した今川義元が率いた今川軍、
武田信玄というリーダーを失った武田軍などを見ればわかりやすいかも。
やはり、カリスマ的な大将・リーダーを失った軍は、一気に力がなくなり、
滅亡していくことは、何度も歴史から学んできたはず。
物騒な話ではあるが、相手国の首都、リーダーを潰せば、勝負は決する。
戦いとは、そんなもかな・・と「温故知新」の四字熟語が頭に浮かんだ。
だから「敵基地攻撃」「専守防衛」などという言葉が飛び交っても、
あまり、ピンとこないんだよなぁ。



2021年12月09日(木)
アメンボ、いた!!

土・日・休日になると、観光客の多い平日とは違い、
ファミリー層が集まってくる、柿田川公園。
そのそばを歩いていると、子どもたちがはしゃく声が聴こえ、
今日はどんな発見があったのかな?と、耳を傾ける。
それが「アメンボ、いた!!」
今回は湧き間でもなく、観光客なら見逃してしまうような場所に、
アメンボがいたらしい。
それをじっと眺め、水に映り、面白いようにピュッピュっと動く、
アメンボの影だけで、何分も喜んでいる姿に、にっこりしてしまう。
それを嬉しそうに見つめている、若い親たちにも感激した。
恥ずかしい話、私なら「ほら、もう次へ行くよ」と声を掛けてしまう。
見せたいものがいっぱいあればあるほど、時間を気にしながら、
自分たちのペースに巻き込んでしまうから。
しかし、先ほど紹介した若い夫婦は、子どもたちが飽きるまで、
子どもが次へ行こうとするまで、静かに待っていた。
子どもたちの好奇心を大切にしていることが、私にも伝わった。
こんなファミリーが過ごす「柿田川公園」にしたいな、と思う。
何かお手伝いすることができれば嬉しいのだが。



2021年12月08日(水)
「お疲れ生です」

テレビで流れていた、アサヒビールのCM。
どこかで誰かが言いそうなキャッチコピーだけど、
実は、あまり耳にしてことがなかったから、新鮮だった。
特に、コロナ禍で外食が減った分、
「とりあえず・・生」の台詞も、しばらく言ってない。
「生」といえば、「缶ビール」ではなく、樽から淹れた「ジョッキ」。
そして、みんなで元気よく、声を揃えて乾杯する。
「お疲れ生です」(いいねぇ・・)
そういえば、同じアサヒビールのCMに、こんなのもあった。
「いろいろあったこの一年に乾杯」
本当に、いろいろあったなぁ・・と思う人ほど、
この台詞が染み入るに違いない。
そういう私も、真っ黒になった手帳を捲りながら、
この台詞を、苦労を共にしてきた仲間たちと口にしたいな。



2021年12月07日(火)
紅葉は、陽の光を透かして撮るといいよ

柿田川公園内にも、色鮮やかな紅葉が見られるが、
写真を撮る場所、時間によって、大きな違いが出る。
特に、私の視覚では、おっ、いいな、と思っても、
カメラを覗くと、逆光になってしまうことが多くて、
なかなか思うような「紅葉」の写真が撮れずにいた。
そんな時、私のそばでこんなことを呟いた観光客がいて、
なるほど・・と思ってメモをした。
「紅葉は、陽の光を透かして撮るといいよ」
順光(逆光の反対)で撮影すると、色もついているし、
それなりの撮影はできるが、どうも今ひとつ。
葉っぱのもつ透明感が表現できず、悩んでいたから、
このアドバイスは、嬉しかった。
逆光の特性を上手く利用して、強い陽の光を、
葉っぱの向かう側に置くことで、逆光が味方となり、
本当に、透けたような葉っぱが撮れた。
撮影した写真を、補正すればいいのかもしれないけれど、
それじゃ、自然の光じゃなくなるからなぁ。



2021年12月06日(月)
人は時間をかければ、会いたい人に会いに行ける

何の番組だったろうか、またまた情報源不明、
最近、物忘れがひどくて、申し訳ない。(汗)
「樹木は、生まれた場所から動くことはできない。
だが、人は時間をかければ、会いたい人に会いに行ける」
そんなフレーズの一部だったと記憶している。
63歳の歳を重ね、さらにコロナ禍の中、どうも行動が鈍る、
すると、出かけるのがついつい億劫になる。
そのうち、会いたかった人の訃報などが突然届くと、
あぁ、一度、会っておけばよかった・・・と後悔が残る。
そんな思いをしたときに、耳から入ってきた台詞に反応し、
メモしたと思い出した。
うまく言えないけれど、
会いたいなぁ・・と思ったら、会いに行けばいいし、
声が聴きたいなぁ・・と思ったら、電話をかければいい。
全てが、デジタルの文字で処理する必要もなく、
人間本来が持っている感覚を大切にしていくのも悪くない。
さて、今、誰に会いたいかな、誰の声が聴きたいかな。



2021年12月05日(日)
欲しいものに手を伸ばすのが、どれだけ怖いことか

映画「ジョゼと虎と魚たち(2020・アニメ版)」
(タムラコータロー監督)から。
原作は、田辺聖子さん小説だし、さらに実写版もあり、
今回がアニメ版。(韓国版もあるらしい)
原作、実写版、アニメ版、韓国版・・
どの順番で観るのが一番面白いかを問われたら、
間違いなく「原作」であるけれど、今回のように、
「アニメ版」の後、原作も読んでみよう、というのも、
悪くはないかもしれない。
たしか「君の膵臓をたべたい」も、いくつかのバージョンがあり、
それぞれに楽しめた気がする。
原作にあって、映画にはない言葉とか、逆のパターンで、
実写だけ、アニメだけにある会話とか、探すのが好きだ。
今回は一つ目なので、他との比較できないが、
とりあえず、気になった台詞を残しておこうと思う。
「俺なんにもわかってなかった。
欲しいものに手を伸ばすのが、どれだけ怖いことか・・」
東京2020パラリンピック観戦の後だったから、
車椅子のジョゼが、障がい者でかわいそう、と思うことなく、
違和感なく私の中にスッと入り込んできた。
1985年発行の原作、2003年の映画・実写版、
車椅子の女性ジョゼをどう表見しているか、比べてみたい。



2021年12月04日(土)
電子機器のコードを統一して

久しぶりに、私の呟きを文字にしてみた。(汗)
自宅のPC周りには、電子機器のコードが溢れている。
一方の口は、USBの接続用。
しかし、もう片方は、少しずつ形が違う。
これが、私を悩まし、ストレスが溜まってしまう原因。
なんの充電用コードだったっけ?と思いながら、
思いつくままに、差し込んでみるけど、なかなか合わない。
どうして、こうも面倒臭くするんだ、規格を統一して、と
心の中で叫んでしまった。
ビデオテープの「beta」と「VHS」戦争のように、
メーカーの規格争いに巻き込まれているようで、
どうも使い勝手が悪い。
ビデオテープの時は、はっきりわかる大きさの違いがあるから、
まだ諦めもつくけれど、コードはほぼ同じだから始末が悪い。
誰か、言い出してくれないかなぁ、規格を同じにしてって。
同じにしてくれれば、コード10本くらい買うから。



2021年12月03日(金)
落ち葉を踏む音で、冬を感じるんだよね

毎朝、柿田川公園散策を、朝の通勤路とするようになり、
季節の移り変わりに疲れた心を癒されてから、
もう何年経つだろうか・・としみじみ冬の寒さを感じていたら、
観光客だろうか、私の後ろを歩いていた2人の若い女性が、
楽しそうに交わしている会話が聴こえてきた。
「この強い風に耐えられず、パラパラと落ちる枯れ葉に、
あ〜っ、冬がきたなぁ・・って思うよ」と
「なるほどねぇ、私はね・・」としばらく考えた後、
「落ち葉を踏む音で、冬を感じるんだよね」と続けた。
わかる、その感覚・・と私も、会話に参加しているようだった。
空気が乾燥している・・という表現よりも、
踏み歩くたびに、サクサクというか、カサカサというか、
聴こえてくる落ち葉の音に冬を感じる、なんて素敵なんだ、と思う。
五感で季節を感じる楽しさ、彼女たちに教えてもらった。
そういえば、音って記憶に残りやすいよなぁ。