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しもさんの「気になる一言」
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2020年09月02日(水) ■
人は見ようとする 見慣れたものにひそむ 見たことのないものを

私がちょとだけ登場した(笑)、NHK総合の番組、
「8K映像大集合!新絶景タイムスケイプ」のエンディング、
詩人の谷川俊太郎さんがこの番組のために作ってくれた、という
詩を紹介している。以下、全文を紹介したい。
(本来は、行間、改行なども忠実に再現しなくてはまずいのだが・・)
「人は見ようとする 見慣れたものにひそむ 見たことのないものを
人は見ようとする 見えている今にひそむ 見たことのない時間を
見ることは発見 見ることは歓び 今日見ることが 明日につながる
見ることで あらためて人は気づく 
宇宙に連なるこの世界の 限りない美しさに」
この詩を読み返したら、なぜか心がほっこりした。
写真や動画では表現できないもの、タイムラプスでしか撮れないもの、
をずっと考えいて、私は「風」を選んだ。
柿田川に、真夏と真冬に発生する「川靄」が撮りたいのではなく、
それを通して可視化できる「川風」が撮りたかった。
見たことがないものを見たい、という私の好奇心。
もう少し、頑張って撮り続けてみようかな。



2020年09月01日(火) ■
川風の動きが、朝靄によって姿を現しました

先日からしつこく紹介しているNHKのテレビ番組
「8K映像大集合!新絶景タイムスケイプ」。
「NHKプラス」という、インターネットテレビで視聴ができてたので、
自分が登場した部分のナレーションを、全て書き出してみた。
【役場職員だった下山さん。
毎朝通勤の途中、地元の水辺の風景を撮って、SNSで発信し続けています。
「地元でしか撮れない『今だけ ここだけ あなただけ』という風景を撮ってます」
富士山の湧水で知られる柿田川。今回初めて、8Kタイムラプスにトライしました。
早朝、水面に揺らめく朝靄。川風の動きが、朝靄によって姿を現しました】
あっ、やっぱり、わかってくれていたんだ・・と嬉しくなった。
太陽が昇ってくる、それに合わせて気温も少しずつ上昇してくる。
そして、気温と水温(15度)の差や、湿度の状態によって、朝靄が発生する。
以前は、水面を真っ白く覆う景色を幻想的だなぁ・・と眺めていたが、
タイムラプスを撮り始めてたから、川の流れと風の向きが気になっている。
どんな状態のときに、川風はどの方向に向かって流れるのか、
急に向きが変わるのは、どんなことが原因なのか、知りたくて仕方がない。
私の場合「きれい・・」と褒められるより「不思議・・」って言われたい。
短時間に、こんなに川の風が舞っているなんて・・。
日常は、あまり変化のない柿田川の景色だからこそ、私の好奇心は膨らむ。
定点観測大好きの私らしい作品かもなぁ。



2020年08月31日(月) ■
金があるときゃ暇がない、暇があるときゃ金がない

あれ、どこでしたメモだろう。久しぶりに、情報源不明。
でも、リズムが良くて面白かったので、気になる一言。
「金があるときゃ暇がない、暇があるときゃ金がない」
確かに、それは言える・・と頷いた。(汗)
定年前、現役の時は、収入があっても、
忙しくて旅行にもなかなか行けない。
定年後は、コロナ禍の影響もあるけれど、
老後の資金が心配になり、なかなか思い切って散財できない。
それじゃ、いつ、旅行に行けるんだろう、と思うけれど、
小市民にとっては、世の中うまくできてるなぁ、とも思う。
金も暇もない人とか、金も暇もある人は、
こんなフレーズに反応しないのかもしれない。
意外と「小金もあって暇も少しある」が幸せかもなぁ。



2020年08月30日(日) ■
記事を読んだ人々が関心を持つと信じること

映画「プライベート・ウォー」(マシュー・ハイネマン監督)から。
舞台は、世界中の戦地だけれど、実は「戦場報道」だけでなく、
日常の事件・事故を報道する「マスコミ」関係者に見て欲しい、
そんな気持ちを抱いて、作品を観終わった。
「戦場報道で現状を変えることができるか?」の質問に、
「真の困難は人間性を信頼し、記事を読んだ人々が
関心を持つと信じること」と言い切り、
「戦っている全ての勢力が真実を曖昧にする時、
本当には何が起こっているかを人々に伝えなければ
取材は失敗だ」と、その役割を明確にしている。
記事が単なる文章として読まれるのではなく、
その記事に関心を持ってもらい、その記事をきっかけに、
誰かが行動し、現状を変えることになる。
それこそが「記者のミッション」と言いたげな、
彼女の決意みたいなものを強く感じた作品である。
「老いた記者と大胆な記者がいる。老いて大胆な記者はいない」
このフレーズの意味はなんだったのだろうか。
老いても大胆な記者がいてもいいのになぁ、気になる。(汗)



2020年08月29日(土) ■
安倍総理、長い間、お疲れ様でした。

昨日の辞意表明を受けて、マスコミはこぞって特集を組む。
突然のことだったのに、いかにも、用意していたかのように、
小さい頃の写真から、最近の様子まで短時間にまとめてある。
体調不良で辞任するというのに、その記者会見は、
1時間ほど、立ちっぱなしで、ちょっと違和感さえ感じるほど。
それも同じような質問ばかりで、ややうんざりした。
会見翌日は「長期政権の功罪」と銘打ったテーマで、
今まで、登場もしてこなかった人たちが、ここぞとばかり、
「彼は口ばかりで、何もしてこなかった・・」と声高に叫ぶ。
コロナ対策をはじめ、休みなく、頑張ってきた安倍総理に対し、
翌日くらい「長い間、お疲れ様でした」の一言をかけて欲しかった。
「森加計桜」の説明責任追求も、明日でいいじゃないか、
そんなことを思いながら、各社、各紙の報道を眺めていていた。
簡単に「約8年」と言うけれど、その間、気を抜ける時間は、
ほとんどなかったし、孤独を感じたことだってあったに違いない。
今日ばかりは、ゆっくり休ませてあげたかったなぁ。



2020年08月28日(金) ■
君たち、ちょっとどいてくれる?

今朝は突然の雨で、いつもの散策を断念したので、
昼食の時間に柿田川公園を散策していると、
若い女性が3人、湧水広場で「湧き間」を覗き込んで、
楽しそうに水に触れていたら、それを遮ったのは、
観光客らしき高齢者の男性。
大きな声で「君たち、ちょっとどいてくれる?」
大きなカメラを片手に、遠くから撮影しているのだが、
彼女たちが自分の撮影に邪魔だったらしく、この一言。
そして、自己満足の写真撮影が終わり、
「もういいよ、ありがとう」と声を掛けて、去っていった。
さっきまで盛り上がっていた彼女らは、
命令調で遮られた楽しい時間に戻ることはできなかった。
男性は、高そうなカメラを持っていたけれど、ここは公園、
みんなで楽しむ公共の場ということを忘れている。
同じ高齢者の男性としては、反面教師にしなくちゃなぁ。



2020年08月27日(木) ■
今回も声を掛けてもらったことが、本当に嬉しい

今年度も静岡県教育委員会社会教育課から
「公民館職員等新任者研修会」の講師を依頼された。
コロナ禍の中で、5月頃予定していた日程が変更になったが、
いろいろな調整をして、なんとか開催することができた。
今回も声を掛けてもらったことが、本当に嬉しい。
だって今年は他の人に頼みました、だったら悲しいもの。
今年、私に与えられたテーマ(食材)は「公民館職員の心得」。
シェフは、2年前までお客さん側だった私。(笑)
その私が、参加者にお出しした研修(コース料理)メニュー、
今回は、コロナ禍の影響もあり、ワークショップ×なので、
前菜が「公民館職員としての、アンテナの張り方」
メイン料理は「事業実施にあたっての周知方法について」
デザートは「企画書・アンケート・パンフレットの作り方」
(昨年度は、メイン料理だったが、今回はポイントのみ紹介)
このコースを1時間で提供するのは、意外と大変だったけど、
62年間の人生と、38年間の公務員生活で感じた生の声なので、
お腹いっぱいになっていただけたとは思う。
あっ・・前菜の前に、食前酒、出すのを忘れてた。(汗)



2020年08月26日(水) ■
NHK総合番組にちょっとだけ出ることになりました

お待たせしました、もったいぶっていた内容の全貌。
今年の初め頃だったろうか、
NHKの自然番組を担当していた私の幼なじみから、
「まだ柿田川撮影してる?」とメールがあり、
「うん、下手な鉄砲だけど、季節ごと違うんで」
「今度、8Kタイムラプスの企画があるんだけど、
柿田川のタイムラプスを撮って投稿してみない?」
「いいよ、私にできることなら協力する」
そんな会話をしながら、お互いが小さい頃から
感じていた柿田川の魅力を思いっきり語りあった。
それからしばらくの間は、日の出前に起き、
冬の寒い早朝の「川靄」を撮影するため、
冷たい手を擦りながら、柿田川へ足を運んだ。
タイムラプスに必要なのは、時間。
一つの作品を作るためには、30分以上同じ場所で撮影し
それをパラパラ漫画のように編集して、
早送りの動画に仕立てるのだが、撮影には
時間の経過を「待つ」ということがキーポイントとなる。
それができるのは、柿田川の地元に住んでいて、
川靄が発生するかしないかもわからない状態で
待ち続けることができる、柿田川大好き人間、
そんな条件に私がハマったようで、先日取材を受けた。
さて、どんな風に編集され、登場するのやら。
「柿田川」の魅力が伝わればいいなぁ。乞うご期待!!
【必見】
NHK総合・BS4K
8月30日(日) 13:50〜14:50
BS4K
9月20日(日) 20:45〜21:45
番組名:8K映像大集合!新絶景タイムスケイプ(60分)



2020年08月25日(火) ■
孤独って影響力を失ったのを知ること

映画「マチネの終わりに」(西谷弘監督)から。
う〜ん、何も映画にしなくてもTVドラマでいいのに、
そんな気持ちを持ちながら、観終わってしまった。(汗)
監督はこの映画で何を伝えたかったのか、伝わってこなかった。
未来が過去の意味を変えていくというのなら、
映画「コーヒーが冷めないうちに」(塚原あゆ子監督)と変わらないし、
冒頭の「(6年前)やっぱり走らない。彼との待ち合わせもそうなの?」
「慌てたら幸せは逃げていくって言うでしょ?」という友との会話か
「花の姿を知らないまま眺めたつぼみは、
知ってからはもう同じつぼみには見えないんだよね」の台詞が
妙に引っかかっていたから、この辺りかなと推測した。
メモを振り返りながら、私的に気に入ったのは
「今日ね、マドリードで20歳の天才ギタリストに会ったんですよ。
『どうも蒔野です』って挨拶したら『あなたの事は知ってます』、
それだけ。褒めるでもなくけなすでもなく、
孤独って影響力を失ったのを知ること、なんですかね。
自分だけは歳をとってもそんな幻滅は味わうことがないって
どっかでそう思ってました」というフレーズ。
会社を定年退職すると、孤独になるっていうけど、
飲み会やゴルフに誘われなくなることではなく、
やはり「社会・会社に対して、自分の影響力がないこと」を
感じた時に、孤独を意識するんだな、と思った。
それを受け入れることができれば、孤独じゃないんだけど。



2020年08月24日(月) ■
「おっ、生きてたか」「よかった、まさかね」・・

先日の朝、柿田川公園を散策していたら、立て続け携帯が鳴った。
日頃ご無沙汰している人たちだったから、気になったが、
どちらも一声は「おっ、生きてたか」「よかった、まさかね」。
地元紙のお悔やみ欄に、私と同姓同名の人が掲載され、
それを見た人たちが、安否を気にして連絡をくれた、
そんな感じだった。
「住所も年齢も少し違っていたから、別人だと思っていたけど」
と言いながらも「同姓同名」の名前を見つけ、
いてもたってもいられなくなり、連絡してくれたようだ。
もう、そんな年齢になったんだな、と感じながらも、
新聞の片隅の記事を見つけ、心配して電話をくれるなんて、
なんと嬉しいことだ、とも思った。
暑い、暑い・・とぼやいているばかりではなく、
私も、そんな気遣いができる人間になりたい、と思った。
久しぶりに耳にした友の声、本当に嬉しかったなぁ。