
|
 |
| 2019年12月11日(水) ■ |
 |
| 人前で話して謝金をもらう経験 |
 |
我が社の女性スタッフが、東京で開催された、 経産省主催のセミナーで事例発表の機会を与えていただいた。 もちろん、個人の成果ではないし、会社の取り組みとして 私が代表で発表することも考えたが、私なりに考えがあり、 31歳の彼女に任せた。 それは「人前で話して謝金をもらう」を体験させること。 これって、したくても、簡単にできることではないし、 たぶん同じ世代の女性では、なかなかいないに違いない。 謝金の額は問題ではなく、1000円でも10万円でも、 自分の体験を他人に話して、報酬をいただく経験こそ、 人前で話す時の緊張感や適度なプレッシャーを感じながらも、 彼女を成長させると判断した。 担当者との打ち合わせから、当日の資料作りまで、 慣れない作業ではあるが、きっと近い将来、役に立つ、 私はそう思っている。 もちろん、居酒屋で飲みながら話すのとは違うし、 出前講座で、ボランティア(無報酬)で話すのとも違うから、 この機会を与えていただいた、経産省職員に感謝したい。
|
| 2019年12月10日(火) ■ |
 |
| 彼らは変えようとしない。愛着がある名なのね |
 |
映画「メン・イン・ブラック インターナショナル」 (F・ゲイリー・グレイ監督)から。 地球に生息するエイリアンを監視する秘密組織「MIB」、 その組織名は、当然「メン・イン・ブラック」だから男だけ?と 思っていたら、今回は、新人女性エージェントのMが登場し、 さらには、組織内にも既に女性が存在していたので、笑えた。 新人のMは、初対面の先輩女性に「男(メン)・イン・ブラック?」、 こうして女がいるのに、納得がいかない・・と投げかけるのだが、 彼女は、困った顔でこう答えた。 「その話はよして。私も反対したけど・・彼らは変えようとしない。 愛着がある名なのね」と。 空想の秘密組織でも「男・女」にこだわるのか・・と思いながら、 仕事さえできれば名前なんてどうでもいいのに・・と感じた。 「「メン・ウィメン・イン・ブラック」(MWIB)にしてもいいけど、 なんだか、ふわふわした組織名になってしまうのになぁ、と 苦笑いしながら、メモをしたし、 「メン・イン・ブラック」に所属する、女性エージェントの方が、 断然かっこいいのになぁ。
|
| 2019年12月09日(月) ■ |
 |
| しいたけ占い「2020年上半期」出ていたよ |
 |
以前紹介した「しいたけ占い」。 毎週月曜日に更新されて、毎回、唸るほど当る。(笑) 当たるというよりも、どっかで私のこと見てない? そう思えるほど、私の心に響いてしまう「しいたけ占い」。 しかし、今日は楽しみにしていた月曜日なのに、 朝から忙しくて読めなかったので、夕食後、妻から 「今週のしいたけ占い、読んだ?」と訊かれ、 「今日は忙しくて、まだ読んでないんだよ」と返したら、 「しいたけ占い『2020年上半期』出ていたよ」と言われた。 出来ることなら「2019年」を最後まで生き切って、 「2020年」になってから、じっくり読もうと思っていたのに、 知ってしまったからには、読みたくなってしまうのが人間。 結局、PCでは目が疲れるから・・・と、プリントアウトして 読み切ってしまった。(汗) 思ったこと、感じたことは、本当の意味で新年になってから、 書きたいと考えているけれど、まずは騙されたと思って、 「しいたけ占い」を検索してほしい。 私から読者の皆さんへ・・ 「しいたけ占い『2020年上半期』出ていたよ」
|
| 2019年12月08日(日) ■ |
 |
| 観光客に振り回されて自分たちを見失う |
 |
ラジオから流れてきた「観光の課題」だった。 最近になって日本でも「オーバーツーリズム」や 「観光客嫌悪症」 といった言葉が賑わい始めた。 ここでは難しい定義は説明しないけれど、 やっと、日本も他人事ではなくなってきたということだろう。 ここ数年、日本全国で「観光・観光・・」と大騒ぎをした挙句、 観光客は増えたけれど、増やすための施策は考えていたが、 増えすぎた時の対応策は、あまり考えていなかったから、 駐車場不足や、ルールマナーを守らない外国人に対して、 後手後手に回っている感がしてならない。 その心配をしていた矢先、ラジオから上手い表現が流れてきた。 「観光客に振り回されて自分たちを見失う」 どうやら、賑わい、活性化をキーワードにしながら、 毎週のようにイベントを開催してきた人たちも疲れているようだ。 この状態がどこまで続けくのか、そして終わりはあるのか、 そんな声が、聞こえ始めたから「要注意」と記したい。 まずは基本に戻って、自分たちが誇れるものは何か、を見極め、 あまりいろいろなことに手を出さないこと。 それが「自分たちを見失わない」ということではないだろうか。 みんなで頑張ったおかげで、それなりの成果は出たけれど、 関わってきた人たちに疲れも出てしまっては、意味がない。 とにかく、観光客に振り回されないことを意識したい。 それが一番大切な「まちづくり」の基本だから。
|
| 2019年12月07日(土) ■ |
 |
| お賽銭を調べてみようか・・ |
 |
地元の小学校で、柿田川の授業をしてから、 放課後、私の職場を訪ねてきてくれる子どもたちが増えた。 興味を持った「柿田川」に対して、目をキラキラさせながら、 これでもかってくらい、質問の嵐を私にぶつけてくる。 面白いことに、質問するときは、必ず「はい」と手を挙げ、 訊きたいことを手短にまとめ、私の答えを一所懸命メモする彼らの、 少しでも役に立てばと、いろいろ試行錯誤している。 先日「外国人はどこの国が多いですか?」の質問があり、 「それは、調べてないからわからないよ」と答えようとしたが、 それでは、そこで話が終わってしまうな、と思い直し、 「全部はわからないけれど、柿田川公園内にある『貴船神社』 という神社のお賽銭をあげている外国人を見たことがあるから、 そのお賽銭のコインで、どこの国かわかるかもしれないね」と話し、 さっそく、貴船神社奉賛会のメンバーにお願いして、 日本円以外の「外国コインのお賽銭」を分けてもらった。 このコインは、どこの国のお金だから・・・という推理から、 世界各国から、外国人が訪れていることを知ってもらえればいい、 そんな視点で子どもたちと接している。 地域の人たちが、子どもたちの興味関心を育むって、 こんなことなのかもしれないなぁ、と最近、思ってしまう。
|
| 2019年12月06日(金) ■ |
 |
| ずっとずっと飛んでたら、こんなにきれいじゃない |
 |
映画「まく子」(鶴岡慧子監督)から。 もう数年前に「原作」も読んでいた、 作家・西加奈子さんの同名小説の映画化とあって、 やや期待しすぎたのかも知れないが、残念ながら、 彼女が文字で表現する独特の世界観は、 今回の映画化では、伝わってこなかった気がする。 タイトル「まく子」という少女は、本にも映画にも登場しないし、 落ち葉を拾っては上に向かって投げる、 言い換えれば、落ち葉を撒いている「コズエ」が、 「まく子」というわけだ。 その彼女が、突然、気付いたように、こう呟く。 「あっそうか、どうしてこうしてまくのが楽しいか、 わかったよ、全部落ちるからだ。 全部落ちるんだよ、慧(さとし)。 ずっとずっと飛んでたら、こんなにきれいじゃない」 「だから、体が変わってゆくことは楽しい。 変わってゆくことって、面白いよ。 それが大人になることなら、面白い。永遠に続きがないから、 きっと素敵なんだよ」ということだろう。 思春期にありがちな、子どもだった自分の体が、 「汚い・ずるい」男の大人になっていくことへの恐怖を、 まく子は、上手く表現してくれた。 この作品、誰が観れば、一番感動するのかなぁ。
|
| 2019年12月05日(木) ■ |
 |
| 主役は「鮎」から「ダイサギ」そして「毛嵐」へ |
 |
晩秋から初冬にかけて、柿田川から目が離せなかった。 (しもさんの場合はいつもでしょ、のツッコミはなしで(汗)) 10月下旬から続いた、あゆの遡上や産卵シーンが終わり、 それと並行しながら、ダイサギ、カワウなどが乱舞し、 翌日、彼らの残した白い半液体の跡を見つけては、ため息をついた。 1ヶ月以上に及ぶ、鮎の様子を撮影した写真と動画は、 驚くほどの数を記録した。 やっとひと段落したかと思えば、これから本格的な寒さが続き、 気温と水温の差が激しくなればなるほど、川の水面に水蒸気が立ち、 幻想的な光景が目の前に広がることとなる。 寒くなると日本の各地で見ることができる「毛嵐」と呼ばれる、 「靄(もや)」「霧(きり)」だが、これまた、インスタ映えする(?) 身近な絶景と言ってもいいかもしれない。 ただし、この景色を確実に見るためには、ちょっと早起きがいい。 寒さでカメラを持つ手が震えるくらいの朝、(雨天はお勧めしない) 上流では柿田川公園の八ツ橋から、下流では柿田橋の上から、 柿田川ならではの「毛嵐」を見て欲しいなぁ。
|
| 2019年12月04日(水) ■ |
 |
| 夜9時半まで利用可能な無料の施設って貴重 |
 |
妻の合唱練習の送迎で、昨年までの職場、地域交流センターに 月に何度か足を運ぶ。 以前は、練習が終わる9時頃まで、近くの本屋で時間を潰すか、 運動不足解消も兼ねて、ポケモンを捕まえに歩いたりしていた。 しかし、さすがに冬の寒さには勝てず、(それも夜なので・・) 地域交流センター1階展示スペースに、PCを持ち込んで、 こうして「気になる一言」を書いたりしている。 6カ所あるテーブルには、私を除き、受験生らしき高校生が、 必死に勉強をしている姿が目に入り、嬉しくなった。 夜間使用されていない展示スペースが、せっかく空いているので、 もしよかったら使っていいよ、程度のサービスなのだが、 彼らにとっては、自宅の勉強部屋よりも集中できるのか、 日毎に利用者が増えているのは、紛れもない事実である。 きっと、口コミで広がっているのかもしれないな、と思いながら、 受験生を控えた高校生にとって、暖房が入っていて、 夜9時半まで利用可能な無料の施設って貴重なのかもなしれない、 そんなことをメモして、周りを見渡した。 必死に勉強している彼らに「頑張れ、受験生!!」と心の中で、 エールを送った。 これも目立たないが、行政が高校生を応援する意味では、 「青少年健全育成」なんだよなぁ、きっと。
|
| 2019年12月03日(火) ■ |
 |
| あれから8年か、私もそれだけ歳を重ねたってことなんだな |
 |
愛犬のミニチュアダックスフント「ジェイク」が他界して、 もう8年も経った。(実は、誕生日もこの日) 平成23年(2011年)12月3日、18年間一緒に過ごした彼は、 晩年、認知症のように丸いプールの中を歩き回ったり、 一人では歩けなくなってしまっても、一所懸命生きようとし、 老衰とも言える年齢まで頑張り、静かに息を引きとった。 不思議なのは、生前、毎日のように散歩に行ったわけでもないし、 小さい頃の思い出は、当時は仕事も忙しくあまりないのに、 なぜ、毎年こんなに思い出すのか、自分でもわからない。 ただ、病弱になってから、動物病院へ頻繁に連れて行ったり、 いくら部屋の中とはいえ、ゲージの中では寒いだろう、と 私の布団に潜り込ませて、一緒に寝ていたからかもしれない。 (彼の温もりで、私が熟睡することが多かったが・・)(笑)。 命日の今日、仕事帰りに、いつも散歩していたコースを歩いてみたら、 またまた、いろいろなことが思い出されて涙腺が緩んでしまった。 この最後の直線は、お互い全速力で競争をしたよなぁ、と ジョギング程度に走ってみたら、やはり息が切れてしまう私。(汗) あれから8年か、私もそれだけ歳を重ねたってことなんだなと、 体力の衰えを感じながらも、天気の良い日は、 彼と散歩した日々を思い出しながら、ジョギングしようかな、 そんなことを感じた、愛犬「ジェイク」の誕生日&命日である。
|
| 2019年12月02日(月) ■ |
 |
| ボーナスがない生活って、こういうことか |
 |
12月に入って、巷では気忙しい時間が過ぎていくが、 なぜか、今年はワクワク感がないと思ったら、 冬のボーナスがないことに気付いた。(汗) もちろん、夏のボーナスもなかったのだが、 退職してすぐだったので、あまり気にならなかったのが本音。 しかし、冬のボーナスは、ちょっと違う。 年末年始の準備や、遠方に住むと友達へのお歳暮など、 昨年までは、ボーナスをいただいて、一気に動いていたから、 なんとなく変な感じがするのかもしれない。 4月から、いろいろな生活の変化を楽しんできた。 年4回あった議会対応がなくなり、出張や会議も激減。 印を押す機会などは、ほとんどない、と言ってもいい。 スーツやネクタイなどの服装からも、ほぼ解放された。 それに伴って、収入も半減。(笑) 定年退職するってことは、そういうことなんだと思う。 今の感覚を残して置きたくて、気になる一言。 「ボーナスがない生活って、こういうことか」 自営の方々の気持ちが、やっとわかったってことかな。
|
|