
|
 |
| 2019年11月11日(月) ■ |
 |
| 認知されなければ、関心・欲求・行動・共有(継続)はない |
 |
あるセミナーで、ビジネスの上では欠かせない、 基本中の基本と思われる「ターゲットコンセプト」を教わった。 「顧客心理の階段」と呼ばれているものらしい。 まず最初は「顧客」が、その商品・サービスを「認知する」階段。 存在を知られなければ、買ってもらうことなどできるわけがない、 存在を知られなければ、訪れてくれるわけがない、ということ。 次に、知られることにより、初めて「気になる」というレベルの 「興味・関心」を抱く階段へと進む。 さらに「買ってみたい、試してみたい、行ってみたい」という、 「欲求」の階段を通過して、やっと「行動」に移るというのは、 もっともな顧客心理だと、納得した。 それを何回も繰り返すことで「継続」するという階段が待っている。 このステップ(階段)を無視して、何かを始めようとすると、 自分たちが考えたような成果が出ず、悩むことになるようだ。 これは、まちづくり・観光地に置き換えてみても同じことが言える。 行政の市町村名だから、知らない人はいないだろう、という発想で、 どうやったら、我がまちに関心を持ってもらえるだろうか、という 「関心」の階段からスタートするから、うまくいかない。 まずは、我がまちは知られていないから、関心を示してもらえない、 そんな、ビジネスでは基本中の基本の考え方へ戻ってみると、 自分たちのしなければならないことが見えてくる。 もちろん、これは「観光地」にも同じことが言えそうだ。 また一つ、いいことを教えてもらった。 まずは「知られていない」という認識から始めないとなぁ。
|
| 2019年11月10日(日) ■ |
 |
| 「上手かった」より「楽しかった」が嬉しい |
 |
今年で49回目を迎える、町主催の芸術祭に、 今年も、中学校時代の同級生だけ(恩師含む)で歌う 「風の会」という混声合唱団で参加した。 月に1度、(正確には年10回程度)、土曜日の夜に集まり、 それもたった約1時間半の練習で仕上げた?曲を、 気持ちよく歌い切ることが目標だ。(汗) 年に一度体験する、ちょっぴり緊張感を味わいながら、 今年も「みんながみんな英雄」と「海の声」の2曲を披露した。 私は、そんな大胆な・・と言われようが、 ステージを降りた後の観客の感想を聴くのが楽しみである。 初めの頃は「よかったよ」とか「本当に月に1度?」と言われ、 数年後には、お世辞だろうけど「上手かったね」と言われ(笑)、 そして、今年は「楽しかった」と声を掛けてもらった。 私たちグループのコンセプトは「楽しく歌う」だったので、 「上手い」より上の、嬉しい評価をいただいたと感じている。 「ステージ上で楽譜の文字が小さくて見えない」とか、 「隣のパートの音が聞き取りにくい」など、 歳を重ねた人にしかわからないハードルもあったけれど、 それもまた、楽しみながら、続けていきたいと思う。 さて、来年はどんな曲に挑戦するのかな、楽しみである。
|
| 2019年11月09日(土) ■ |
 |
| 「君なら何を願う?」「それは初めて訊かれた」 |
 |
映画「アラジン」(ガイ・リッチー監督)から。 ランプを擦ると、願いごとを叶えてくれる魔人が現れる。 それも、願い事は3回だけ、それくらいしか、前提知識がなかった。 逆に、アニメ「ハクション大魔王!」のイメージが強すぎて、 「くしゃみ」や「あくび」をすると、飛び出してくるキャラクターが 私は大好きだったから、なかなか物語に入り込めなかったけど、 魔法のランプから登場するランプの魔人ジーニーを、 ウィル・スミスが演じ、その面白さを表現してくれたので楽しめた。 「願い事があるなら、ランプを擦る。 願い事は3つまで。願い事は増やせない。 人を惚れさせたり、死人を蘇らせたりもできない」とルール説明、 その後、魔人は独り言のように呟く。 「大抵、俺を呼ぶ奴は欲しいものがわかって、大金と権力を望む! 頼むから奴らのマネはするな。どうせ満足なんかできない」と。 そこからが、この作品が感動する会話が始まる。 「君なら何を願う?」とアラジンに聞かれた魔人は、 「それは初めて訊かれた。答えは簡単、自由になりたい。 できれば人間に。自由になる方法は1つ。 俺が自由になるようご主人様が願うことだ。 今まで自由になれた事は1度もない」と、切なく答えるジーニーは、 なんて人間っぽいんだろう、と感心した。 私もアラジンのように「2つも願いを叶えてくれたのだから、 最後の1つは、叶えてくれた人の願いを叶えてあげたい」 そんなことを考えられる人間になりたいなぁ、とメモをした。
|
| 2019年11月08日(金) ■ |
 |
| 日光と砂が作り出す芸術作品 |
 |
柿田川に関する投稿をインターネットで探すときがある。 そんな中、ある方の表現に、上手い、と感じてメモをした。 「第2展望台から見える湧き水は、 昔、紡績工場が井戸として利用していたものです。 引き込まれそうになるほど深い青色は、 日光と砂が作り出す芸術作品。 コンコンと湧き出る水は、砂を動かし、水の流れを作り出します。 水が湧き出る神聖な瞬間に立ち合える幸せは、 めったにない機会です。」 写真や動画を撮り溜めて、そろそろ作品発表・・と思うのだが、 なかなか、タイトル(題名)が思いつかない。 だから、こういった表現を見つけるとメモしておいて、 いつか、使わせてもらおうっと、ピックアップを始めた。 長い文で説明するのは簡単なんだけど、 それを短いフレースで表現することの難しさを、改めて感じる。 これもまた、何十年も溜め込んだ「気になる一言」から、 拾うことができれば、嬉しいのだが・・
|
| 2019年11月07日(木) ■ |
 |
| なぜだかわからないけれど、喪失感 |
 |
我が町のシンボル的存在だった、ガス会社の丸い「ガスタンク」。 (正式には「ガスホルダー」というらしい) 何十年という歴史の中で、その役割を終え、 リンゴの皮を剥くような工法で、少しずつ解体されている。 小さい頃から「ガスタンク」を見ながら一緒に育ってきたし、 車やバスで遠くに出かけても、この「ガスタンク」を見つけ、 あぁ、清水町に帰ってきたな・・と実感するほど、 なくてはならない存在だったことに、無くなって初めて気付いた。 地元の観光名所でもないし、そんな大袈裟な・・ と思うかもしれないが、生活に根付いた心の拠り所というか、 いつもあるところにあるものがなくなるって、こういうことか、と 「なぜだかわからないけれど、喪失感」を感じている。 ちっちゃな町の、ガスタンク1つがなくなるだけなのに、 こんなにも、心が落ち着かないのだから、 首里城を喪失した、沖縄県民の「喪失感」は、計り知れない。 きっと私たちが想像する以上の「とてつもない喪失感」が、 彼らの胸を締め付けていると思う。 沖縄のシンポルとなる「首里城」という建物が燃えて無くなった、 それだけではない何か、目に見えない安心感みたいなもの、 心の拠り所がなくなったということの方が、重大なんだよなぁ。
|
| 2019年11月06日(水) ■ |
 |
| 8度は木々の紅葉が進む温度です |
 |
通勤途中に聴いているラジオから流れてきた、 気象予報士のコメント。 「8度ですか、急に寒くなりましたね」というキャスターの投げかけに、 「8度は木々の紅葉が進む温度です」とさらっと答えた。 毎日、人間定点観測マシンのように、同じ位置から撮影していると、 その言葉の意味が、妙に説得力があることに気付く。 富士山の初冠雪の遅れだけでなく、 10月〜11月上旬、思うように気温が下がらず、 例年なら、紅葉しているはずの景色が、なかなか色付かない。 あれっ、どうしたんだろう・・と思っていた矢先、 急に、西高東低の冬型の気圧配置になったなった途端、 全国的に気温が10度を下回り、一気に寒くなった。 それに伴って、木々の葉っぱが色を帯びてきて、 一番色鮮やかな季節を迎えたと言っても良い。 この「○度は、○○する温度です」という表現が私は好きだ。 「柿田川の水温は、一年を通じて約15度」を、 子どもたちや観光客に対して、どう伝えたらいいのだろうか?が 常に頭の片隅にあるので、この表現が記憶に残った。 「15度は冬服に着替える温度です」・・では、ダメかな?(汗)
|
| 2019年11月05日(火) ■ |
 |
| クレーマー対応は、治療を促すこと? |
 |
公務員時代から、クレーマーと呼ばれる方々の対応に疑問を持ち、 ストレスを感じながらも、私なりに接してきた(つもりだ)が、 納得いかないことも何度か遭遇して、正直、疲れた。(汗) 住民最前線で働くことが多かったため、 クレーマー対応に時間を割かれて、攻撃的な発言や態度に、 帰宅後も、寝られない日々を過ごしたことも数えきれない。 しかし、有効な対応策を考えられないまま、退職を迎え、 後輩たちに、そのまま引き継ぐことになったことは、 とても残念で、申し訳ない気持ちがいっぱいだった。 先日、高熱が出たため、病院へ行ったが、 その待合室に貼られていたポスターに、そのヒントを見つけた。 「大人の発達障害」と書かれたその内容は、 ASD・ADHDなどに代表されるが、その顕著なる行動は、 私を悩ませてきたクレーマーと呼ばれる方々の行動と、 ほとんど一致していたことに驚くとともに、 彼らに対応するのは、彼らが「クレーマー」ではなく、 「発達障害」という病気であることを理解させ、 「治療を促す」ことではないか、と悟った。(汗) (あくまで、私見ですので、ご承知おきください) 彼らが「大人の発達障害」だと理解したら、 今まで、なんとか説得しようと頑張ってきたことも、 妙に無意味に感じて、今までの重圧が軽くなった気がする。 そうか、そう考えればよかったんだ・・。
|
| 2019年11月04日(月) ■ |
 |
| 来年のために、今年のNHK大河ドラマを |
 |
NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」から。 史上最低の視聴率だとか、大河らしくないだとか、 出演者のピエール瀧さんや、お笑い芸人の徳井さんなどの不祥事など、 違ったところで目立ってしまったが、 いろいろ言われ続けた大河ドラマも、最終章に入り、面白くなってきた。 これからは政治が絡んできて、オリンピック直前の独特雰囲気から また一味違う「いだてん」は、ラストスパートと言った感じである。 「東京オリンピック・パラリンピック2020」も、 開催場所で最後まで揉めているが、前回の東京オリンピックも、 すんなりいったわけではないことを知って、ますます目が離せない。 今まで観てこなかった人でも、是非、観て欲しい。 そして、来年開催される日本2回目の「東京オリンピック」を、 国民総出で、盛り上げていきたい、と心から思った。 あの頃と時代が違うよ、というのは簡単であるが、 直前まで盛り上がらなかった(汗)、ラグビーW杯も、 終わってみれば、開催地の日本国民が一番興奮していた気がする。 何をすればわからない人は「7人制ラグビー」を応援すればいい。 とにかく、盛り上がらない理由を考えるより、 残り少ない、今年のNHK大河ドラマを観ることから始めて欲しい。 「来年のために、今年のNHK大河ドラマを」を提案したいな。
|
| 2019年11月03日(日) ■ |
 |
| バスケもラグビーも、ジャブが大切 |
 |
スポーツは、自分ですることも好きだが、 テレビなどを中心に、暇があると観戦することも好きだ。 このところのテレビ観戦、多かったのは 「バスケット」と「ラグビー」だが、違うスポーツなのに、 それぞれの解説者が同じようなことを言ったので、 ちょっと気になってメモをした。 それが「バスケットは、ジャブが大切なんです」 「ラグビーで大切なのは、こういったジャブです」 二つの種目で、ボクシングで使われる単語「ジャブ」を使い、 派手な攻撃ではないが、地道な攻撃を繰り返すことが、 結果的に、相手にプレッシャーを与え、相手を疲れさせ、 大きなチャンスを掴むきっかけになることを説明していた。 これって、特別なスポーツに限ったことできなく、 私たちの生き方にも活かせることだと思う。 世間を驚かせるような成果は、なかなかできないが、 毎日、少しずつだが、コツコツ情報発信することこそ、 最後は、大きな成果を掴むコツだと私も考えている。 「ジャブが大切」って解説に、勇気・元気をいただいた。
|
| 2019年11月02日(土) ■ |
 |
| 選手に反則をさせないようにするラグビーの審判 |
 |
もう暫くすると、ラグビーW杯の決勝戦が始まる。 昨日の3位決定戦は、体調を崩して布団の中だったので、 じっくりテレビ観戦はできなかったが、 決勝戦は、どちらが勝っても、祝福の拍手を送りたい。 そして、試合をスムーズに流してくれた審判の方々にも、 感謝の拍手を送り続けたいと思う。 数年前、気になる一言で書いたかもしれないが、 ラグビーの審判だけは、他のスポーツと違って、 反則に対して厳しいチェックをするのではなく、 選手が反則をせず、ゲームがうまく流れるように、 アドバイスをする役割を担っていることを知っているだろうか。 先日、インターネットで見つけた記事でも同じことを 書いている人がいて、嬉しくなった。試合中、審判は 「早くラックから出て」「今のタックル、少し早いよ」 「ボールを持ちすぎない。手を離して」など、 選手たちに「アドバイス」を送り、 同じアドバイスが何度か繰り返されると 「次、やったら笛を吹くよ」「次、気を付けてね」と警告。 選手がそのアドバイスや警告に従い、 反則を犯さずにスムーズに試合を運ぶと、レフェリーは 選手に「ありがとう」と感謝する、という事実を書いていた。 最後の試合は、そんな視点で観戦してみたらどうだろう。 試合の流れを大切にするスポーツ、日本人向きだなぁ。
|
|