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| 2019年09月02日(月) ■ |
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| トンネルの奥、出口なくても少しの辛抱、じき光が差す |
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映画「メリー・ポピンズ リターンズ」(ロブ・マーシャル監督)から。 前作を観ていないので、続編と言われてもピンとこないが、 節々に、そんな台詞が散りばめられている。 冒頭から「なぜ名前を?」「メリー・ポピンズだから」で始まり、 「ねぇ、どうやったの?」と聞き返しても、 「メリー・ポピンズは説明しないんだ、行こう」の一言。 その不思議な存在の彼女もまた、面白いことを口にする。 「何でも可能よ、不可能なことでさえ」・・(汗) 随所に、つっこ見どころ満載でありながら 「メリー・ポピンズだから」で許してしまう私がいて可笑しかった。 ただし、彼女が子供たちに接する躾けの部分はメモをした。 遊んで汚れていた子供たちをお風呂に強制した時、 「(お風呂は)いつも夜に入る」と言ったシーンで、 「アナベル、お風呂は体を洗うべき時に入るの」と説明。 また、子供達同士で、秘密めいた話を話していたら、 「こそこそ喋るなら、できるだけ大きな声で。 みんなで秘密を共有できるように」とサラッと指摘し痛快だった。 ミュージカルの一節にこんな表現がある。 「僕の経験では迷ったときは、小さな灯りを探すんだ」 「闇が深い時は君が輝けば、世界を照らし出せる」 「トンネルの奥、出口なくても少しの辛抱、じき光が差す」 監督が伝えたかったのは、こんなことなのかもなぁ。
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| 2019年09月01日(日) ■ |
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| 市民カメラマンの古里再発見 |
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隣接している「沼津市明治史料館」の企画展、 「Discover Numazu アゲイン」に足を運んだ。 サブタイトルの「市民カメラマンの古里再発見」が気になり、 どんな展示内容なのか、興味があったからだ。 沼津市民(特に沼津市職員は・・)その実態を自分で確かめて欲しい。 (と言っても、9/1までだから無理だけど。(汗)) 他県・他市町の住民が、200円の観覧料を払って見に行って、 がっかりして帰ってきたのでは、沼津のPRにならないと思うから、 あえて、辛辣な感想だけど、記録に残そうと思う。 それは行政の施設だから、という市民がいるに違いない。 それは他の部署が管轄する施設だから、という職員もいるだろう。 しかし、それは違うと私は思う。 もし移住を考えて、この展示を見に来たとしたら、 こんな歴史を重ねてきた都市に住んでみたい、と思うかどうか、 判断材料にする展示でもあるからだ。 展示された写真の説明は、撮影した本人(市民)のコメントだけど、 当時の原文ののまま展示してあるので、楽しみに見に来た私に、 この展示は何を伝えたかったのか・・全くわからなかった。 常設展の「沼津の歴史」「江原素六」「沼津兵学校」は、 見応え満載。(もっとこちらをPRした方がいいのでは?) 沼津市って、風光明媚で、歴史のあるいい街なんだけどなぁ。
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| 2019年08月31日(土) ■ |
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| 緑がとても豊かな公園でした |
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毎月、第1、第3土曜日の午前中は、地元の小・中学生を相手に、 「サタディ・ボランティア」と称して、柿田川公園を案内しながら、 柿田川の魅力を伝える活動をしている。 最終的には、観光ガイドとして、来園者に案内できれば嬉しいが、 今は、まずは自分自身が「柿田川の魅力」を知らなければ、 人に伝えることなんてできないだろう、と考えて、 私がいつも使用しているカメラを渡して、自由に撮影させている。 それが、時々、私も驚くようなアングルや構図で撮影されたりして、 アドバイスしている私も、楽しませてもらっている。 今回は、テーマを決めて柿田川公園を撮影してみよう、と指示し、 いつものように、柿田川公園を撮影して戻ってきた彼女に、 「柿田川公園の魅力、わかった?」と訊ねたら、 「緑がとても豊かな公園でした」という答えが返ってきて、 私は、飛び上がるくらい嬉しかった。 自分で感じた柿田川の魅力を、他人に伝えるには、 やはり、そんな感性が必要になってくる気がしていたからだ。 もう1人の彼は、柿田川の歴史に興味を持ったようだから、 彼がもっと魅力に感じるようなアドバイスをしたいな、と思った。 彼らが柿田川のことを「詳しくなって、好きになって、楽しくなる」まで 付き合おう、と心に決めた。
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| 2019年08月30日(金) ■ |
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| ご夫婦の生活は質素ながらも豊かなものです |
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映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」 (アシュリング・ウォルシュ監督)から。 物語としては、主人公は、カナダの女性画家モード・ルイス。 だけど、もしかしたらそれを支えた「夫」かもしれないな、 そんな気持ちを感じて観終わった。 彼女の魅力に気付き、厳しい言葉を吐きながらも、 いつも寄り添っていたのは「夫」(エベレット)だった。 一所懸命に絵を描いている彼女を見つめながら、 「掃除はしてやる、今日だけだぞ」と掃除をするシーンはいい。 彼女も、それを承知で「・・・わかってる」と静かに喜ぶ。 そして、2人で自分たちのことを「靴下」に例える会話がある。 「1組の古い靴下みたいね。片方が伸びてヨロヨロで」 「もう片方は穴だらけ、色も灰色に」 「あなたは真っ白なコットンよ」 「じゃお前はロイヤルブルーだ。それか、カナリヤ色」 このお互いを認め合う関係は、ニュースでも伝えられた。 「ご夫婦の生活は質素ながらも豊かなものです」 まさしく、そのとおり、と拍手を送りたくなった。 その後、彼女に訪れるどんな名声や評価よりも、 「私はあなたと暮らすのが幸せ。幸せよ」のワンフレーズが 輝いていた気がする。 物語冒頭「私を雇って!」と哀願するシーンが始まりだったな。
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| 2019年08月29日(木) ■ |
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| パチンコ店併設のコンビニは、アルコール販売なし |
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自宅の近くに、地域最大とも言える大型パチンコ店が開店した。 もう何十年もパチンコをしていないので興味はなかったが、 コンビニが併設されていたため、自宅から一番近いコンビニとして、 ビールを買いに足を運んだ。 しかし・・何と、アルコール販売のコーナーがない。 (Hな書籍も、なかったような気がする・・(笑)) 青少年健全育成の立場から見ると、見事なまでの、模範店舗。 いいや、こうなったら、ノンアルコールでも・・・と思ったが、 それさえ見当たらない。 あまりに健全すぎて、ひとり苦笑いをしながら、 コーヒーとチョコレートを買って、コンビニを出た。 ついでに好奇心からのぞいてたみたねパチンコ店もまた、 大音量で流れる軽快な音楽や、タバコの煙も姿を消し、 店内には、玉のジャラジャラ流れる音だけが、鳴り響いていた。 トイレは清潔だし、休憩でコミック雑誌を読むコーナーもあり、 スロットルのコーナーなんて、まるでカジノみたいだったな。 私の抱いていた「パチンコ店」のイメージがすべて崩れた瞬間。 やっぱり、少し遠くても、違うコンビニに行くしかないかな。(汗)
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| 2019年08月28日(水) ■ |
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| 侍は侍同士、てめぇらで戦えや。 |
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メモ整理していたら、出てきた NHK大河ドラマ「女城主・直虎」からのワンフレーズ。 大河ドラマらしくない恋愛物語?の展開にガッカリし、 何度も今回は観るのを止めようとしたけれど、 なんとなく気になって観続けた大河作品だったなぁ。(笑) その分、真剣さが足りないのか、番組メモも少ないし、 この「気になる一言」に取り上げる機会もほとんどなかったかも。 ただ、時々メモしたフレーズを、データ化するために整理していたら、 このフレーズにぶつかった。 「侍は侍同士、てめぇらで戦えや。 他人の褌(ふんどし)で相撲とってんじゃねぇよ、ば〜か」 物語とは関係ないところで、妙に引っかかってしまったフレーズ。 もしかすると、最近、巷で騒がれている「日韓問題」も、 両国の政府間で始まった亀裂を、知らない間に、 若者中心の国民層にまで広げてしまった気がしてならないから。 自分たちだけで判断して、解決できるものを、 少しでも多くの人の意見を取り入れる、を理由に、 今まで関心のなかった人たちまで巻き込んでしまっている気がする。 だから「「侍は侍同士、てめぇらで戦えや」という視点って、 何年も経って読み直すと、意外としっくり来たのかも・・。 行政は行政同士で競い、民間は民間同士で競うことが大前提。 ちょっと耳が痛いが、忘れてはならないことなんだよなぁ。
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| 2019年08月27日(火) ■ |
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| 何のためにこの椅子に座ってる! |
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映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」 (ジョー・ライト監督)から。 確かに、第2次世界大戦初期の歴史ドラマであったが、 メモした台詞たちを眺めると、今の時代にも通じる 「リーダー論」みたいなものが頭に浮かんだ。 首相の座になった時、妻はW.チャーチルにこう話かけてる。 「権力者は思いやりを持たないと、できれば穏やかさもね 皆に尊敬される首相になって」 そして、いろいろな決断をし、指示を出すシーン。 「肝心なのはナチスにイギリスは征服できないとわからせることだ。 私が全責任を負う」と言い切り「本当に?」と半信半疑の部下に、 「もちろんだとも! 何のためにこの椅子に座ってる!」と怒鳴る。 私は、このシーンが一番お気に入りとなった。 また、戦いに対して「和平交渉は及び腰に映る。 戦争に負けるより戦いを諦めた方が恥だ」と持論を展開し、 和平交渉に対しては、 「頭を食われてながら虎に道理を説くことはできん」とピシャリ。 「勇敢に戦って破れた国はまた起き上がれるが、 逃げ出した国は未来はない」と、断固戦う意志を貫いた。 そして、英国王ジョージ6世が「私は君を支持する」と 彼の背中を押してくれ、1つの助言を伝えるシーンも良かった。 「今度は私が君に助言する番だ。町に出て人々の声を聞け。 声なき大衆の声を聞くんだ。彼らにありのままの真実を話せ」 彼は助言どおりに行動し、自分の思いが確信に変わった瞬間、 「彼らの気持ちを代弁し続けることが私に課せられた義務だ」と 自信に満ち溢れた表情に変わっていた。 いつの世も、国民は強いリーダーを望んでいるだよなぁ。
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| 2019年08月26日(月) ■ |
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| このドタバタ感がいい |
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公務員だった38年間もメモを整理し始めたら、 面白いメモが出てきた。 (昨日、防災訓練だったので・・この話題を(笑)) 何年か前かわからないが、地域防災訓練のワンシーン。 いつもと違って、シナリオどおりにいかず、 参加者がアタフタ、ドタバタしている感じがしたが、 その様子をみて、ある職員が呟いた時のことだ。 「このドタバタ感がいい」 私は、思わず「よくやった・・」と誉めてしまったらしい。 通常、マンネリ化してきたと感じていても、 今までが問題なく機能していた訓練を、変更することは、 とても勇気がいることであるから。 しかし、災害はシナリオどおりに起こるとは限らない。 いや、100%、想定外のことが起こると言える。 そのためには、参集したメンバーだけで役割分担を決め、 ドタバタしながらも、その場を乗り切っていく。 これが、危機管理という訓練であろう。 職員参集率が100%に近い訓練を何度実施したところで、 それは本番では役に立たないことを知っていながら、 なかなか変えられない体制こそ、 危機管理が低いと言わざるを得ない。 今度は、深夜や早朝、土日祝日などの休日に、 訓練を想定していない時間に非常召集をかけてみるといい。 集まらなかった人をので叱るのではなく、 集まった人だけで情報判断できた、と考えればいい。 現状把握することが、一番の訓練なのだから。
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| 2019年08月25日(日) ■ |
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| メルマ!サービス終了のお知らせ |
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「メルマ!サービス終了のお知らせ」 とうとう、このお知らせを受け取ることになった。 「しもさんの気になる一言」は、WEB日記「エンピツ」とは別に、 メールマガジンで配信し続けて、もうかれこれ18年以上の月日が、 流れようとしている。 パソコン通信時代からの長いお付き合いになるので、 私自身も、だいぶ迷った挙句、 これを機会に「メルマガ」に終止符を打とうと考えている。 以前なら、メルマガサービスをしている他のシステムなどに乗り換え、 続けていったけれど、時代が変わった気がするからだ。 一時は、300人程いた読者が、今や170人程に減ったけれど、 それでも、毎日170人に向けて、一言を発信する価値を感じていたし、 自分なりの情報発信の原点が、メルマガだったので、名残惜しい。 発行目標は、詩人・大岡信さんの「折々のうた」(6762号)だったけれど、 サービス停止の「2020年1月31日」 まで毎日、続けたとしても、 「6679号」で途切れてしまう。(113号分、足りないこととなる) もちろん、残念だけれど、それを受け入れることも時代の流れかな。 メールという機能が、ラインやツイッター、メッセンジャーに 変わったように、私自身がそれを受け入れなければならないな、と 覚悟している。 本当に、私を育ててくれた「メルマ!」というメルマガに、 心から謝したいと思う。 あと、160号ちょっとを、楽しみながら、配信したい。
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| 2019年08月24日(土) ■ |
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| 善き思い、善き言葉、善き行ない、を心がけろ |
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映画「ボヘミアン・ラプソディ」(ブライアン・シンガー監督)から。 世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルの伝記なのだが、 私は当時、フォークソング(かぐや姫など)に夢中で、 あまりロックを聴かなかったからかもしれないが、 この作品を絶賛し、何度も映画館に足を運んだ、という人たちとは ちょっと違った視点で、鑑賞したかもしれない。 映画として考えた時、こういった伝記ものは、 苦労して、世に認められて、自惚れて、我儘となり、 独立するが、最後は孤立したり、アルコールや薬物に依存したり、 という、ややもすれば「自業自得」的な結末を迎えるが、 それをストーリーに仕立てて、映画にすると、 知らなくてもよかった、知らなければよかった部分も見え隠れ、 なんだか、ヒーローがヒーローで無くなる気がしてならない。 冒頭、厳格な父親が、フレディ・マーキュリーにこう諭す。 「善き思い、善き言葉、善き行ない、を心がけろ」 このフレーズは、何回か登場するので、キーワードに違いないけれど、 まだ若かった彼は「それを守っていいことあった?」と言い返す。 なぜかこの親子の会話がとても印象に残っている。 ロックだから、破茶滅茶に生き方や考え方をしてもいい、ではなく、 「善き思い、善き言葉、善き行ない」をどこか心の片隅にあったら、 もっともっと長生きして、素晴らしい曲を作り出したかもしれないな。 (すみません、素人が勝手なことを書いてます・・)
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