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しもさんの「気になる一言」
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2021年06月25日(金)
「大丈夫?」って訊かれると「大丈夫」って答えてしまう

身体的にも、精神的にも、辛い時があって、
時には体調を崩して長期休暇を取る人もいる。
事故等で身体障害になり車イス生活を余儀なくされる人も。
そんな生活弱者の人たちと話をしていて、
そしてまた「東京オリ・パラ」で特集番組を観ていて、
メモしたフレーズ。
「『大丈夫?』って訊かれると『大丈夫』って答えてしまう」
本音は「大丈夫」でなくても「大丈夫」って言わせてしまう
そんな雰囲気を訊ねるほうが醸し出しているようだ。
では、どんな言葉をかけたらいいのだろう・・と思っていたら、
「休んでもいい」「立ち止まってもいい」という意味を込めた、
「ちょっと休もうか」「少し立ち止まろうか」などの方が、
気が楽になるらしい。
これもまた人によっては違うのかもしれないが、
これから始まる「東京パラリンピック」に出場する選手に、
どんなインタビューがされるかは、私の楽しみの一つでもある。
少なくても「頑張っている選手」に向けて、
これ以上「頑張ってください」と言わないインタビューを
期待したいと思う。
勝った選手には「喜び」を中心に話せばいいけれど、
負けた選手へのインタビューは、難しいからなぁ。



2021年06月24日(木)
夏まつり中止。「コロナ」&「オリンピック」

年に一度の大きなイベントである夏まつりは、
コロナ禍の中、2年連続の中止や規模縮小開催が叫ばれ、
大きな話題となっているが、我が町だけ考えてみれば、
コロナ禍でなくても、中止の判断は正解だと思う。
なぜか?・・
それは日程が「8月第1土曜日」だからである。
メモ魔の私は、いつもの癖で、手帳にいろいろ書き込む。
さて、東京オリ・パラも、中止はなさそうなので・・と、
主な競技の日程をチェックしながら、書き始めたら、
お祭り予定の8/7(土)って、8/8(閉会式)の前日で、
ほとんどの種目が「準決勝や決勝戦」などであった。
(陸上・ゴルフ・バレーボール・水泳・カヌー・体操・
バスケットボール・野球・ボクシング・空手・近代五種・
自転車・ハンドボール・レスリング・馬術・サッカーなど)
言い換えれば「お祭り」がよほど魅力がなければ、
オリンピックのテレビ観戦を優先すると感じたから。
実は「8月第1土曜日」は町が制定した「柿田川の日」。
う〜ん、悩ましいところだなぁ。



2021年06月23日(水)
近のマイブームは「町全体シリーズ」

最近「町全体シリーズ」にハマっている。(笑)
私の住む「静岡県清水町」は、東西約2キロ、南北約4キロ、
心臓のような形、伊豆半島のような形の小さな町だからこそ、
この「シリーズ」が活きてくる。
一時は、東京ディズニーランドを始めとしたテーマパークのように、
東西南北でのゾーニングも考えたが、やや無理があった。(笑)
それならば・・と考えたのが、町全体シリーズ。
実は、この「シリーズ」、私が社会教育課で働いていた時、
それも、20年以上前に企画し、今でも続いている長寿文化事業。
文化振興を担当していた当時、町内に美術館がないのが悔しくて、
それならば・・と、逆に、町内のいろいろなところに
文化芸術の作品展示ができるスペースを確保しようとしたのが始まり。
地域交流センター、防災センターを始め、町内2中学校の廊下、
JAのロビーなど、官民を問わず、展示させてもらっている。
これが「町全体が美術館」事業だが、同じ発想で
・町全体が音楽ホール・町全体が博物館・町全体が寄席   
・町全体が植物園・町全体が専門書店・・など頭に浮かぶ。 
今、情報を集めているのが「町全体が柿田川レストラン」
柿田川をイメージして作った、実際のメニューを集めて、
バーチャルの「柿田川レストラン」として、紹介する。
レストランのメニュー、ちょっと研究してみようっと。

P.S
「柿田川○○」というこだわりメニューのあるお店、
ジャンルは問いません。知ってたら教えてください。
バーチャルだから「町外・県外・国外」でもOKです。(汗)



2021年06月22日(火)
「平和ボケ」って言葉がここまでピッタリくるとはね

映画「サイレント・トーキョー」(波多野貴文監督)から。
この作品、サスペンスと言いながらも、
爆破事件の犯人を当てる推理ドラマではないし、
もっと重たい話題だった。
日本人の「戦争・平和」に対する意識改革を目指した
ドラマだった気がする。
「渋谷ハチ公前」付近で、爆破予告があったにもかかわらず、
「爆発を見たいと言う群衆心理」が働き、回避するどころか、
多くの日本人がスマホ片手に集まってきてしまう。
そして、予告通り本当の爆発が起こり、被害者が出る。
このあと、こんな台詞が私のメモに書き込まれた。
「あの状況で渋谷に行くなんて、この国の人たちぐらいだよ。
想像力がなさすぎる。もちろん君たちも含めて
『平和ボケ』って言葉がここまでピッタリくるとはね。
爆破予告が出てるのに、みんな自分だけは助かるって信じてた、
何の根拠もないのに・・」
これに尽きる気がする。
題材が「戦争」であったから話が多くなているけど、
自然災害での避難勧告が出ても、自分は大丈夫、と避難しない、
コロナ禍で「緊急事態宣言」が発令されても、
自分は感染しないと思うのか、北海道や沖縄に旅行する・・
もちろん、もっと身近なこととして、宴席を設けるなど、
「みんな自分だけは助かるって信じてた、
何の根拠もないのに・・」で言い表されている。
戦争も「憲法9条」があるから、起こらない・・って、
本気で思っている日本人が多いかもなぁ。



2021年06月21日(月)
第2展望台に、ミステリーサークル出現

最近の柿田川公園は、ありがたいことに、
遠足、社会科見学、修学旅行で、子供たちが多く訪れてくれる。
そんな彼ら、彼女らに混じって、公園内を散策していると、
予想外の会話から、公園の話題づくりのヒントをいただく。
「ブルーホールって、意外と小さいねぇ」「もっと大きいと思った」
そんな会話から、以前メジャーで測定した「直径と深さ」を、
どこか近くに表現できないものか、とずっと考えていた。
ちょうど、地元・西小学校の3年生71名が訪れるというので、
先週の金曜日、第2展望台に、白チョークで直径4.5メートルの円を
描いておいたら、週末の雨で、すっかり消えていた。(当たり前か・・)
そこで、今朝は早起きをして、懲りずにチョークで円を描いた。
(行政に叱られたら、すぐ消せるように・・(汗))
そして子供たちに「第2展望台に、ミステリーサークルが現れたよ、
昨日までなかったのに、不思議だぁ」と驚いてみせたら、
興味津々で、一時、大騒ぎとなってしまった。
本物のサイズを体験させる、という試みは大成功なんだけど、
「これって、ブルーホールのサイズ」と想像した子は少なく、
本気で「ミステリーサークル」と思っている子もいた。(汗)
大人の皆さん、白いチョークが消えないうちに、
「柿田川ブルーホール」のサイズを一度、確かめてください。
きっと、その大きさに驚くはずですから・・。
ちなみに、大相撲の土俵の大きさと、ほぼ同じだから、
大相撲が始まると、なぜか土俵を意識してしまうんだよなぁ、私。



2021年06月20日(日)
選挙は「投票日当日投票所投票主義」

静岡県知事選挙の投票日に感じたこと。
公務員時代を振り返ると、当日の選挙事務は忙しかった。
投票管理者になると責任重大で、自分の判断ミスで
選挙無効になったら・・と思うと前日から緊張していた。
選挙は長い間「投票日当日投票所投票主義」を貫き、
現在でも選挙期日に投票するのが原則となっている。
しかし今の投票方法は、投票率のアップ、事務の簡素化を目的に、
期日前投票が推奨されている。(?) 
以前の「不在者投票」は、投票日当日に「不在」となる
それなりの理由がなければ認められなかったし、宣誓書を書いたり、
投票用紙を内封筒及び外封筒に入れ、外封筒に署名する手続きもあり、
確かに面倒くさかったけれど、それだけ一票の重みを感じた。
投票立会人も、投票時間の間に、外封筒、内封筒から出して、
数の確認をしながら、投票箱に入れてもらっていたのを思い出す。
何を言いたかったかと言えば、投票行為が容易になった分、
選挙自体の重みがなくなり、候補者の主張を比較する前に、
多くの有権者の投票行為が行われることが気になっている。
期日前投票や、投票時間の延長、有権者の年齢引き下げなどの対策が、
どれほど選挙の投票率に影響しているのか、検証すべきでは?
そんなことを感じている。
今後、デジタル庁などの開設により、選挙もネット投票が議論される。
しかし、選挙は投票率さえ上がればいいものではない。
一票の投票が自分たちの生活を変えるという意識の醸成が必要となる。
選挙の目的と目標、しっかり認識すべきであろう。
選挙当日まで、悩んで悩んで・ということがあってもいいのになぁ。



2021年06月19日(土)
コラムは、読者と静かに対峙できる

以前、エッセイストではなく、コラムニストになりたい、
そんなことを書いた。
以前と言っても、新聞投稿にハマっていた頃だから、
もう何年も前のことである。
その後、なぜ「エッセイ」ではなく「コラム」なのか、
どこが違うのか、自分なりに考えてみた。
一つの題材に対して、上から下から、右から左から、北か南から、
遠くから近くから、正面から斜めから・・と視点を変えて書き、
綺麗な言葉でなく、自分の意見をはっきり書く、という意味で、
コラムの方が好きなのであるが、
エッセイは、個人の呟き、コラムは、読者との会話だと思う。
自分の意見はこうです、あなたはどう考えていますか?、という
読者への投げかけをしているのかもしれない。
そう言う意味では、胸を張って
「コラムは、読者と静かに対峙できる」から好き、
と言えるかもしれない。
まぁ私の文章の特徴として、比喩が苦手、形容詞が少ない、から、
「エッセイ」より「コラム」の方が好きなのかもなぁ。
「エッセイスト・しもさん」と「コラムニスト・しもさん」
あなたは、どちらが好きですか?



2021年06月18日(金)
「そうですね・・」の戸郷投手

ジャイアンツの若手、戸郷投手のヒーローインタビュー。
どんな質問でも、まず口から発せられるのは、
枕詞のように「そうですね・・」で始まる。(笑)
(気になりだすと、笑ってしまうくらいなのだが・・(汗))
私は、いい意味で、この「そうですね・・」をメモした。
「インタビューアーの質問」に対して、
頭に浮かんだことを、すぐに答えるのではなく、
一度、自分の中に受け入れて・・という、
そんな姿勢が感じられるし、一呼吸置く感覚もある。
相手のペースではなく、自分のペースで受け答え、
ピッチャーには、一番大切な要素が感じられる。
もちろん、これは私の勝手な思い込みだけど、
毎回のインタビューで繰り返されるのだから、
周りもきっと、いい答えだと・・思っているんだろうな。
マニアックなメモかもしれないけれど、
「『そうですね・・』の戸郷投手」を記録に残しておきたい。



2021年06月17日(木)
世間は勝手に憶測をし始めるんです

映画「望み」(堤幸彦監督)から。
息子の同級生が殺害され、息子が事件に関与している可能性が高い。
行方不明となっているのは3人、そのうち逃走中の少年は2人。
ということは、残りの1人は殺されている可能性もある。
自分の息子が犯人(加害者)なのか被害者なのかわからない中、
犯人であっても息子に生きていてほしいと「望む」のか、
被害者であっても息子の無実を信じたいと「望む」のか。
究極の選択とも言える「望み」かもしれない。
でも私が注目したのは、憶測で誹謗中傷する世間の動き。
マスコミをはじめ、今まで親しかった人たちまで・・。
警察に対して、わかっていることを公表するように求めたが、
捜査に支障が出るから・・と口をつぐむ。
両親は苛立って、警察に再度、こうお願いする。
「捜査で分かった事が表に出ないと」と前置きをして、
「世間は勝手に憶測をし始めるんです」
警察の人も、同じ環境に置かれないときっとわからない。
世間の誹謗中傷の凄さ、嫌らしさ・・を。
象徴的なのは、犯人じゃないわかった時の掌の返し方。
息子を犯人と決めつけ罵った人達が、彼のお通夜で謝る。
「すまなかった」「すまなかった先生、この通りだ許してくれ」
物語だから、このまま終わったけれど、私なら許さない。
私はこのシーンが一番嫌いだった。
憶測だけで判断し行動すると、こんな辛い目に遭うことを
もっと強調して欲しかったなぁ。



2021年06月16日(水)
「米」から「米プラ」

ラジオから流れてきた情報。「米」から「米プラ」
新潟県はお米の産地は、誰もが認めることなのだが、
その新潟県で、お米からプラスチックをつくっているらしい。
私も以前、日本の食糧難に備えて、生産調整などせずに、
つくるだけ作って、いろいろな用途に使えばいいのに・・と書いた。
その時は「米」から「米粉」にして、米粉のパンを作ろう、
程度の発想だったが、今は、食べ物だけでなく、
プラスチックを作っている会社がある、と聴いて感激した。
お米の産地だから、当然、酒蔵も多い新潟県であるが、
吟醸、大吟醸など高級と言われる日本酒は、
お米を削って削って、ほんの一部分だけを使うので、
多くの部分を捨てることになるという。
その廃棄する部分などを使って、他の製品をつくるという。
その視点・発想が私を喜ばした。
私の興味関心は「お米から、どんなものができるのだろうか?」
コロナ禍が続き、世界からの輸入がストップした時、
やはり一番頼れるのは「お米」だと思っているし、
それが、食べ物以外のものもできるとしたら、
農家のつくる「米」は、原材料として需要拡大間違いなし。
ゆっくり、調べてみようっと。