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しもさんの「気になる一言」
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2021年09月03日(金)
マイナンバーカード登録もワクチン接種方式で

朝刊を読むとき、私はまず、ざぁ〜と見出しだけ拾いながら眺め、
その後、興味関心のある記事をピックアップして丁寧に読み返す。
先日、ある面では、ワクチン接種率が大幅に増加、の記事、
次のページに、マイナンバーカード登録がなかなか進まない、の記事。
あれっ、どちらも国が進めている施策なのに・・と思いながら、
ではでは、国民が慣れた大規模会場での「ワクチン接種」の仕組みを、
「マイナンバーカード」登録に使えばいいのに・・と感じた。
その手続きは、接種するような簡単ではないことを承知しているが、
大規模会場に行けば、写真撮影から、何から何まで一回で済む、
あとは、後日、マイナンバーカードを受け取るだけ。
そのカードには、ワクチン接種の情報も、給付金などの情報も入り、
また、支援金が配られることがあったとしても、スムーズにいくのでは?
そんなことを思った。
どさくさに紛れて・・というわけではなく、こんなに接種率が高いなら、
この仕組みを他の施策に活かせないものかな・・と民間なら考えるから。
行政職員OBとしては、もっと他の施策でも利用できそうな気がする。
費用対効果の観点から「率」を上げなければねならない仕事って、
ぴっくりするほどあるんだよなぁ、実は。
コロナ感染拡大で、しばらく利用できない公共施設だからこそ、
意外な利用方法を考えてみるのも、パラリンピック大会で学んだこと。
あれもこれも・・やばい、後輩たちに怒られそうだ。(汗)



2021年09月02日(木)
まるで森の中の川

朝日新聞の8月21日の夕刊、柿田川が「いいね!探訪記」で紹介された。
大阪版は、なんと1面にも・・。
その1面の紹介の見出しが「まるで森の中の川」
添えられていた写真は、誰かが森の中に分け入って撮ったような風景。
さらに、こん文が綴られていた。
「川の始まりは山奥に行かないと見られない?
いえいえ、実は、市街地の国道のすぐ脇から、突然始まる川があるんです。」
今まで、多くのマスコミの取材を受けたり、素材提供を依頼されてきたが、
この場所の写真が掲載されたのは、私の記憶にはない。
当日の新聞を見た方から「柿田川公園にこんな場所ありましたっけ?」という
問い合わせがあったほどだ。
もちろん私は、この場所の動画・写真も撮影してあるけれど、
こんな紹介の仕方があったのか・・と、目から鱗の発見をいただいた。
そして3面は、紙面の半分ほどのスペースを使って、
「いいね!探訪記」「柿田川公園」(静岡県清水町)とあり、
見出しは「湧き出る源流 富士山パワー」。
これまた「第2展望台」から見える「ブルーホール」だけでなく、
大きさや、展望台の高さがわかるような縦アングルで、新鮮だった。
私が子どもたちの説明に使う「自然のジャングルクルーズ」も好きだけど、
大人には「まるで森の中の川」の方がインパクトがあるなぁ。
朝日新聞さん・・このフレーズ、これから時々、拝借します。(笑)



2021年09月01日(水)
「厚生労働省」の「接触確認アプリ」はまだ健在?(汗)

デジタル庁もいいけれど、気になっていることがある。
コロナ感染が流行し始めた頃、みんな慌ててダウンロードした
「厚生労働省」の「接触確認アプリ」。
これだけ多くの人が感染しているのだから、濃厚接触者など
さぞかし活用されていることだろう、と思ったが、
このアプリの話題を出す人は、ほとんどいない。
「新型コロナウィルス陽性と診断されたら、周りの人たちを守るために、
匿名での要請登録へのご協力をお願いします」と書かれていて、
感染した人、PCR検査の陽性者が「陽性情報の登録」をする。
そして、このアプリをダウンロードした人が、
「要請者との接触を確認する」のボタンを押すと、
「過去14日間の接触」というタイトルとともに、
接触が疑われれば、スマホにプッシュ通知が届くし、
なければ「陽性者との接触は確認されませんでした」と
メッセージが出る仕組みのはずなのだが・・。
全国各地で、これだけ感染者数が増えているのにもかかわらず、
この話題を取り上げている人がいないことが、不思議である。
感染だったり、PCR検査で陽性だった人が、しっかり登録していれば、
もっとみんなの危機感が強まると思うのだが・・。
私が言いたいのは、アプリの不具合ではなくて、稼働率。
私の周りには、誰も陽性者がいないってことでいいのかな。



2021年08月31日(火)
今、旅行の写真、飲み会の写真はご法度だね

ほぼ毎日投稿しているので、時々、投稿のコツを訊かれる時がある。
「投稿内容で、これはやめた方がいい・・というものはありますか?」
こんな質問には「最後まで自分で責任が取れれば」と前置きして、
「観る人の気持ちになって投稿することかな」と付け加えた。
自分は毎日「こんなに頑張っています」「こんなに幸せです」
そして「こんなに楽しいです」が主張される文、写真は、
へそ曲がりの私は、これって誰に当てたメッセージなの?、
この投稿で何を伝えたいの?というのがわからない場合、
申し訳ないが、スルーすることが多い。
私が知る必要がない情報まで、ていねいに読んでいたら、
それこそ時間がいくらあっても足りないから・・・と感じる。
また、何気ない投稿でも「空気を読む」ことの必要性を意識し、
この投稿でどんな反応があるかを予想することも大事だと思う。
例えば、日本全国で「コロナ感染拡大」が止まらず、
政府が「不要不急の外出、旅行、帰省は極力控えてください」と
メッセージを毎日のように出しているにも関わらず、
「こんなに楽しかった」というメッセージ付きの旅行の写真は、
完全にアウト。
それこそ、誰に向けて何を伝えたいのか、まったくわからない。
いつ行ったの?、誰と行ったの?、と矢継ぎ早に追求される。
その意味で「今、旅行の写真、飲み会の写真はご法度だね」と
メッセージを返した。
読む側がちゃんとしたオトナで、人間的にできていて、
しかも心に余裕がないと、他人の幸せなんて上手に受け止められない。
自粛生活をして我慢が続くとストレスが溜まり、
「人の幸せそうな写真」まで観たくなくなるんだよなぁ。
駅前などで、コロナ感染拡大の感想を訊くインタビューに、
他人事のように答えている人たち、恥ずかしくないのかなぁ。



2021年08月30日(月)
なぜか涙がでてくるわ、わかんないけど

先日、柿田川公園・第二展望台から「柿田川ブルーホール」を
眺めている女性が、私の横で呟いたフレーズと、
スピリチュアル的な番組で、滝を観て黙り込んだ外国人女性が
感極まって口にしたフレーズが、同じだったので、メモをした。
「なぜか涙がでてくるわ、わかんないけど」
ここに、私には感じない「何か」があるのだと思った。
人によっては、そんな精神的なもの、当てにならない、と言うが、
今の時代、この感覚が「パワースポット」と呼ばれたり、
「ヒーリングスポット」「スピリチュアルポイント」などと呼ばれ、
まちづくりに活用している観光地も多々ある。
なんの根拠もなく、もちろんそれを示すエビデンスもないのに・・
という人もいるけれど、実際に「湧き間」や「滝」を観て、
理由もわからず、涙が出てくる人をみて、私は嬉しかった。
私には感じない「自然の癒し力」なのかも知れない。
毎日、毎日、観ているんだけどなぁ、私。



2021年08月29日(日)
あんまり「突飛」なことはしないことだよね

「東京2020パラリンピック」を観ながら、
勝っても負けても、正々堂々と戦うアスリートに、
テレビの前から、拍手を送っていた。
相手を驚かすような、突飛な奇襲作戦は、見当たらないし、
コツコツ続けてきた努力の先に、メダルがある気がした。
逆に、なぜか思い出したのは、大相撲7月場所の14日目、
横綱・白鵬関の「品格なしの取り組み」に対して、
元横綱・北の富士さんは、こう言った。
「あんまり『突飛』なことはしないことだよね」
「突飛」とは「常識からひどく外れていて、
人々があっと驚くようなさまであること」
「並み外れて風変わりなさま。
また、あまりにも思いがけないさま。奇抜」
こういうことは、まともに当たっては勝てない、
そう感じた格下の相手がすることで、
多くの力士が憧れ、目指すべき「横綱」がすると、
誹謗中傷の的になることを理解しておくべきだ、
彼はそう言いたかったのかもしれない。
しかし裏を返せば、自分自身の衰えを肌て感じ、
「突飛なことをしなければ勝てない」と自覚していた、
そう取れないこともないな、と笑いそうになった。
7月場所千秋楽・照ノ富士への「えげつない、カチ上げ」も、
弱さのあらわれ、そう考えたら
横綱・白鵬が可哀想になってしまった。
さて45回目の優勝、それも全勝優勝で飾った白鵬が、
9月場所をどう戦うか・・楽しみになってきた。
横綱・白鵬は、このパラリンピックを観ているかなぁ。



2021年08月28日(土)
どちらも応援したくなってしまうパラリンピック

東京2020パラリンピック大会の開催中に、
「オリンピックとパラリンピックの違い」を見つけたくて、
帰宅後、時間がある限り、テレビの前に座っている。
(もちろん、土日・祝日もどこにも出かけないで・・)
正直なところ、リオ2016パラリンピックの記憶がない。
それほど、興味関心がなかったというのが本音である。
しかし今回は、コロナ禍の中、不要不急の外出はできず、
毎晩、妻と晩酌付きの夕飯で、テレビ観戦が増えた。
もちろん番組は、日本チーム、日本人中心に放送されるが、
夢中になって観ていると、両方応援している私がいた。
不思議なことに、その理由はわからない・・、
けれど、相手チーム、相手選手のプレイにも感動するし、
観戦しているうちに、勝敗はどちらでもよくなる。
だから「どちらも応援したくなってしまう」ことが
「オリンピックとパラリンピックの違い」かな。



2021年08月27日(金)
人間の目は最高性能のカメラなんですものね

NHKラジオ「眠れない貴女へ」のパーソナリティ、
作家の村山由佳さんが、番組の中でこんなことを話していた。
「取材の仕事で行ったから仕方ないとしても・・」と
前置きをしながら、目の前で繰り広げられていたお祭りを、
「写真ばっかり撮ってて、自分の目ではあまりみてない」と嘆き、
「もっともっとお祭りの空気の中に体を浸せばよかった、って
後から後悔しました」と作家らしい表現をしてくれた。
そして「人間の目は最高性能のカメラなんですものね。
そっちに頼った方がずっといいかもしれませんね」と、
リスナーの私たちに優しく話しかけてくれた。
私もそう思ったから、思わずメモをした。
デジタルカメラ、スマホのカメラともに、技術の進化が目覚ましく、
見た目より、より明るくより鮮明に記録に残してくれる。
さらに、画像の修正が簡単にできるようになり、
構図でジャマなものを削除し、色調までも変えてくれるので、
どれが本来の色なのかわからなくなることもしばしば。
だけど、やはりその場の空気感までは、映しえないし、
人間の目のように、遠近・ワイドを同時に捉えることは難しい。
そう、最高性能のカメラの目で撮影し、脳に記憶すること、
これに勝る撮影方法はないな・・と思う。
視覚を含めた五感で記録し保存することができるのは、
人間の素晴らしいところなんだろうなぁ。



2021年08月26日(木)
ゴールボールは、野球の「投手」と「打者」に似ている

東京2020パラリンピックの種目、ゴールボール。
パラリンピックならではの種目、ルールだな、と感じている。
この種目をサッカーのPK合戦に例える人もいるが、私は、
野球の「投手」と「打者」の駆け引きがわかりやすかった。
攻める方は「投手」、ストライクゾーンに投げ込み、
空振りやファウルチップで、ストライクを奪うことを考える。
守る方は「打者」、プレイするアスリート3人がバットとなり、
ストライクゾーンにきた球に当てて、後ろにそらさない。
そんな見方をすると、あまりルールが分からなくても、
楽しめるのではないだろうか。
自分の知っている種目、好きな種目に置き換えてみたり、
観戦する方も「創意工夫」すると、より楽しめる気がする。
期間中、私の思いついた「パラリンピック大会の楽しみ方」を
少し書き出していきたい、と思う。
読者の中でも、こんなのどう?という楽しみ方があったら、
教えて欲しい。
3年後のフランス大会も、楽しみになるように。



2021年08月25日(水)
新しい「パラリンピック種目」を考えてみたい

今日から本格的に始まった、東京2020パラリンピック。
これからどんな視点でテレビ観戦を楽しもうかな、と考えたら、
競技としては、以前から書いているような、
アスリートや支える人たちの「創意工夫」に注目だが、
その前に、もっと気になることができた。
どうして、障がい者がこの種目をやってみよう、と思ったか、
さらに、もっともっと原点とも言えるかもしれない
誰がこの種目をパラリンピックの種目にしようとしたのか、だった。
例えば、視覚障害の人が、伴奏者と一緒に長距離を走ったり、
自転車に乗ることすら、私なら怖くて挑戦できないから。
それを猛スピードで走り、タイムを競う種目にしよう、と
発案した人は、どんな人なんだろう・・と思う。
また、タイムを競う種目でなくても、障がい者のレベルに合わせて、
クラスを分けるなんて発想が、私にはできなかったから。
今後、ますますパラリンピックの種目が増えていく気がする。
勝敗に拘らなければ、学ぶところが多い「パラリンピック大会」、
私も一つくらい、新しい「パラリンピック種目」を考えてみたい。
そんな楽しみ方もあることを、コロナ禍で二学期が始まらない、
子どもたちに伝えて欲しいなぁ。