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2021年12月10日(金) ■ |
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戦いは「本陣・大将」を潰すこと |
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最近の時代の潮流を眺めていると、真珠湾攻撃80年の特集から、 岸田首相の所信表明の「敵基地攻撃」発言まで、 憲法改正に絡んだ話題が新聞、テレビなどのマスコミで賑わっている。 いろいろな有識者が、戦争の戦い方を論じているけれど、 そのヒントは、戦国時代の戦い方にあるんじゃないだろうか、と思う。 ミサイル(弓矢)が飛んでくる基地をどれほど破壊したところで、 あまり相手に打撃を与えられないことは、日本の歴史が語っている。 敵の攻撃力を削ぐには「本陣・大将」を潰すこと。 桶狭間の戦いで討死した今川義元が率いた今川軍、 武田信玄というリーダーを失った武田軍などを見ればわかりやすいかも。 やはり、カリスマ的な大将・リーダーを失った軍は、一気に力がなくなり、 滅亡していくことは、何度も歴史から学んできたはず。 物騒な話ではあるが、相手国の首都、リーダーを潰せば、勝負は決する。 戦いとは、そんなもかな・・と「温故知新」の四字熟語が頭に浮かんだ。 だから「敵基地攻撃」「専守防衛」などという言葉が飛び交っても、 あまり、ピンとこないんだよなぁ。
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2021年12月09日(木) ■ |
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アメンボ、いた!! |
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土・日・休日になると、観光客の多い平日とは違い、 ファミリー層が集まってくる、柿田川公園。 そのそばを歩いていると、子どもたちがはしゃく声が聴こえ、 今日はどんな発見があったのかな?と、耳を傾ける。 それが「アメンボ、いた!!」 今回は湧き間でもなく、観光客なら見逃してしまうような場所に、 アメンボがいたらしい。 それをじっと眺め、水に映り、面白いようにピュッピュっと動く、 アメンボの影だけで、何分も喜んでいる姿に、にっこりしてしまう。 それを嬉しそうに見つめている、若い親たちにも感激した。 恥ずかしい話、私なら「ほら、もう次へ行くよ」と声を掛けてしまう。 見せたいものがいっぱいあればあるほど、時間を気にしながら、 自分たちのペースに巻き込んでしまうから。 しかし、先ほど紹介した若い夫婦は、子どもたちが飽きるまで、 子どもが次へ行こうとするまで、静かに待っていた。 子どもたちの好奇心を大切にしていることが、私にも伝わった。 こんなファミリーが過ごす「柿田川公園」にしたいな、と思う。 何かお手伝いすることができれば嬉しいのだが。
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2021年12月08日(水) ■ |
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「お疲れ生です」 |
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テレビで流れていた、アサヒビールのCM。 どこかで誰かが言いそうなキャッチコピーだけど、 実は、あまり耳にしてことがなかったから、新鮮だった。 特に、コロナ禍で外食が減った分、 「とりあえず・・生」の台詞も、しばらく言ってない。 「生」といえば、「缶ビール」ではなく、樽から淹れた「ジョッキ」。 そして、みんなで元気よく、声を揃えて乾杯する。 「お疲れ生です」(いいねぇ・・) そういえば、同じアサヒビールのCMに、こんなのもあった。 「いろいろあったこの一年に乾杯」 本当に、いろいろあったなぁ・・と思う人ほど、 この台詞が染み入るに違いない。 そういう私も、真っ黒になった手帳を捲りながら、 この台詞を、苦労を共にしてきた仲間たちと口にしたいな。
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2021年12月07日(火) ■ |
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紅葉は、陽の光を透かして撮るといいよ |
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柿田川公園内にも、色鮮やかな紅葉が見られるが、 写真を撮る場所、時間によって、大きな違いが出る。 特に、私の視覚では、おっ、いいな、と思っても、 カメラを覗くと、逆光になってしまうことが多くて、 なかなか思うような「紅葉」の写真が撮れずにいた。 そんな時、私のそばでこんなことを呟いた観光客がいて、 なるほど・・と思ってメモをした。 「紅葉は、陽の光を透かして撮るといいよ」 順光(逆光の反対)で撮影すると、色もついているし、 それなりの撮影はできるが、どうも今ひとつ。 葉っぱのもつ透明感が表現できず、悩んでいたから、 このアドバイスは、嬉しかった。 逆光の特性を上手く利用して、強い陽の光を、 葉っぱの向かう側に置くことで、逆光が味方となり、 本当に、透けたような葉っぱが撮れた。 撮影した写真を、補正すればいいのかもしれないけれど、 それじゃ、自然の光じゃなくなるからなぁ。
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2021年12月06日(月) ■ |
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人は時間をかければ、会いたい人に会いに行ける |
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何の番組だったろうか、またまた情報源不明、 最近、物忘れがひどくて、申し訳ない。(汗) 「樹木は、生まれた場所から動くことはできない。 だが、人は時間をかければ、会いたい人に会いに行ける」 そんなフレーズの一部だったと記憶している。 63歳の歳を重ね、さらにコロナ禍の中、どうも行動が鈍る、 すると、出かけるのがついつい億劫になる。 そのうち、会いたかった人の訃報などが突然届くと、 あぁ、一度、会っておけばよかった・・・と後悔が残る。 そんな思いをしたときに、耳から入ってきた台詞に反応し、 メモしたと思い出した。 うまく言えないけれど、 会いたいなぁ・・と思ったら、会いに行けばいいし、 声が聴きたいなぁ・・と思ったら、電話をかければいい。 全てが、デジタルの文字で処理する必要もなく、 人間本来が持っている感覚を大切にしていくのも悪くない。 さて、今、誰に会いたいかな、誰の声が聴きたいかな。
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2021年12月05日(日) ■ |
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欲しいものに手を伸ばすのが、どれだけ怖いことか |
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映画「ジョゼと虎と魚たち(2020・アニメ版)」 (タムラコータロー監督)から。 原作は、田辺聖子さん小説だし、さらに実写版もあり、 今回がアニメ版。(韓国版もあるらしい) 原作、実写版、アニメ版、韓国版・・ どの順番で観るのが一番面白いかを問われたら、 間違いなく「原作」であるけれど、今回のように、 「アニメ版」の後、原作も読んでみよう、というのも、 悪くはないかもしれない。 たしか「君の膵臓をたべたい」も、いくつかのバージョンがあり、 それぞれに楽しめた気がする。 原作にあって、映画にはない言葉とか、逆のパターンで、 実写だけ、アニメだけにある会話とか、探すのが好きだ。 今回は一つ目なので、他との比較できないが、 とりあえず、気になった台詞を残しておこうと思う。 「俺なんにもわかってなかった。 欲しいものに手を伸ばすのが、どれだけ怖いことか・・」 東京2020パラリンピック観戦の後だったから、 車椅子のジョゼが、障がい者でかわいそう、と思うことなく、 違和感なく私の中にスッと入り込んできた。 1985年発行の原作、2003年の映画・実写版、 車椅子の女性ジョゼをどう表見しているか、比べてみたい。
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2021年12月04日(土) ■ |
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電子機器のコードを統一して |
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久しぶりに、私の呟きを文字にしてみた。(汗) 自宅のPC周りには、電子機器のコードが溢れている。 一方の口は、USBの接続用。 しかし、もう片方は、少しずつ形が違う。 これが、私を悩まし、ストレスが溜まってしまう原因。 なんの充電用コードだったっけ?と思いながら、 思いつくままに、差し込んでみるけど、なかなか合わない。 どうして、こうも面倒臭くするんだ、規格を統一して、と 心の中で叫んでしまった。 ビデオテープの「beta」と「VHS」戦争のように、 メーカーの規格争いに巻き込まれているようで、 どうも使い勝手が悪い。 ビデオテープの時は、はっきりわかる大きさの違いがあるから、 まだ諦めもつくけれど、コードはほぼ同じだから始末が悪い。 誰か、言い出してくれないかなぁ、規格を同じにしてって。 同じにしてくれれば、コード10本くらい買うから。
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2021年12月03日(金) ■ |
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落ち葉を踏む音で、冬を感じるんだよね |
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毎朝、柿田川公園散策を、朝の通勤路とするようになり、 季節の移り変わりに疲れた心を癒されてから、 もう何年経つだろうか・・としみじみ冬の寒さを感じていたら、 観光客だろうか、私の後ろを歩いていた2人の若い女性が、 楽しそうに交わしている会話が聴こえてきた。 「この強い風に耐えられず、パラパラと落ちる枯れ葉に、 あ〜っ、冬がきたなぁ・・って思うよ」と 「なるほどねぇ、私はね・・」としばらく考えた後、 「落ち葉を踏む音で、冬を感じるんだよね」と続けた。 わかる、その感覚・・と私も、会話に参加しているようだった。 空気が乾燥している・・という表現よりも、 踏み歩くたびに、サクサクというか、カサカサというか、 聴こえてくる落ち葉の音に冬を感じる、なんて素敵なんだ、と思う。 五感で季節を感じる楽しさ、彼女たちに教えてもらった。 そういえば、音って記憶に残りやすいよなぁ。
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2021年12月02日(木) ■ |
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土俵は丸いんで、使い方を覚えれば無限大の動きができる |
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相撲ネタが続いたけれど、調子に乗って、もう一つ。 (これを最後に、しばらく「相撲ネタ」終わりにします。(笑)) 最近の大相撲の解説は、少し前まで応援していた関取が 蘊蓄を話してくれるので、ついつい、メモしてしまう。 最近では「野球ネタ」や「大河ドラマネタ」よりも多いだろう。 今回は、元横綱・稀勢の里が解説で言い放ったワンフレーズ。 ただの相撲の戦い方の話ではなく、いろんな場面で使える、 そんなことを感じたからだ。 「土俵は丸いんで、使い方を覚えれば無限大の動きができる。 丸って、そんな表現ができるのか・・と嬉しくなった。 四角と違って、力を逃す場所がある、という意味なのか、 土俵の形を体に叩き込んでいれば、いろいろな攻め方がある、 そんな意味かもしれない。 特に「丸は無限大」という言葉に、感激した。 最近「丸」という形が気になるのも何かの縁かもしれない。 一番強い形は「丸型」と信じて、生きてきたけど、 (顔形とか体型の話ではありません・・) これからも、軸をぶらさず「丸型」を貫こうと思う。 私に、尖った形は、似合いそうもないから・・(汗) 私の大好きな「ブルーホール」も「丸・円」だしなぁ。
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2021年12月01日(水) ■ |
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変わるための一年だったので |
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連日の相撲ネタですが・・ 大相撲11月場所は、照ノ富士の6回目の優勝で、幕を閉じた。 昨年の11月場所は小結。そして初場所ではまだ関脇だった彼が、 安定感を増しながら、一年後は、1人横綱として全勝優勝を飾った。 あまり話題にならないが、今場所活躍した「阿炎」も、 新型コロナウイルスの感染が広がる中、 大相撲の力士が接待を伴う飲食店に出入りした問題として 3場所の謹慎処分を受け、昨年の初場所では、幕下16枚目。 休場明けの3月、5月場所を、幕下全勝優勝。 十両に上がった7月で好成績を残し、9月には十両でも優勝。 そしてこの11月でも、大活躍で一年を終えたが、 「この一年を振り返ってもいかがですか?」の質問に、 「変わるための一年だったので」と、キッパリと答えた。 当時の相撲協会が引退届を受理せず、現役続行を前提に、懲戒処分。 この粋な計らいに、必死に応え結果を残す形となった。 一年くらいの年月を一所懸命やらないと、変われない証かもしれない。 「変わるための一年だったので」は、とても爽やかに心に響いた。 来年は「朝乃山」が「変わるための一年」に挑むこととなる。 彼の奮起を期待して、温かく、見守っていきたいなぁ。
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