
|
 |
| 2019年08月03日(土) ■ |
 |
| それぞれの「卵かけご飯」が美味しそう |
 |
映画「食べる女」(生野慈朗監督)から。 人生を変えるような事件や事故が起きるわけでもなく、 「食」と「性」をテーマに8人の女たちの日常を描き、 ただ淡々と毎日が流れていく中に、幸せを見つけていく。 そんな映画だからこそ、画面の中で主演の小泉今日子さんが 思いっきり欠伸をすれば、私まで伝染して、欠伸をしてしまい、 周りに誰もいないのに、照れ隠しにキョロキョロしてしまった。 この映画、「食」と「性」をテーマにしたこともあり、 ちょっぴり長いけれど、この台詞が秀逸。 「人ってね、おいしいご飯食べてる時と、愛しいセックスしてる時が いちばん攻撃力とか差別とか争い事から遠くなるんだって。 でもセックスのほうはさぁ、相手がいないとできないけど、 ご飯ならいつでもできるでしょ。だから手抜きをするな、女たちよ」 この中から、短いフレーズを選ぼうと思っていたら、 ラストシーン、エンドロール直前、豪華出演者を始め、 本当に多くの人たちが美味しそうに食べる「卵かけご飯」シーンに、 奪われてしまった。 不思議な光景だったが、本当にみんな幸せそうな顔をしていて、 鑑賞後に、ほっこりした気分を味わった。 小市民の美味しいごはんは「卵かけご飯」なのかもなぁ。
|
| 2019年08月02日(金) ■ |
 |
| 香港のようになりたくない、台湾の若者 |
 |
最近の世界の動きをみていると、気になるのは 韓国でも、香港でも、台湾でも、デモの中心が若者。 それは、自分がこれから生きていく国に対して、理想を掲げ、 そのためには、デモも辞さない、という行動が顕著である。 今、台湾の若者たちが、大きな波として存在感を増している。 中国やアメリカの影響を受けることを極端に嫌い、 自分たちの比較対象が、以前の台湾の若者ではなく、 今の他国の若者、という視点が、私のアンテナに引っかかった。 特に、香港のようになりたくない、という若者が多い、と聞き、 インターネットの世界を通じて、今、この時の情報が、 比較的簡単に手に入るから、こういうことが起きていると実感。 これって、どんなことにも言えることかもしれない。 比較対象を、今の自分を正当化させるために選ぶのではなく、 今自分が置かれている立場を客観的に比較できる対象を選ぶ。 この視点は特に目新しいものでもなく、自己啓発の研修では ずっと昔からよく使われている視点なのだが・・。 冒頭に戻って、香港のようになりたくないから、と 行動する若者が増えている台湾。 どんな国になるのたろうか・・楽しみになってきたなぁ。
|
| 2019年08月01日(木) ■ |
 |
| 不買運動するくらいなら、輸入しなければいいのに |
 |
先日の沼津夏祭りで集まった親友らと、久しぶりに会話が弾んだ。 定年を迎えた我々の話題は、自分と家族の健康の話から、 珍しく(汗)、政治、国際問題へと発展した。 (今までのような職場の課題は、話題にもならなかった。(笑)) とりわけ、韓国との貿易摩擦をはじめとした国際関係は、 いろいろな意見が出て、面白かった。 なるほど・・と思った意見は、 「不買運動するくらいなら、輸入しなければいいのに」。 みんなで、そりゃそうだ・・と頷いた。 そういう視点で見ると、不買運動することにより、 国民に「反日感情」を植え付けるパフォーマンスと言えなくもない。 最後な困るのは、自分たち・・という視点はどこにもなく、 自分の意見が通らず、ダダをこねている幼児のようでもある。 おとなしくさせるには、彼らの主張を聞いてやるのが一番だが、 ここは、彼らを成長させるために「躾」を優先した感じがする。 しかし大きな問題は、韓国が自分たちを「乳・幼児」と考えず、 良識ある「大人」として意識し、発言しているところだろう。 国として体をなしていないな。。と誰かがボソッと言った。 国として形が整っていない・・ということなんだよなぁ、やっぱり。
|
| 2019年07月31日(水) ■ |
 |
| 7月31日は、千代の富士、61歳で他界 |
 |
最近ハマっているラジオのコーナー「○月○日、今日は何の日?」 今日も暑くなるなぁ・・と思いながら歩いていたら、 「7月31日」の今日は、 「昭和45年(1970年)山手線に冷房が設置された日」らしい。 また「平成28年(2016年)横綱・千代の富士が61歳で他界した日」 と知り、現在、61歳の私にとって、えっ、こんなに若い時に?と 驚かされた。 「ウルフ」の愛称で親しまれた彼は、 誰がみても歴然のわかる体格の違いを気にすることもなく、 持ち前の技と、獲物を狙う狼のような鋭い眼光、 そして、稽古で鍛え抜かれた筋肉隆々の胸と腕が印象的であり、 長生きしていれば、相撲協会を引っ張っていったに違いない。 今日ばかりは「横綱・千代の富士」のことを思い出し、 You-Tubeで、彼の在りし日の取り組みを探してみたい。 歳を重ねたからこそ、昔が懐かしく思えるのかもしれないが、 このコーナーを知ったおかげで、毎日を大切に生きよう、と 思えるようになったのも事実。 その日の事件、事故などを、ただ歴史として振り返るのではなく、 そこから何かを感じることが大切なんだろうなぁ。
|
| 2019年07月30日(火) ■ |
 |
| 正確なリズムで長く続けると、ビルに変化が起きる |
 |
映画「ザ・シークレットマン」(ピーター・ランデズマン監督)から。 解説には「ウォーターゲート事件」の全容と事件を 内部告発したFBI副長官の姿を、実話をもとに映画化、とあり、 どうして、内部告発に踏み切ったのか、単なる正義感とも思えず、 興味津々でメモを取り続けた。 物語後半、こんな説明があり妙に腑に落ちた。 「サンディ、物理の話だ。ビルの柱を長い間規則正しく叩き続ける。 正確なリズムで長く続けると、ビルに変化が起きる。 振動が内部にとどまり分子が乱されて、 やがてビル全体が内側からバラバラになる。そしていつか崩れ落ちる。 内部から崩壊するんだ」 凝り固まった組織を内部から変えることは、本当に難しい。 そんな労力を使うのなら、外部から一気に叩き潰す・・のが早いし楽、 誰もがそう感じるのだが、それでも内部から変えようとする、 FBI副長官マーク・フェルトの信念みたいなものが心を強く打った。 「FBIは独立した組織だ、誰の許可も必要ない」 「私の望みはFBIが干渉されないことだ」 「ホワイトハウスは我々の上部組織ではない」 「FBIは独立組織です。ホワイトハウスに口出しする権利はありません」 台詞に何度も「FBIは独立組織」というフレーズが出てくる意味、 それこそが内部告発の動機なのかもなぁ。
|
| 2019年07月29日(月) ■ |
 |
| フランス語の柿田川案内は楽しかったなぁ |
 |
今日は、朝から忙しかったが楽しかった。 6時前に家を出て、いつものように柿田川公園で撮影。 そのあと場所を移して、前職場の生涯学習課が担当している 「町民ラジオ体操」(青少年健全育成会主催)に参加して、 久しぶりに、3月まで一緒に働いた人たちに挨拶。 午前中、テレビ静岡(テレしず)の担当から、 「柿田川の投稿を使わせてもらいます」と携帯に電話あり、 町企画財政課に情報提供し、合わせてSNSで告知。 午後は、フランスの家族(3人)の柿田川公園案内を依頼された。 実は、これが一番面白く楽しかった。 彼らフランス人は、フランス語(母国語)に強い思いがあるので、 英語は失礼だろう・・と勝手に思い込み、フランス語で案内。 ・・というのは嘘で、口にしたのは最初の「ボンジュール」だけ。 あとは、スマホ翻訳アプリ「Voice Tra」を駆使して、 ほとんど単語だけ(それも画面を見せたり、音を聴かせるだけ)の 公園案内だったけれど、いい経験をさせてもらった。 こっちが必死に伝えようとしていることが伝わったのかな。 単語と身振り手振りで、なんとかなった。(と思いたい(汗)) しかし最後だげは、単語たげてなくフレーズにしたくて、 「Revenez nous voir encore une fois.」と スマホの発音を真似てみた。意味は「またいらしてください」 にっこり笑って「ありがとう」「またね」って言われた時、 言葉に表現できないくらい嬉しかったので記録に残したい。 「フランス語の柿田川案内は楽しかったなぁ」 また英語圏以外の外国人、来ないかな。(笑)
|
| 2019年07月28日(日) ■ |
 |
| バスなんて乗ったことないもの |
 |
毎年恒例の沼津市の夏祭り(花火大会)、 高校時代からの親友が集まる、私にとっては欠かせない飲み会。 今年は、夕方からディズニーランドのパレード(?)があるため、 例年よりも、交通機関のバスや電車は、大混雑で驚いた。 前日の1日目が荒天を考慮して、順延になったことも重なり、 私が今ままで目にした人出では、間違いなく最高だった。 しかし、ちょっと気になることがあったので、記しておく。 バスが終点、沼津駅に着いた時のこと。 普段なら、混んでいても前の方からどんどん降りる人の流れが、 一向に進まないので、最後方から眺めていたら、 最前列の小学生らしき女の子たちが、運転手さんと話している。 まずは乗る時に「整理券」を取ってないので、運賃がわからない。 その上、大きなお札で支払おうとして、お釣りがない。 そんな会話を耳にしていたら、最後に彼女たちが一言。 「バスなんて乗ったことないもの」(笑) そうか・・原因は、そこにあったのか・・と苦笑いした。 今の子供たちは、ほとんど親が送り迎えするから、 公共交通機関を使う機会がほとんどなく、 運賃の払い方だけでなく、ルールやマナーも知らず、 高齢者や赤ちゃんを抱いた女性がいても、知らんふり。 「可愛い子には旅をさせよ」って意味がわかった気がする。 「バスの乗り方」が複雑なのも問題だけどなぁ。
|
| 2019年07月27日(土) ■ |
 |
| 柿田川ブルーホール |
 |
柿田川公園・第2展望台から眺められる「青い輪」。 昔、紡績工場の井戸だった場所であるが、 最近、ここがまた注目を浴びている。 多くの方が写真を撮り、SNSにアップしているが、 呼び名は、勝手気ままにつけている感じがして面白い。 多くは「パワースポット」として取り上げ、 ここには「水の女神が住んでいる」とまで言う人も・・。 私は、この場所というよりも、この「青色」を広めたくて、 「柿田川ブルー」と勝手に名付けて、言葉遊びをしている。 観光客に説明するときは、 「今日お越しの皆さんのために、私が早起きして、 朝一番でクールバスクリンを大量に入れておきました」と ふざけているが、先日、ある冊子で見かけた呼び名、 「神秘のブルーホール」が、ちょっと気になっている。 確かに「神秘」とか「幻想的」とか「伝説」とか、 そんな言葉が、流行っているかもしれない。 では「柿田川ブルー」と「ブルーホール」を合体させて 「柿田川ブルーホール」はどうだろう。 「柿田川公園・第2展望台の湧き間」よりも、 ちょっぴり、オシャレ感が増した気がするのは、 私の自己満足の世界だろうか。(汗)
|
| 2019年07月26日(金) ■ |
 |
| 昭和20年「ポツダム宣言」発表 |
 |
最近のマイブームとなっている、 朝の柿田川公園ラジオ体操(勝手に「柿ラジ」と名付けていますが)前に、 耳に入ってきたラジオのワンコーナー「今日は何の日?」で、 「昭和20年ポツダム宣言発表」が気になった。 ポツダム宣言受諾は、8月14日だったのは覚えているけど、 発表は、こんなに早かったんだ・・と、ちょっと驚いた。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、 「ポツダム宣言」とは、1945年(昭和20年)7月26日に アメリカ合衆国大統領、イギリス首相、中華民国主席の名において 大日本帝国(日本)に対して発された、全13か条から成る宣言である。 正式には日本への降伏要求の最終宣言、と言われ、 日本は、1945年8月14日にこの宣言を受諾し、1945年9月2日に 調印・即時発効(降伏文書)に至って、第二次世界大戦(太平洋戦争)は 終結した」ようだ。 この20日間の様子は、映画「日本のいちばん長い日」でも表現され、 苦渋の選択を強いられたリーダー達の無念さが伝わってくる。 以前にも書いたが、8月15日、日本は「終戦記念日」として、 いろいろな催しが執り行われるが、世界の歴史的には「9月2日」こそ、 本当の意味の「終戦記念日」だということを忘れてはならない。 「8月15日は終戦記念日ではない、敗戦記念日だ」と叫ぶ人もいる。 とにかく、7月26日の今日は「ポツダム宣言発表」された日である。 覚えておこうっと。
|
| 2019年07月25日(木) ■ |
 |
| 愛はまやかしよ。愚かで弱いものをたぶらかすペテンです |
 |
映画「スノーホワイト 氷の王国」 (セドリック・ニコラス=トロイヤン監督)から。 場面設定はどうであれ「愛」を信じて裏切られ、 悲しい思いをした主人公が「愛」について語るシーンが メモとして増えてしまったのは仕方がないが、 そこまで「愛」を目の敵にしなくても・・という印象があり、 あまり作品に入り込めなかったことを前置きしておく。(笑) 当然「愛」についての表現が多かったので、 こんな見方もあるんだ、という意味で残しておこうと思う。 「愛はまやかしよ。愚かで弱いものをたぶらかすペテンです」 「捨て去りなさい。二度と愛に惑わされてはなりません」 「我が王国の掟は1つ。『愛してはならない』、 この掟を破ることは許しません」 「『家族』や『愛』という言葉は禁句です。 バカげた幻想から自分を解放しなさい」 「昔から男と女に恋はつきものだ。だが、長くは続かない。 心変わりするからだ。愛はおとぎ話にすぎない」 「いつも愛は、裏切りで終わるのよ」 これだけ「愛」を信じなければ、冷たい「氷の世界」がお似合いだ、 そんな感想を持って観終わった。 私の読みが浅いんだろうなぁ、きっと。(汗)
|
|