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2021年12月02日(木) ■ |
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土俵は丸いんで、使い方を覚えれば無限大の動きができる |
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相撲ネタが続いたけれど、調子に乗って、もう一つ。 (これを最後に、しばらく「相撲ネタ」終わりにします。(笑)) 最近の大相撲の解説は、少し前まで応援していた関取が 蘊蓄を話してくれるので、ついつい、メモしてしまう。 最近では「野球ネタ」や「大河ドラマネタ」よりも多いだろう。 今回は、元横綱・稀勢の里が解説で言い放ったワンフレーズ。 ただの相撲の戦い方の話ではなく、いろんな場面で使える、 そんなことを感じたからだ。 「土俵は丸いんで、使い方を覚えれば無限大の動きができる。 丸って、そんな表現ができるのか・・と嬉しくなった。 四角と違って、力を逃す場所がある、という意味なのか、 土俵の形を体に叩き込んでいれば、いろいろな攻め方がある、 そんな意味かもしれない。 特に「丸は無限大」という言葉に、感激した。 最近「丸」という形が気になるのも何かの縁かもしれない。 一番強い形は「丸型」と信じて、生きてきたけど、 (顔形とか体型の話ではありません・・) これからも、軸をぶらさず「丸型」を貫こうと思う。 私に、尖った形は、似合いそうもないから・・(汗) 私の大好きな「ブルーホール」も「丸・円」だしなぁ。
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2021年12月01日(水) ■ |
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変わるための一年だったので |
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連日の相撲ネタですが・・ 大相撲11月場所は、照ノ富士の6回目の優勝で、幕を閉じた。 昨年の11月場所は小結。そして初場所ではまだ関脇だった彼が、 安定感を増しながら、一年後は、1人横綱として全勝優勝を飾った。 あまり話題にならないが、今場所活躍した「阿炎」も、 新型コロナウイルスの感染が広がる中、 大相撲の力士が接待を伴う飲食店に出入りした問題として 3場所の謹慎処分を受け、昨年の初場所では、幕下16枚目。 休場明けの3月、5月場所を、幕下全勝優勝。 十両に上がった7月で好成績を残し、9月には十両でも優勝。 そしてこの11月でも、大活躍で一年を終えたが、 「この一年を振り返ってもいかがですか?」の質問に、 「変わるための一年だったので」と、キッパリと答えた。 当時の相撲協会が引退届を受理せず、現役続行を前提に、懲戒処分。 この粋な計らいに、必死に応え結果を残す形となった。 一年くらいの年月を一所懸命やらないと、変われない証かもしれない。 「変わるための一年だったので」は、とても爽やかに心に響いた。 来年は「朝乃山」が「変わるための一年」に挑むこととなる。 彼の奮起を期待して、温かく、見守っていきたいなぁ。
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2021年11月30日(火) ■ |
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新幹線の駅みたいな四股名だね |
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郷土力士として、その勝敗を気にしていた「熱海富士」関。 熱海市出身だし、横綱・照ノ富士関と同部屋なので、 陰ながら応援しているのだが・・。 その四股名を見て、妻が一言。 「新幹線の駅みたいな四股名だね」 なるほど・・そんな視点はなかったなぁ、と笑いながら、 「じゃあ、いっそのこと、熱海三島富士関にすればいいね」と 返したら・・「あっ?」と驚いたので、 「また、くだらないこと思いついて」と言われるのかと思ったら、 「富士ではなく、新富士だ」と呟いた。(笑) こっちの発想の方が面白かった。 「熱海新富士」という四股名の関取がいたら、 「三島」市民が応援してくれなくなるぞ、と会話して、 2人で、なんの話をしているのかわからなくなった。(汗) コロナ感染拡大の影響で、自宅で過ごす時間が増えたから、 以前より、妻との会話も増えた気がする。 あとは・・2人とも認知症になった時の会話が怖いなぁ。
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2021年11月29日(月) ■ |
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年金生活者が、価格破壊をしている |
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テレビで観たのは、飲食店の話だった。 「年金夫婦の激安、デカ盛りが、飲食業界の首を絞めている」 年金をもらっているので、あまり稼がなくてもいいんです、 そんな年金夫婦が始める飲食店は、 たいがいは、激安だったり、デカ盛りだったりして、 今までの感謝の気持ちを地域に還元したい・・とばかり、 サービス精神旺盛で、マスコミの話題に上るけれど、 実は、その善意のサービスは、儲け度外視だから、 当然、後継ぎはいなくなるし、飲食代の価格破壊が起こり、 飲食業界全体をダメにしている、と指摘されていた。 今の高齢者は昔と違って、元気だから、年金もらいながら、 もう一花咲かせようと、創業・起業の世界に首を突っ込んでくる。 それ自体が悪いと言っているわけではないけれど、 月に、数万円のお小遣い程度の収入があればいい・・という人が、 張り切りすぎてしまうと、それで生計を立てている人にとって、 とても迷惑な存在になるといことを知っておいて欲しい。 これは、飲食業界に限らず、どの業界でも同じであり、 年金生活者は、若い人たちの足を引っ張らないことを心がけ、 「年金生活者が、価格破壊をしている」を肝に銘じたい。 今更、ムキになって稼いでも、たかが知れているんだよなぁ。
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2021年11月28日(日) ■ |
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アユに訊かにゃ、わからんだよ |
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例年のこの季節、柿田川は、全国の国民から注目を浴びる。 天然のアユが遡上し、自分の目前で「産卵する」シーンが観られ、 それに合わせて「アユの産卵観察会」が開催される。 しかし、自然相手の観察会は、開催日を決めるのが難しい。 今年の「観察会」は、産卵どころか、遡上さえしていないから、 開催の中止も、検討されたのかもしれない。 春のさくら祭りや、秋の紅葉ツアーなど、主催者は頭を悩まし、 まだ咲いていなかったり、すでに散ってしまったり・・・と、 どうしても言い訳を探さなければならない。 地球温暖化や異常気象など、気候変動が影響しているのも確かだが、 楽しみにしていた参加者にとって、納得のいく説明が欲しいのも事実。 しかし、今日の主催者は、変な言い訳をしなかったからメモをした。 「例年なら、この季節に遡上し、産卵するのだが、 なぜ、今年はまだなのか、は・・」と言った後、一呼吸おいて、 「アユに訊かにゃ、わからんだよ」と言い切った。 笑うしかなかったけれど、妙に納得したのは私だけではなかったはず。 そう言われて、文句を言う人は誰もいなかった。 以前の「写真」や「動画」を観ながら、もう少し待とうと思う。 それが「自然」との付き合い方なんだから。
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2021年11月27日(土) ■ |
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あなたの子供だからおろしたの |
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映画「滑走路」(大庭功睦監督)から。 いろいろな場面で、生きづらい世の中、ってフレーズが 使われているけれど、それを変えようと行動しない限り、 誰かが変えてくれるのをまっているだけでは、だめなんだ。 そんなことを思いながら、観終わった。 イジメだったり、差別だったり、パワハラだったり、 本当にこんな世界があるの?と思う反面、もしかしたら、 もっとすごい世界が存在しているのかもしれない、とも思う。 衝撃的な台詞は、切り絵作家・翠(みどり)を演じた 「水川あさみ」さんの口から飛び出した。 そのシーンの前にこんな夫婦の会話がある。 「私ね、妊娠したみたい」と夫に告白した妻。 「翠はどうしたい?。俺はどっちでもいいから」と夫。 そして、悩んで悩んだ挙句、産婦人科へ。 病院から帰ってきて、夫にボソッと告げる。 「私、赤ちゃんおろしたの」 「そうか、残念だけど仕方ないよ。こんな世の中だし」 「あなたの子供だから。あなたの子供だからおろしたの」 この台詞を夫は、どんな気持ちで聴いたのだろうか。 「滑走路」というタイトル、物語とうまく繋がらなかった。 時折、発生する地震のような揺れも・・。(汗)
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2021年11月26日(金) ■ |
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種は、結婚すると子どもができるグループ |
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お気に入りの「子ども科学電話相談」から。 動物でも昆虫でも、植物でも、細かく分類されているけれど、 どうみたらいいのですか?、というような質問だったと思う。 なるほど・・私はそんな視点で考えたことがなかったから、 とても新鮮な質問だった。 回答した先生は、simpleにこう回答した。 「種は、結婚すると子どもができるグループ」と。 逆にいうと、いくら似ていても、交尾して子孫ができなければ、 同じ種ではないということ。 「色と形で判断していた時代から、いまは遺伝子で判断」と、 技術の進歩も明かしてくれた。 だから、仮に万が一、人と人以外が交尾しても、 子どもはできないという理屈に当てはまる。 それこそ、動物たちは本能で「種」を識別して、 同じ種を探し求めて、子孫繁栄のための努力する。 それは、植物にも同じことが言えることに、驚いた。 これからは、樹木などに添えられている「樹名板」で、 名前だけでなく「〇〇科」とか書かれている種にも、 興味を持って読んでみようと。
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2021年11月25日(木) ■ |
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野党は、自分たちには誤りがないという驕りを捨てて |
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政治ネタはあまり書かないけれど、たまには少しだけ(汗)。 どの野党の主張も共通していることは、 批判ばかりしているだけ、という人もいるけれど、 私はあまり感じない、それが野党の役割ぐらいしか思っていない。 ただ、苦手だなぁ、と思うところは、 自分たちには誤りがないという驕りを感じるところ、 言い換えれば、謙虚さが足りない、という点かもしれない。 権力がないのに、上から目線で批判しているから、違和感がある。 これが、謙虚さを感じさせながら、権力に対して批判すれば、 そうそう、私たちも同じことを感じていた・・・となるのに、 どうも、自分たちが正しい、お前たちが間違っている、と 大声をあげるから、面倒臭い連中だな、と感じてしまう。 権力があるかないかは、週刊誌に掲載される記事で分かる。 汚職・贈収賄や選挙違反などは、与党が多い。 権力のある人が悪い行為をするから週刊誌は載せるし、 国民も、それを読む。 権力のない人が、悪いことをしても、あまり興味がない。 バカだなぁ、そんなことをして・・程度の反応。 逆に、不倫ネタ、身内ネタなど、小市民が喜びそうな記事ばかり。 だから週刊誌が、野党議員の悪い行為を頻繁に掲載し始めたら、 政権交代も、少しは脈があるのかもしれない・・と思う。 ただ、本当の大きなネタは、権力を持つ時まで封印しているかも。 ちなみに、週刊誌はほとんど読まず、見出しのみを新聞で。 それでも、けっこう時代の流れがわかるんだよなぁ。
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2021年11月24日(水) ■ |
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大谷翔平は、不可能を可能にした・・えっ? |
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メジャーリーグのMVPを受賞したのを機に、 「大谷翔平は、不可能を可能にした・・」の見出しが溢れた。 なるほど・・と思う人も多いと思うが、へそ曲がりの私は、 えっ?、不可能と考えてたのは、私たちであって、 大谷選手は、不可能の挑戦したつもりはないのでは?と感じた。 難しいことに挑戦していることは、自覚していたとしても、 「可能」と思っているからこそ、続けられたと思う。 以前「人間は可能を証明することはできるが、 不可能を証明することはできない」というフレーズを拾って、 毎年、新しくなった手帳に書き写すほど、気に入っている。 だから、簡単に「不可能」という文字を見つけると、 敏感に反応してしまうのかもしれない。 ネットで調べると「不可能」とは、可能でないこと。 その意味は「(しようとしても)できないこと」 「絶対に起こる(成り立つ)はずのないこと」。 出来てしまった時点で、起きてしまった時点で、 それは「不可能」ではなく「難しかっただけ」と知る。 大谷選手は、もっともっと難しい壁に挑むんだろうなぁ。
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2021年11月23日(火) ■ |
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高校生と話すことって、こんなに楽しいのか |
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町図書館主催の会議に、参加させていただいた。 現役高校生数名とディスカッションしたテーマは、 「魅力ある図書館を実現するためには」。 内容はここで書ききれないほど、バラエティに富んでいて、 私たちには思いつかないアイデアが溢れていた。 2時間に及ぶ情報交換が、あっという間にすぎた理由は、 小学生・中学生とは違う、将来に対する真剣さを強く感じたし、 理路整然とした、彼らの説明が心地よかったのかもしれない。 だから「高校生と話すことって、こんなに楽しいのか」を ワンフレーズとして残したい、と思った。 特に嬉しかったのは、自分たちと同じ世代の高校生と もっと話す機会が欲しい、と言いながらも、私たちのような、 高齢者とか地元の人との話にも興味を示していたこと。 そんな世代を超えた年齢層の人たちが集まる図書館こそ、 「魅力ある図書館」なんだと、実感した。 今や、図書館は本が好きな人たちが集まる場所ではなく、 家でもない、職場や学校でもない、第三の場所として、 新しいコミュニティが生まれることを期待したい。 高校生と話す機会、もっと増やしたいなぁ。
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