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しもさんの「気になる一言」
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2021年07月25日(日)
連休にしては、人出が少ないような気がします

あるマスコミのレポーターがこう話した。
「連休にしては、人出が少ないような気がします」
さらに街中でインタビューを受けている人たちも、
「もう少し減った方がいいと思います」「ちょっとヤバイですね」
「経済支援になれたらいいな、と思って出かけてきました」
自分もその1人なのに「こんなにいるとは思いませんでした」など
地方では、感染拡大を恐れ、自粛している人たちが多い中で、
このレポーターや街角の人たちに、正直ムッとした。
緊急事態宣言が出ているのに、飲食街が大勢で賑わっている映像、
海開きを中止したはずの熱海サンビーチに、海水客で溢れる映像。
マスコミ各社は、どのようなことを伝えたいのか?
感染防止・経済支援、どちら側の映像を映したいのか?。
どのチャンネルを回しても同じ内容の報道でなく、
各社、極端に偏った報道でいいのに、と思う。
そしてチャンネルを選択するのは、視聴者の私たちであるから。
我が局は「感染拡大防止」、我が局は「経済支援優先」でいい。
広く浅くの情報よりも、狭く深くの情報が欲しいと思う私である。



2021年07月24日(土)
今こそ「奴雁(どがん)」役が必要では・・

前にも、何度か紹介した「奴雁の哲学」・「奴雁の精神」。
繰り返しになるが、今こそ「奴雁(どがん)」役が必要では・・、
そう感じたので、記録として残しておきたい。
「奴雁の哲学」・「奴雁の精神」
「群れを成す雁、野にありて、餌を啄ばむ時、

そのうちに必ず1羽は、首を挙げて四方の様子を窺い、
不意の難に番をするものあり。これを『奴雁』という。」
(雁が夜、沙渚中に宿するには、千百の鳥が群れを成し、
大なる者は中に居り、小なる者は外を囲んで雁奴(奴雁)となり、
動静を察し、狐・人などの来り捕へるといふ)
「奴雁」とは、その雁の群れが5羽であれ50羽であれ、
たった1羽しかいないらしい。
何をする役割かというと、みんなが羽を休めて、
餌をついばんでいる時でさえ、その1羽だけは天高く首を伸ばして、
辺りを伺って、もしそこに危険が来たら大きな声を出して
その集団を導いていく1羽のこと。
日本国民全体が、コロナ禍にも関わらず、溜まったストレスを
東京オリ・パラの観戦で発散し、予想以上に大騒ぎする事で
感染拡大が急激に拡がりをみせることも考えられる。
期間中に、異常気象に端を発した自然災害や、
予想外の大きな事故だってありえる。
だからこそ、全体の流れを俯瞰して、冷静に判断できる人が欲しい。
みんなが同じ方向を向いているのが、一番危険なのだから。
でも、こんな役、進んでやりたがる人がいないかもなぁ。



2021年07月23日(金)
魔女狩りが始まる予感さえする

過去、意識的に多くのいじめをしていた人が「辞任」で、
コント脚本の一部が差別発言だとされた人は「解任」。
この幕引きにも違和感を覚えるが、またその話題で書けば、
誰かの目に止まって、標的になる可能性さえある。
私も36歳から「気になる一言」をほぼ毎日書き続けているが、
その間の約27年間に、差別発言、誹謗中傷をしていないか、
行政批判をしていないか、と問われれば、自信がない。
およそ10,000話を読み返す作業も、簡単ではないし。(汗)
当時の生活環境により影響を受け、その時、その瞬間の
感情の昂りに合わせた日記だって書いている。
書籍や映画のレビュー、講演会や音楽会の感想なども含め、
私はこう思う・・と辛辣に書いていたこともある。
世界に影響を及ぼす「オリンピック」に携わる人だから、
今、世界を揺るがすほどの大きな話題となっているが、
これを契機に、対象規模が縮小して、ほんの小さな役職でも、
その役に相応しいか、の魔女狩りが始まる予感さえする。
どんどん生きにくい世の中になっていくなぁ。



2021年07月22日(木)
オリンピックは、夢が叶う瞬間をみる機会

明日(7/23)には開会式を迎えるというのに、
今の時点でも「オリンピックの意義は?」と書かれた
新聞の社説などを読むと、ちょっとがっかりする。(汗)
私の「気になる一言」は、これからしばらくの間、
オリンピック話題が増えるが、書き綴るからには、
私なりの「意義」を、テレビやラジオから集めた
多くのメモから、まとめておこうと思う。
「オリンピックは、夢が叶う瞬間をみる機会」。
私のアンテナに引っかかる台詞を、夢に向かって努力し、
掴んだ選手、逃した選手が、それぞれ心の底から発せられる
熱い想いをリアルに聴くことができる機会、と捉えたい。
日常生活をしていては、そんな機会をみることは稀れ。
いや、ほぼ皆無に近いといってもいいだろう。
オリンピックの自国開催は、そんなシーンを身近に聴けて、
次世代を担う子供たちに、夢を持つ大切さ、
そのための努力の必要性などを伝える、絶好のチャンスと捉え、
今年の夏休みの宿題は、オリンピックのテレビ観戦だけでいい。
もちろん、夢が叶わない瞬間も目にすることになるが、
それはそれで、子供たちに何かを感じさせてくれるはず。
単なる勝負に「勝った・負けた」ではなく、
そのオリンピックの場に立つためにしてきた多くのこと、
そして多くの人に支えられてきたことを、
アスリートたちは、必ず伝えてくれるはず。
さぁ私も、オリンピック専用のメモ帳、買わなくちゃ。



2021年07月21日(水)
ちょっと雲がかかってくれると真っ青になるんだけどね

柿田川公園・第2展望台で耳にした、観光客の解説。
何度か訪れたことのある様子の男性が、
初めて訪れたと思われる女性に説明していた。
耳をダンボにして、二人の会話を聞いていると、
首都圏から来園してくれたようだ。
柿田川のこと、とても詳しくて、嬉しくなった。
その中でも、この説明は気に入った。
「ちょっと雲がかかってくれると真っ青になるんだけどね」
季節、時間によって「柿田川ブルーホール」の青色は、
変わるけれど、その日の天気によって色が違う発見は
私を喜ばしてくれた。
確かに、空が雲ひとつない青空だと、水面にも映り、
水の青さが際立たないのかもしれない。
私も、上空に雲があったほうが、好きだ。
その青空にぽっかり浮かぶ白い雲が、
ブルーホールから流れ出すような動画や写真が、
インスタ映えするんだよな。



2021年07月20日(火)
伊藤みゆきさん・石井かおるさん・村山由佳さん

NHKラジオから流れてくる声で、私を癒してくれる3人の女性。
「伊藤みゆきさん・石井かおるさん・村山由佳さん」
実は昔から、映画「チャーリーズ・エンジェル」が好きで、
事あるごとに、自分を助けてくれる女性を3人を、
「Shimo's angel」と勝手に称して、分野ごとにUnitを組んでいる。
今回は、声で私を癒してくれる、女性パーソナリティ。
題して「Shimo's angels of NHK-Radio」
伊東みゆきさんは、気象情報番組に出演する気象予報士。
ほぼ毎日、彼女の声を聴きながら、徒歩通勤をしている。
楽しみは、彼女が天気に合わせ選んだ曲の紹介と、
今後の天気予報を五・七・五で表現したワンフレーズ。
石井かおるさんは「子ども科学電話相談」や「文芸選評」の司会、
回答する先生や選者の方々を、爽やかな声で導き、
番組をコーディネートしてくれてる女性。とても聴きやすい。
そして村山由佳さんは、直木賞作家という肩書きがありながら、
「眠れない貴女へ」のパーソナリティとして、
隔週日曜日の深夜、落ち着いた声で私を眠りに導いてくれる。
この3人の声を聴くと、なぜか、心が落ち着くという共通点がある。
これからも「Shimo's angels」のUnitを、私の独断と偏見で選び
本人たちにも内緒で、勝手に作っていく予定。(笑)
この作業、意外と楽しいので、是非、お試しあれ。



2021年07月19日(月)
NHKラジオはいつもと同じ番組を

7月23日〜8月8日の期間、東京オリンピックが開かれる。
もう今更、開催の有無を論議するつもりはない。
ただ、いつも楽しみに聴いているラジオ番組が、
「オリンピック放送のため、しばらくお休み」と知ると、
毎日のルーチンが崩れてしまうから、ちょっと寂しい。
いくら世界最大のイベントと言っても、
スポーツ好きばかりとは限らないし、
ゆっくり、音楽や講演なども聴きたい時もある。
主流は、テレビやネットでの映像(動画)だし、
NHKだけでなく、民放もほぼ同じ内容の放送が組まれ、
どのチャンネルを回しても、オリンピック話題となる。
毎日、夜には「ダイジェスト版」が組まれるだろうし、
結果だけなら、翌日の新聞でもわかる。
だからこそ、今更遅いことはわかっているけれど、
「NHKラジオはいつもと同じ番組を」を要望したい。



2021年07月18日(日)
日本国民よ、大谷選手の人間力を学ぼう

今年は、メジャーリーガーの大谷選手が、
投打にわたり大活躍で、久しぶりに日本国民として
誇れる若者が出現したことがとても嬉しい。
しかし、私たちが彼から学ぶべきことは、
小さい頃から実践していたという、
球場内に落ちていたゴミを拾うことから始まり、
折れたバットは、拾って打者に丁寧に渡すなどの、
彼の人間力なんだと思う。
決して「居酒屋では飲めないから、路上で飲む」とか
緊急事態宣言で、協力依頼されていることを破るなど、
法やルールの隙間を見つけ、ずる賢くすることではない。
「道徳」が小学校の教科となって、数年経過するが、
大人に対しても、もう一度「道徳」を学ぶ機会が欲しい。
気になる一言でも、以前こんなフレーズを紹介した。
「『知識』は『道徳』の上に成り立つ。」
「私、道徳って、恥の概念のことだと思うの。」
コロナ禍の中、ウィルスに試されているのは、
感染対策をしている「国民の道徳力」かもなぁ。



2021年07月17日(土)
始めたら信念を持ってやり遂げて

映画「博士と狂人」(P・B・シェムラン監督)から。
映画(英語版)「舟を編む」の表現がピッタリだったし、
もちろん、私の「お気に入り」に仲間入りした作品。
邦画「舟を編む」と違い、やや重たいストーリーだけど、
久しぶりに、重厚な作品と出会い、メモも溢れた。
貧しい家庭に生まれ、学士号を持たない異端の学者マレーが、
豊富な知識と根気が認められ、編集責任者を任される。
彼は、その時の喜びを家族に、こう伝えた。
「今までやってきたことを全て生かせる。
完成させるには気力がいる。
私はすべての言葉を調べて、定義する責任者になる」と。
それに対し妻は、しばらくしてこう励ます。
「迷いと恐れを捨てると約束して欲しいの。
始めたら信念を持ってやり遂げて」と。
あなたがこの仕事を受けるということは、
家族と過ごす時間を減らすことに他ならない。
その大切な時間を使うのだから、中途半端は許さないし、
それを認めた私たちに後悔をさせないで・・
そんな切実な気持ちが込められていて、胸を打った。
一生に一度の人生だからこそ、このフレーズは重かったし、
24時間、365日、そして数十年をかけて挑む大きな仕事って、
それを支える人たち(特に家族)の理解が必要だよなぁ。



2021年07月16日(金)
せっかくここまで来たのたがら、寄ってみよう

コロナ禍が収束したとは思えないが、
最近、妙に「総会」と称する、リアル会議が増えてきた。
やはり「総会」ぐらい皆で顔を合わせよう、いうことなのか。
ただ、せっかく遠路はるばる会場まで足を運ぶのだから、と
私は、近隣観光地の状況を視察・見学することにしている。
しかし、現状は予想以上に酷く、人影もまばら。
土産店もほぼ閉まっていて、活気というものは感じなかった。
逆にコンビニ前は、多くの車が駐車していたのも事実。
結局は、周辺で開店していた店舗がコンビニだったってこと。
私の「せっかくここまで来たのたがら、寄ってみよう」、
そんな考えは、完全に打ち砕かれた。
柿田川公園の近くで観光案内していると、
「近くでお勧めのところないですか?」と訊かれることが多いが、
開いてるか、開いてないかもわからない場所を案内できないから、
結局は、365日開いてるところをアドバイスすることになる。
食べログと同じように、その日、営業している観光地情報、って
必要だよなぁ。(営業時間も・・)