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しもさんの「気になる一言」
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2021年11月20日(土)
「犬カフェ」と「ドッグカフェ」って違うんだね

「猫カフェ」って行ったことある?、そんな会話から始まり、
それなら「犬カフェ」も行ったことある?、とつながった。
私の勉強不足なので申し訳ないけど、
「あぁ、自分の飼っている犬も一緒に入れるカフェでしょ?」と
何気なく答えたら、一斉に「それは、ドッグカフェ」とハモられた。
「えっ、ちょっと待って。どこが違うの?」が私の疑問、
そんなことじゃ、チコちゃんに叱られるよ、と笑われた。
「猫カフェは、たくさんの猫がいて触れられるカフェ、
犬カフェも、猫カフェと同様、たくさんの犬がいるカフェらしい。
犬を飼ってない人や、住宅事情などで飼えないけれど犬好きの人たちが、
犬との触れ合いが楽しめる橋とょということだろう。
だから、端的に表現すると、
たくさんの種類の犬と出会いたいなら「犬カフェ」、
愛犬とゆっくり時間を過ごしたいなら「ドッグカフェ」となるらしい。
なるほど・・犬を飼う前に訪れて、体験する場所でもある。
最近では「保護犬カフェ」というのも登場したり、
短い距離なら散歩などの体験もできることを知った。
最後に私が気になったのは「キャットカフェ」の存在である。
愛猫とゆっくり時間を過ごしたいなら「キャットカフェ」なのだが、
ネットでもなかなか見つからない。
「猫好き」の皆さん、その必要がないのですか?
たぶん・・愛猫とゆっくり過ごすなら、自宅なんだろうな、きっと。



2021年11月19日(金)
日本は、チャンスを与えてくれる国なので。

サッカーのジーコ選手(もうとっくに選手じゃないけれど(汗))が、
浜松市で講演をしたことをニュースで観た。
いろいろメモしたコメントがあったけれど、
「日本は、チャンスを与えてくれる国なので」というフレーズが
特に印象に残った。
なかなかチャンスを活かせない世界の人たちにとって、
「チャンスを与えてくれる国」って響きがとても心地よかった。
自分たちの生活レベルに落としてみると、
なかなかチャンスを活かせない若者たちにとって、
「○○市(町・村)は、チャンスを与えてくれる場所なので」を
耳にしたら、是非、移住・定住して試してみたい・・、
特に、首都圏に住む人たちにとっては、くすぐるフレーズ、
そんな感覚がしたのは、私だけではないだろう。
あとは、本当に「チャンスを与えること」(汗)
それが、口コミなど好循環で回るに違いない。
多くの人が、共通認識できるイメージって、大切なんだよなぁ。



2021年11月18日(木)
TikTok売り

「TikTok売れ」って言葉を知っているだろうか?
先日、覚えたばかりだが、最近のトレンディらしい。(汗)
「TikTok」は、見たことあるし、名前は知っているけれど、
その活用方法までは、興味がなかった。
15秒足らずの動画で、自分の発信したいことを投稿する。
歌に合わせて踊っていたり、ドッキリカメラ的な動画、
素晴らしい動画の撮影方法などを紹介してくれるサイト、
そんな知識しかなかったが、今、商品を売るのに、
この15秒のCMを作り「TikTok」で流すのが流行っているらしい。
それを「TikTok売り」というらしいのだが、その効果は絶大らしい。
考えてみれば、番組の合間に流れるスポーンサーのCMは、15秒。
あっ、このCM長いな・と思っても、30秒。
そう考えると「TikTok」は「商品CM」と変わらない長さで、
手軽に作成し、情報発信できるツールということ。
YouTubeにアップロードしたから見てね・・の時代ではなく、
面白そうな動画を作成して、販促として投稿する方がいいようだ。
話題になるということは、楽しい、面白い・が基本だものなぁ。



2021年11月17日(水)
こんな風に見えて、私たちは・・・仲間でね

映画「ドクター・ドリトル」(スティーブン・ギャガン監督)から。
「ドリトル先生」シリーズは、子どもなら誰でも知っている
100年以上にわたり世界中で愛読されている
ヒュー・ロフティングの児童文学作品であるが、
これをどんな脚本で、どう演出し表現するか、が楽しみの一つ。
CGも進化して、動物たちの描写は、ほとんど違和感がない。
多くの動物と話すだけでなく、植物、魚たちとも協力して、
敵の攻撃をくぐり抜けるシーンは、まさに童心に戻れる瞬間。
その根底に流れるのは、チーム「ドリトル」ではなく、
人間も含めてみんな対等・・という関係が見えてくる。
実は、作品の中でもこんな会話がある。
「動物の集団なのに、すごい団結力!!」
「こんな風に見えて、私たちは・・・仲間でね」
そう、特別な能力を持つ風変わりなお医者の話ではなく、
みんなで力を合わせて「悪」と戦っていく姿に、
私たちは、ハラハラ・ドキドキさせられる。
動物も植物も魚たちも、この地球上で生きているものは、
みんな「仲間」という意識があるから、飽きないんだと思う。
さて、また違う「ドリトル先生と仲間たち」に会いに行こうっと。



2021年11月16日(火)
「弱み」が「強み」になったことを見たことがない

番組名はメモしなかったが、林修さんがインタビューするコーナー。
「USJ」や「西武ゆうえんち」をV字回復させた、
現代最強マーケター・森岡毅さんの話。
彼の話は、理路整然として、とてもわかりやすかった。
「弱み」が「強み」になったことを見たことがない。
簡単に言えば「弱み」を強化するよりも「強み」を磨いた方がいい、
徹底的に追求して、他の追従を許さなければ勝ち、ということ。
そう言えば、行政が積極的に関わっているまちづくりって、
どうしても、老若男女、平均レベルを求めていくから、
観光地でもない場所を、観光地にしようと必死になったりする。
その点、彼の説明は明快だった。
「弱み」「苦手」「短所」などにスポットを当てて、
どんなに頑張ったって、平均レベルにしかならないだから
それでは、周りに勝つことはできない。それも、圧倒的に。
周りがあそこには敵わないと思うくらい「強み」を磨くことが大切だ、と
教えていただいた気がする。
私にとってありがたいことは、自分が以前から主張してきたことを、
カリスマが、間違ってないよ、背中を押してくれたことだ。
我が町は「柿田川しかない」ではなく「柿田川がある」ってこと。



2021年11月15日(月)
これはこの人の発見じゃないか

なんのテレビ番組だったろうか。申し訳ない、情報源不明。
ただ「散歩でまちづくり」をしている話だったと思う。
「散歩の達人」みたいなイタリア人の話。
「イタリア人は、お店の感想が入ったマップはいらない」と言う。
えっ?、それじゃ、わかりにくいんじゃないの?と思う、
私の声が聞こえたのかも、というくらいのタイミングで、こう語った。
「なんの発見もないじゃないか」「これはこの人の発見じゃないか」と。
散歩の楽しみは、自分なりの発見をするところにある。
その楽しみが全部マップに書かれていては、散歩の楽しさは半減、
そういうことなのだと思う。
これは、マップでまちづくりをしようと思っている私にとって、
大きなヒントになった。
日本のマップは、親切丁寧、事細かに書かれていて、
路地裏のマル秘情報まで記されていることも珍しくない。
しかし、イタリア人にとっては、(もしかしたら彼にとっては)
人の発見したことを確かめているだけで、面白くもなんともない。
地図だけ与えて、自分で発見したことを自由に書き込める方が、
とても楽しいに違いない。
「歩いて楽しいまち」ってのは、ピンポイントのデジタル情報ではなく、
だいたいこの辺り、というような曖昧さが心地よい、
アナログ情報満載のウォーキングマップかもしれないな、と思った。
「宝探し」って感覚が一番、楽しいものなぁ、ワクワクして。



2021年11月14日(日)
囲碁・将棋の対局って、なぜマスクしてるの?

棋士・藤井聡太さんが、史上最年少で四冠達成・・
のニュースを見ていて、ふと思ったことがある。
囲碁や将棋の対局をテレビで見ていて感じたことと、ほぼ同じ。
初めは、単純に息苦しそうだなぁ・・と思っていたけれど、
そのうち、お互い会話をするわけでもないし、
対局中に誰とも喋らないのに・・と疑問が残った。(笑)
それが「囲碁・将棋の対局って、なぜマスクしてるの?」
スポーツやお笑い、トーク番組ならわかるけれど、
ただ黙々と、自分の考えた一手を、盤上で差し続けるだけなのに、
しっかりマスクをしている姿に、違和感を感じたからだ。
言い換えれば、確かに長い時間、向き合っているけれど、
図書館で、黙って本を読んでいるのと何も変わらない気がする。
マスクすることに慣れてしまったけれど、これが鬱陶しくて、
対局に集中できないってことはないのかな、と思う。
鼻から吸って口から吐き出す、腹式呼吸が、
心を落ち着かせるにはちょうどよい、とされてきたので、
こういった場面、マスクは必要ないんじゃないのかなぁ。
(すみません、何かの理由でマスクをしていると思うのですが・・)
詳しい方、誰か教えて!!



2021年11月13日(土)
「どれがオススメ?」って訊く役

地元の商業高校生が、販売実習を通して、地域の魅力発信をする。
その企画段階から、行政と高校が一緒に取り組みながら「ビジネス」を学習し、
最後に、売り場を快く提供してくれた大型商業施設「サントムーン柿田川」との
「産学官連携」事業は、新聞の見出しを大きく飾った。
あとは彼ら彼女らに、販売の経験をさせること、それは私たち町民の仕事。
それは、仕入れたものをいっぱい買ってやることだけでなく、
お客さんとコミュニケーションをとることを体験させること。
そのためには、わざわざ「どれがオススメ?」って訊く役が必要と考え、
ほとんどの売り場で「どれがオススメ?」って訊いて回った。(汗)
ただ「これいくらですか?」「はい、○○円です」は、
子供でもできるから、わざと「どれがオススメ?」って訊く。
答えは「全部です」でも構わない。
「売れ筋はこれですが、私は・・」でもいい。
ススメられたら「どこがおすすめなの?」と訊き返す。
すると「口に入れると溶けてしまいます」とか
「美味しさが2度味わえます」など、
彼らなりに考えたセールスポイントを、必死に私に説明してくれる。
彼らとの会話がひと段落したら「じゃあ、これ買うね」となって、
「ありがとうございます」と高校生のニコニコ顔と出会うこととなる。
この役目は、私たち大人の仕事なんじゃないか、と思う。
今の若い人たち、コミュニケーションがとれない人、多いって聞くから。



2021年11月12日(金)
「町芸術祭」から「町民文化祭」へ

「文化の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など、
昔から、秋は他の季節と違う感覚があるように感じていた。
我が町も、ごたぶんに洩れず「芸術祭」が開催されるが、
私のような、定点観測が好きなだけのアマチュアカメラマン、
それも、スマホや廉価なカメラで撮影した作品を、
「芸術祭」という場所に展示・応募していいのか、といつも迷う。
月に一度、それも2時間ほどしか練習しない、
指揮者もピアノ演奏も、同級生だけで編成された混声合唱団、
練習後の喫茶店でのおしゃべりが目的ではないか、と思いながら、
「芸術祭」という舞台に発表・応募していいのか、といつも迷う。
これが「町民文化祭」なら、日頃、練習してきた成果発表として、
上手い、下手関係なく、胸を張って参加できるのになぁ、と感じる。
それなのに、なぜか「芸術祭」という名称を使い続ける理由は、
自分の代で、途切れさせるのは心苦しい・・みたいな思惑と、
今まで続けてきてくれた諸先輩方々に申し訳ない、という感情、
そんな気がしている。
単なる言葉遊びなのかもしれないが、出品者・発表者が少ないと
嘆くのならば、思い切って「既存の枠」を外してみるのもいい。
名称を「町芸術祭」から「町民文化祭」へ変えるだけなのだが。
ただ、それを誰が実行するか・・だけなんだろうなぁ。



2021年11月11日(木)
あの人、本当につえぇよ

映画「BLUE ブルー」(吉田恵輔監督)から。
ボクシングが題材の映画は、ほとんど苦労した人生から、
努力して、努力して、最後に栄光を掴む展開が多い中、
今回は、その努力も報われず、負け続けてもリングに上がる。
そこに、男としての強さ、カッコよさが表現されていて、
うん、こういう生き方っていいな、と思いながら、
スポットライトが当たる人は、ほんの一握りで、
ほとんどの人は、こうなんじゃないかな、とメモをした。
自分の生き方の軸がブレずに、コツコツと続ける、
それは、プロボクサーを引退してからも、同じこと。
だから、何げない生活(仕事場)のワンシーンで、
映し出される、負け続けた主人公のシャドウボクシング、
フットワークよく動くステップを「美しい」と感じるし、
胸が熱くなる。
そんな彼の生き方を見て、ボクシングの勝敗とは関係なく
「あの人、本当につえぇよ」と誰もが思う。
久しぶりに、耐えることの強さを教えてもらった作品。
いいタイミングで、いい作品に出逢えたなぁ。