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しもさんの「気になる一言」
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2019年08月23日(金)
「処暑」を五感で感じられる豊かさがここにある(汗)

今日は、ご存知、二十四節気の一つである「処暑」。
二十四節気では「立秋」の後に位置する節気。
この「処暑」が、今年は、8月23日と耳にして、
なるほどなぁ、確かに・・と頷いてしまった私がいる。
「処暑」を境に夏の暑さが次第に和らぐといわれていて、
私が毎日、徒歩で通勤しているからこそ感じられる、
季節の移り変わりと、ピッタリな気がしている。
特に、素肌で感じた「日差しの強さ」からの和らぎ、
耳で感じられる「セミの鳴き声・種類」の変化、
鼻で感じられる「空気の湿り感」や「微妙な匂い」、
そして目で感じられる、青空に浮かぶ「雲の種類」など、
夏が終わりに近づき、秋の気配をしっかりと感じながら、
毎日が過ぎていく。
あっ、味覚(口)だけは、まだ秋を感じていないな。
夕食前の、缶ビールの美味さは、まだ夏のまんまだから。
もしかしたら、季節によって「喉ごし」が変わるのかもなぁ。
毎日、調べてみなくちゃ。(笑)



2019年08月22日(木)
大人はゲーム、子どもは参考書

先日、静岡市に用事があり、行きはのんびり普通列車、
帰りは少し疲れたので、新幹線を利用した。
私が座ったのは新幹線シート、3人掛けの真ん中。
左隣が、大人の男性。右隣が、高校生くらいの女性で、
静岡から、三島で降りるまでの約30分間が面白かった。
大人の男性は、ず〜っと、スマホのゲームで指を動かし、
時々、「あっ・・」と声を出したりして、ゲームに夢中。
逆に、高校生らしき女性は、ず〜っと、参考書を読み続け、
時折、ラインマーカーで線を引いたりして、必死だった。
その間に挟まっていた私は、両方の違いを目にしながら、
気になる一言のネタにしようと、スマホのメモ機能に、
書き込んで過ごした。
この両側の動きって、今の日本を象徴しているよなぁ、
そんなことを思いながら、スマホでニュースや天気予報、
メールやポケモンをチェックしていた私も、
今風なんだろうな、と苦笑い。
たった30分だけど、人間ウォッチングが出来たし、
これからも、いろいろな場所で観察してみようっと。



2019年08月21日(水)
タクシー乗り場、どこですか?

昼食後、柿田川公園で缶コーヒーを飲みながらまったりしていると、
予想外の質問に驚くとともに、自分たちの足りない部分がわかり、
とても参考になることも事実だ。
今回訊かれたのは「タクシー乗り場、どこですか?」
バス乗り場は分かるらしいが、タクシー乗り場はわからないらしい。
「サントムーン、わかりますか?」「わかりません」
「湧水の道ってドライブインがあるのですが・・」「わかりません」
そうだよなあ、初めて柿田川公園に訪れた方にとって、
いくら、地元では有名な地名、施設名を出してもわからないはずだ。
ここにも、大きなヒントが隠されている気がした。
この場所へストレスなく訪れ、次の場所へストレスなく向かえる、
それって、観光客にとって「おもてなし」となるからだ。
施設の整備も大切だし、賑わいのあるイベントの必要性も否定しない。
けれど、今できることは、来園者が気付かせてくれた課題を、
1つずつ、丁寧に解決していくことなのかな、と思う。
やはり、ヒントは現場に転がっているな。



2019年08月20日(火)
挟み込むなら、同じジャンルのチラシを

最近、近隣市町の文化センターに足を運ぶ機会が増えた。
その度に、お目当のプログラムの中に挟み込まれた、
その施設が主催する、私には興味がないジャンルのご案内チラシ。
結局は、自宅に持ち帰って、そのままゴミ箱へ。
これでは、チラシを作った狙いが達成されていないな、と感じた。
この情報を欲しいと思っている人は、当然いるわけで、
そういう人たちの目に触れるには、どうしたらいいだろうか?と
考えたら、答えは簡単、行政、施設という単位ではなく、
文化施設も広域でのコラボレーションが必要とされる。
クラシックならクラシック、落語なら落語というように、
県東部地域の文化芸術施設で連携を組み、情報共有をする。
興味のある人なら、熱海から富士くらいまでなら移動範囲だし、
東京などに聴きに行くための時間と旅費を考えたら、
行ったみようか、となるのではないだろうか。
文化施設が指定管理制度導入しはじめ、
民間の力が入ってきたのだから、お互いの施設のために、
ジャンルにこだわったチラシの挟み込みを提案したい。
それならば、どんなに厚くても、自宅に戻ってそのままゴミ箱、
にはならず、会場と日程を確認するに違いない。
違ったジャンルのチラシを挟み込むことにより、
今まで興味がなかった人たちの新規開拓・・も分かるが、
その前に、ホールをいっぱいにすることが優先される、
と、私は思うのだが・・。



2019年08月19日(月)
子育ては24時間不安よ

映画「ルイスと不思議の時計」(イーライ・ロス監督)から。
冒頭「アインシュタイン曰く、人生は自転車。
バランスをとって前へ進め、大事なことだ」という台詞があり、
これが物語全体を通している考え方かな、と思いメモをした。
しかし「気になる一言」に選んだのは、
両親を亡くした少年ルイスが、
叔父のジョナサンや、一流魔女のツィマーマンと関わりながら、
だんだん成長していくが、危険が伴う経験もすることになる。
失敗したり、間違ったり・・ヒヤヒヤドキドキのシーンが増える。
それを見ていた叔父は、少年ルイスが気になって仕方がない。
しかし、一流魔女のツィマーマンが、ピシャッとこう諭す。
「間違いを犯すのは子供の特権なの。怖いの?」
「そうさ、怖いよ、ルイスの身に何かあったら」
「肝心なところがわかってないのね、子育ては24時間不安よ。
それでも子供を守る。それが親の仕事なの」
そう、男は私も含め、この肝心なところがわかっていないから、
ついつい先回りして、間違えないように、手を打ってしまう。
それが悪いといっているのではなく、もっと大きな心で、
子供の成長を見守ってやれるようになれたらいいのかもなぁ。



2019年08月18日(日)
猫は病院に行きたがらない?

何気なく見ていたテレビ番組のため、情報源は特定できないが・・。
動物病院(犬猫病院?)の獣医さんが、
猫を病院に連れてくる人が、犬に比べて少ない、と話していた。
その原因は・・と考えていたら、猫は診察台の上で、
押さえつけられて、ジッとしていられないのでは・・という、
コメントがあり、妙に納得した。
だから「猫は病院に行きたがらない?」を一言にしてみた。
私は犬派だから、よくわからないけれど、
猫は、人間に束縛されるのを嫌がり、敵対心剥き出しに、
引っ掻いてくるイメージがある。(猫派の皆さん、ごめんなさい)
だから、慣れていない人間が、いくら治療のためとはいえ、
しばらくの間、ジッとさせることは難しいし、
飼い主でさえ、その自信はないのかもしれない。
だから、猫、飼い主共に病院へ行きたがらないのでは・・と
私は結論づけた。(汗)
最近「野良犬」はほとんど見ないけれど、「野良猫」は・・・。
本当は、野良猫ではないけど、放ったらかし、なのかも。
夜、放し飼いの猫を見つけると、怖くなる私がいる。



2019年08月17日(土)
あんたはいいね。こんなところで鳴けて

おかげさまと言うべきか、お盆連休最後の土曜日とあって、
柿田川公園は、Familyを中心に、観光客が押し寄せていた。
私は「サタディ・ボランティア」と称して、
子供たちに「柿田川公園」の案内をしながら、看板を拭いたり、
写真を撮らせたりして、午前中を過ごしたが、
ある場所で、面白い光景を見つけた。
公園内の遊歩道に沿って植えられている一本の木に、
子どもの目の高さで、セミが大声をあげて鳴いていただけだが、
それでも、目の前でセミが鳴いている様子をじっと観察していた。
(大人はもちろん、スマホで動画・・(笑))
そんな人たちを囲む観光客の一人が、セミに向かってこう言った。
「あんたはいいね。こんなところで鳴けて」
鳴き声が人間の注目を浴びていいね、という意味だと思ったら、
その後、自ら解説してくれたから、勘違いだとわかった。(汗)
「だって、みんなは蒸し暑い中を必死で鳴いているのに、
あんたは、日陰の木に止まって、涼しくていいね」
セミも、出来るだけ涼しいところを探して鳴いている?
そう言えば、どうやって、鳴く場所を決めるんだろうなぁ。



2019年08月16日(金)
炎上保険

先日、親友たちと飲みながら話題になったことから。(汗)
それが「炎上保険」
正式名称は違うのだろうけれど、ネット時代に相応しい
新しいタイプの保険のようだ。
誰か偉い人の何気ない発言や、
アルバイトたちの「いいね狙い」の投稿まで、
企業にとって、ネット上で炎上するイメージダウンは、
予想以上に、失うものが多いらしい。
また、その後処理にも、それ相当の損害が発生するので、
「炎上保険」なるものが生まれてきたに違いない。
ネットの炎上は、その発言や経緯経過を削除するのに、
時間と労力がかかり、ある程度専門的な知識がないと、
余計にこじらせてしまう可能性すらある。
なんでも「損害保険の商品」になってしまう、
そんな時代に生まれ育ち、ストレスが増えるのも理解できる。
今はただ「炎上保険」なるものが存在していることを知り、
発言、投稿等に注意しなければ・・と再認識すること。
これもまた、難しい問題だよなぁ。



2019年08月15日(木)
英語には「言うと思った」と表現はない?

毎朝のラジオ体操の後、自宅までの帰路15分は、
その時間帯に放送している「英会話」を聞き流している。
特に、今から英語を覚えようとして訳でもなく、
単に、歩いているだけではもったいないので、
スマホから流れる放送を聞いているだけだが、
必死に覚えようとしないのがいいのか、
なぜか、すっと頭に入ったりして、自分でも驚く。
また、学校の事業では教えてくれなかった、
英語独特のルールみたいなものも解説されて、
なるほど・・と思うこともしばしば。
今回は、日本語では普通に使われる「言うと思った」。
親父ギャグも含め、私はよく言われるフレーズだが、
英語では「時制の一致」というルールがあり、
(私は)「思った」が過去形であるならば、
(あなたなら、そう)「言う」と現在形は使わないらしい。
「昔のボトルに入っているワインは、昔のワイン」
そんな表現をしていた。
やはり「言語」って、面白いなぁ。



2019年08月14日(水)
ストレスにも色がある

映画「さよなら、僕のマンハッタン」(マーク・ウェブ監督)から。
物語中、2度繰り返される台詞が2つあった。
1つは「最良のものは信念を失い、最悪ものが活気づく」
もう1つは「窓を見つけて飛び出せ」
前の方は「イエーツの詩」の一部として紹介され、
後ろの方は「不思議な中年男性」からの助言として・・。
しかし後日、この作品を思い出すには、インパクトが弱く、
他のメモを再検討したら、こんな台詞が浮かび上がった。
冒頭、隣人の不思議な中年男性が、主人公に話しかけるシーン。
顔を覗きながら「ストレスにも色がある。
仕事絡みより明るく、病気よりも柔らかな色だ」
同じ「悩み」にも「ストレス」にも、いろいろ種類があり、
この表現の裏を返せば、
「仕事絡みのストレスは、もう少し暗い表情になり、
病気がらみのストレスなら、もう少し硬い表情になる」となる。
なんとなくだけど、なるほどなぁ・・と思ったので、
この一言を選んでみた。
今の世の中、ストレスが溜まって病気になる人は多い。
しかし、そのストレスの原因を口にしたくない場合もある。
その時、顔の表情で何のストレスが原因か診断できれば、
その治療も的確に施しやすいだろうから。
精神科医の皆さん、是非、学んでください。(笑)