初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2021年05月06日(木)
GW の行動をしっかり振り返ってから、再スタートを

今年は、例年と比べ、割と短かったGW。
緊急事態宣言中と言うこともあり、行動は自粛・・と思いきや、
予想以上の人の流れに、驚くしかなかった。(汗)
そしてその結果は、コロナウィルス感染者の数となって、
GW後の仕事・生活にも、影響が出ることは間違いない。
行動を自粛した人たちが、行動自粛ができなかった人たちから、
コロナウィルスを移されたことがわかったら、
損害賠償を要求できるのか?という話題に、反応してしまった。
海外の友達からは、こんな状態では、東京オリパラは無理だね、と
はっきりと言われたし、実は私もそう思う。
私たちが今しなくてはいけないことは、
本気に「収束させるためには・・」を考え、行動すること。
GWが終わり、いつものと同じような生活に戻るのではなく、
この騒ぎの中で出かけた旅行の土産話に花を咲かせるのでもなく、
GW の行動をしっかり振り返ってから、再スタートを、と思う。
昨年の今頃、どんなことを考え、どんな行動をしたか、
そしてそれが、どんな結果を招いたか・・。
今年のGWの過ごし方が、一年後のGWに大きな影響を与える、
そんなことを感じた、2021年のGWであった。



2021年05月05日(水)
ワクチンは、偶然弱くなった毒性の菌を使うんだよ

新型コロナウィルスの変異株が猛威を振るい、
いろいろな国の名前がつけられた変異株が登場する。
けれど、私の知識では・・というか、
NHKラジオの「子ども科学電話相談」という番組で、
「ワクチンはどうやって作るのですか?」という質問に、
専門の先生は、こう答えていた。
「ワクチンは、偶然弱くなった毒性の菌を使うんだよ」
実は私も、ワクチンの作り方を知らなかったので驚いた。
体に影響を与えない程度の弱い菌を事前に体内に注射し、
弱い菌で戦う練習をして、自分の細胞に自信をつけさせること、
それが、抗体を作るってことなんだと理解していた。
(例えが適切かどうかは分かりませんが・・)
私が引っかかったのは「偶然弱くなった毒性の菌」というフレーズ。
それってもしかしたら「突然変異の一種?」と思ったからだ。
変異し、毒性が強くなったら「変異株」と言い、
毒性が弱くなったら「ワクチン」として利用するってこと?
弱く変異する株がなかったら、今回のワクチンも作れなかった、
そういうことなのだろうか?
このコロナ禍、一体いつまで続くのだろうか、想像がつかない。
インフルエンザと同じように、治療薬なんてできないかもなぁ。



2021年05月04日(火)
苔は奥ゆかしいんです。

映画「柴公園」(綾部真弥監督)から。
なんだろう・・うまく言えないけれど、
観賞後、私、こういった作品好きだな・・と思った。
柴犬を連れた3人の中年男たちが繰り広げる会話劇を描いた
テレビドラマ「柴公園」の劇場版、という解説に、
私のアンテナが引っかかった。
人間とのコミュニケーションが、予想以上に苦手で、
自分の気持ちも相手に上手く伝えることができない。
そんな二人が「柴犬」と「柴犬好きの仲間」に助けられながら、
少しずつ、愛を育んでいく・・大きな仕掛けもなければ、
事件、事故も起こらないけれど、一所懸命、生きている。
主人公は「苔」を仕事として研究している設定だけど、
子供たちが「苔」について質問し答えるシーンに、
この作品を貫いている「奥ゆかしさ」が表現されている。
「苔は何の役に立っているんですか?」
「苔は花も咲かないし、食用にもならないんですよね」
「やっぱり役立たずって意味で使われているんじゃないんですか?」
そんな質問にも、丁寧に答える主人公。
「苔は奥ゆかしいんです。花を咲かせて目立とうとか、
実をならせて食べさせようとか、そういう自己主張しない。
注目されず実用されず、でもじっと人の生活に密着している、
その奥ゆかしさがいいんじゃないですか」と。
「苔」を観ていると、癒される・・という人がいるのも事実。
「苔みたいな人」「苔のように生きる」「苔のように・・」
なんだか憧れるなぁ。



2021年05月03日(月)
新しい道を切り拓く力を持っているかどうか

私の知る限り、多くの団体が世代交代に悩み、
その機会を逃した団体は、高齢化が進むことにより、
活動資金不足などをはじめ、身動きできなくなって、
初めて、組織として硬直していることに気付く。
その処方箋は、ケース・バイ・ケースであり、
簡単にこうすればいいよ、とアドバイスできる状態ではない。
もし、一つだけあるとすれば、
求心力のある、強いリーダーをトップに据えることかな。
どんなことがあっても軸がブレない、心の強さも必要だ。
しかし現実は厳しく、どんな分野でも
そんなリーダーはなかなかお目にかかれない。
だから、どんな人をリーダーに選べばいいですか?と訊かれ、
私の口から、すっと出てきたのは、
「新しい道を切り拓く力を持っているかどうか」だった。
衰退してきた活動を根気よく続けてくれる人ではなく、
今までの活動をリセットしてでも、新しい道を模索し、
迷っているメンバーを引っ張っていってくれる人。
逆に、選んだリーダーを育てていくのは、メンバーの仕事。
判断を否定せず、恥をかかせないことを意識すれば、
うまくいくような気がするんだけどなぁ。



2021年05月02日(日)
本を探すことでいい運動になる

自粛が叫ばれているGWを、新しい図書館通いしている私は、
以前、わが町の町議会議員が、新しい図書館建設の際、
一般質問でこんな話をしたのを思い出した。
「高齢者の健康にとって運動が重要であることは、わかりやすいのですが、
読書が重要だという研究成果があることを最近知りました」と。
山梨県のデータを示しながら、県立図書館の利用者の声を披露してくれた。
「本を探すことでいい運動になる(図書館内をよく歩くため)」
「知的な刺激を受ける(様々なジャンルの本を読むことで)」
「記憶が呼び覚まされる(旅行雑誌を見てかつての旅行を思い出す)」
また「読書習慣のある人は、無い人に比べて23カ月寿命が長い」というデータ、
「性別や健康状態、財産、学歴に関係なく、
純粋に本を読むことが長寿につながった」というデータ、
「図書館が近くにある人は、要介護リスクが低い」というデータまで。
「『心が動くと体が動く』という言葉もある通り、
『本や雑誌を読む』ことは、行動を起こすきっかけを与えてくれる」と。
そこで私は、自分の体で実験することを思いつき、
ある本を探して、町内4箇所の大型書店と新図書館に足を運んだ。
各書店には配架の特色があるし、町図書館にも10分類に基づく配架があり、
一冊の本を探すことで10,000歩以上歩いた、と万歩計が教えてくれた。
確かに「本を探すことでいい運動になる」。
図書館の中を歩き回るだけでも、消費カロリーは増えるに違いない。
是非、お試しあれ。



2021年05月01日(土)
SNSも、投稿の統廃合しなくちゃなぁ

あれっ、あのお店閉店だって・・
あっ、こっちの店舗は移転だって・・
えっ、あのグループの傘下になるらしいよ・・
そんな声が、街のあちこちで聴こえてくるのは、
コロナ禍の中、店舗の統廃合が進んでいる証拠だろう。
社会全体が費用対効果の効率性を求めていることもあるが、
細かく分けすぎた結果、ターゲット層を絞りすぎて、
市場が小さくなってしまった・・ということだろうか。
しかし、消費者の私たちには関係ないや、と思わず、
自分の生活に当てはめてみたら、自分にも関係があった。
私の場合、SNSの活用。
特にFacebookは、情報発信する相手が違うと思うと、
新たに「Facebookページ」を立ち上げて分けていた。
投稿する内容もはっきりしていて、管理する側は楽だけど、
情報を受ける側のことを考えたら、面倒くさいだろうな、と
今更ながらに、反省している。
そこで、久しぶりに私の呟き。
「SNSも、投稿の統廃合しなくちゃなぁ」



2021年04月30日(金)
まちづくりをみんなでやりましょう、は続かないかな

全国、どこでも「地域おこし」「まちおこし」が盛んであるが、
私が長年携わってきた「まちづくり」に関して、
アドバイスをいただきたい、というメールが届いた。(汗)
う〜ん、どうして私?、とも思ったが、
いままでいろいろな仕掛けをしてきたが、なかなかうまくいかない、
一瞬盛り上がるけれど、なかなか長続きしない・・など、
自分たちのしてきた活動の課題と悩みが綴られていた。
確かに、全国各地で「まちづくり」と称する市民活動があり、
ケース・バイ・ケースだから、助言は難しいと思いながら、
「アドバイスにならないかもしれないですが・・」と前置きして、
「まちづくりをみんなでやりましょう、は続かないかな」と書いた。
(ここからは、あくまで私的意見なので、ご理解願います・・)
私の経験から考えると、今でも元気に続いている団体は、
誰かが自分の楽しみとして始めた活動が、自然と広がっていき、
一人増え、二人増え・・気付いたら、団体(組織)になっていた、
そんなパターンの「まちづくり」がいいような気がする。
全国で活躍している、プランナーを否定しているわけではない。
だけど、まちづくりが地域住民の「文化」として残る活動が素敵だ、
と今更ながらに思う。
結果なんていつ出るか、わからないけれど、地域の文化として
まちづくりが根付くといいね。



2021年04月29日(木)
球辞苑は、映像と数字と経験値が語れる番組

あまりテレビを見ない私が、楽しみにしている番組、
それが「球辞苑」という、野球好きにはたまらない、
とてもマニアックというか、オタクというか、
ここまでやるか、というテーマがお気に入りの番組。
野球を知らない、野球に興味がない人にとっては、
どうしてこんな番組が人気があるのか、と思うだろうが、
その番組の魅力について、元千葉ロッテマリーンズの捕手だった
里崎選手がこうコメントした。
「球辞苑は、映像と数字と経験値が語れる番組」
映像と数字・映像と経験値・数字と経験値・・では物足りなく、
この3つの要素が、バランスよく構成されていることが大切。
これってビジネスにも言えることかもしれない、とメモをした。
「生産者」と「商品の質」と「口コミ」が揃った時、
人気商品として評価されることになる。
そしてその評価が継続されることにより、
、ベストセラー商品から、ロングセラー商品になるんだよなぁ。



2021年04月28日(水)
一枚の写真は無眼の宇宙

NHKラジオ「眠れない貴女へ」パーソナリティは、
直木賞作家の村山由佳さん。
小説家という、言葉を使う仕事をしている彼女が、
「写真」について、こんなコメントを残してくれた。
「言葉は意味を限定してしまう道具。
一枚の写真は無眼の宇宙というか、
見る人によって受け取り方が自由じゃないですか」
ほぼ定点観測に近い撮影をしている私にとって、
とても嬉しいコメントだった。
同じ場所なのに、時間・季節などにより、
景色が違うように見えることは、私が一番実感している。
では、その投稿を見る人にとってどうか、と考えていたら、
同じ一枚の写真なのに、感想が違うことに驚いた。
その写真に触れた時の気分だったり、体調の良し悪しで、
撮影した私とは、違うイメージを感じてくれるのも楽しい。
確かに「一枚の写真は無眼の宇宙」なんだよなぁ。



2021年04月27日(火)
僕のフリをする誰かに起きているみたいだ

映画「コントロール」(アントン・コービン監督)から。
「絶望的な歌詞や独創的な曲調で、内面に孤独と苦悩を抱えながら、
わずか23歳の若さで自ら命を絶った伝説のロック・ミュージシャン、
イアン・カーティスの短くも波乱に満ちた人生を描く音楽伝記ドラマ」
この作品の説明で、私はロックシンガー「尾崎豊」さんとダブった。
観終わって、そのイメージはちょっとズレていてホッとしたけれど、
物語中、主人公のイアンが呟くシーンがある。
「すべての出来事が、僕ではなくて」と前置きをして
「僕のフリをする誰かに起きているみたいだ」と。
自分で自分がコントロールできなくなる状態は、誰にだってある。
その気持ちをうまく表現しているな、と感じ、このフレーズをメモした。
傍にいた女性は「あなたといると混乱するの」と戸惑いをみせる。
言い換えれば、自分だけでなく、まわりの人にも影響を与えた。
全編を通して、モノクロ(白黒)映像というのも、
前出の「尾崎豊」さんと、醸し出す雰囲気が似ている理由だろう。
タイトルは「Control」だけど、主人公は「lost contorol」
この違いを、私はどう解釈すればいいのだろうか。
ちょっとした生き方の哲学にもなりうる「自己制御」は、
これからのキーワードになる予感さえする。