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しもさんの「気になる一言」
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2019年06月05日(水)
毎年6月4日は「柿田川大楽」創立記念日

公務員退職後の人生を考え出したのは、課長になった9年前、
ちょうど、義母が他界した頃だったと思う。
「柿田川」を、世界文化遺産となった「富士山」の構成資産として
「国指定天然記念物」にする必要があり、その作業に携わった時、
柿田川に関する情報が、あまりに散在していることに気付いた。
そこで少しずつであるが、機会あるごとに
「柿田川」に関する情報を集め始め、整理し始めたら、
世界文化遺産・富士山と同じように、予想以外の分野にも、
「柿田川」が関わっていることがわかりだした。
その後、外来種駆除のボランティアに参加して、
ますます、その魅力に惹かれていったのは、自然の流れかも・・。
(仮称)「柿田川ビジターセンター」構想策定にも携わったし、
「富士山柿田川展」などを通じて、文化芸術の分野も知ったら、
本気で「柿田川」について、関わってみようと思った。
その結果が「柿田川大楽」創立、ということに繋がっただけである。
「着眼大局、着手小局」を基本にしながら、
その活動は楽しく、しかし慎重にコツコツと・・と始めたい。
「柿田川大学」ではなく「柿田川大楽」
やっぱり、一度きりの人生、楽しまなくちゃ・・
毎年、自分の誕生日が「創立記念日」なんて、嬉しいな。
「毎年6月4日は『柿田川大楽』創立記念日」 覚えておいてね。



2019年06月04日(火)
61歳のテーマは「収穫」

毎年、誕生日を迎えると、今年はどんな1年にしたい、と決め、
多くの人にコミットメントしながら生活してきた。
60歳のテーマは「お裾分け」だった。
60年間溜めてきた、ノウハウ、情報・人間関係などを、
若い人たちを始め、必要としてくれている方々に、
惜しみなく提供してきたけれど、一段落した61歳は、
「お裾分け」をしながらも、そろそろ自分のために使おうかな、と
そんな思いが、頭に浮かんだ。
だから「61歳のテーマは『収穫』」
今まで目の前にあっものを、がむしゃらに溜めてきたけれど、
今度は、世に出しておかしくないと思ったものだけを自分で選別し、
それを丁寧に「収穫」し、じっくり熟成したい。
それは、どんなジャンルでも「断捨離」下手の私にとって、
なかなか進まない作業になるかもしれない。
しかし「一番やりたいこと」(最良)のために
「ちょっとやりたいこと」(良)を諦めたり、我慢することは、
今の私にとっては、そんなに難してことではないことも知っている。
61年間、種を蒔いてきて、そしてそれなりの実がついた。(気がする)
だからこそ、今年は、ゆっくり大切に「収穫」する一年にしたいな。
「熟成」させる倉庫(箱)は、準備したので・・。



2019年06月03日(月)
おじさん、石売ってんの?

GW10連休限定、柿田川公園内に設置した「臨時観光案内所」には、
おかげさまで、多くの観光客の方々に声を掛けていただいた。
連休前半は、雨の日が多くて、やや戸惑ったが、
逆に、自分で決めた3時間を全うすることで、何かが見えてくるかな、
そんな楽しみを抱え、公園内エントランスへ足を運んだ。
今日は、どんな人たちに会えるのかな?、どんなことを訊かれるかな、
どこから訪れてくれたのかな、そんな楽しみであるが・・。
いつの日だったか、小さい子が駆け寄ってきて
「おじさん、石売ってるの?」と話しかけてきた。
私の目の前にズラッと並べた各地の「イベントパンフレット」が
風で飛ばないように重しの役目をさせていたのであるが、
彼は、その石に興味を示した。
実は、初日に、パンフレットが風で飛ばされて困ったので、
沼津市の千本浜まで出かけ、形や色が面白そうなのをチョイスして、
水で汚れを洗い流しただけであるが、自分でも面白いな、と思った。
その石に興味を示してくれた彼に、感謝したい。
「これはね、沼津市の千本浜で見つけたんだよ。
もっともっと、いろんな形やキレイな色した石があるから行ってごらん」
地元の面白いところ、教えてあげなくちゃな、観光名所だけでなく。



2019年06月02日(日)
映画レビュー甲子園なんてのもあったらいいのに。

映画「写真甲子園 0.5秒の夏」(菅原浩志監督)のレビューに
こんなフレーズを見つけた。
それが「映画レビュー甲子園なんてのもあったらいいのに。」
インターネットで探すと「○○甲子園」と名の付くイベントは
驚くほど多い。(検索「甲子園の名がつく高校生大会」)
高校野球の全国大会の通称である「甲子園」は、
スポーツよりむしろ文化系クラブの高校全国大会を指すものとして
各種の大会名称(愛称)として使われることが多いのも特徴で、
高校のクラブ活動の全国大会という位置づけのものが多いようだ。
スポーツで8大会、文化系で75大会を超えていたのには驚いた。
「映画甲子園」は、正式名称は「高校生映画コンクール」と言い、
全国の高校生を対象とした自主制作映像作品のコンクール。
冒頭の「映画レビュー甲子園」はなかったから、
映画好きには面白いかも・・とメモをした。
「詩の甲子園」「俳句甲子園」「短歌甲子園」「川柳甲子園」など
その表現で競うものに近いかもしれない。
単純に、1つの作品を鑑賞して、そのレビューを書く。
どこまで、皆が唸るようなレビューが書けるか、でもいい。
読書感想文が、書籍の甲子園ならば、
映画レビューは、映画鑑賞の甲子園とも言える気がする。
これはこれで、面白い大会になりそうだな。
わが町には、県下最大級の映画館もあることだし・・。



2019年06月01日(土)
じゃあ、今日も「そこそこ」元気にやりましょう

映画「体操しようよ」(菊地健雄監督)から。
日本国民お馴染みの「ラジオ体操」を軸に、
いろいろな人の人生が交錯して、まぁ、面白かった。
ラジオ体操も真剣にやると、けっこうハードな全身運動だし、
そもそも、朝早く集まる理由は、健康維持だけではなく、
仲間とのコミュニケーションだったりする。
毎日、同じ時間に顔を合わせ、お互いの存在を報告し合う場、
それでもいいと思う。
だから規則も何もなく、緩い運営こそ、参加者の望むところ。
「余計な詮索はしない、この体操会の唯一の規則だ」と言う
個人のプライバシーに関することは、触れないからこそ、
多くの方が集まってくるのかもしれないな、とメモをした。
その極め付けは、毎回、ラジオ体操が始まる前の会長の掛け声。
「じゃあ、今日も『そこそこ』元気にやりましょう」
朝からあまりに元気過ぎても、1日が疲れてしまう。
かといって、あまり元気がないのも、おかしい。
だから「そこそこ元気」と言う表現が生まれたのかもしれない。
誰が遅刻しようが気にしない、そんな曖昧さが、この組織の魅力。
ラジオ体操の会場に早く着いてしまった人たちが、
何気なく、その場を掃除しているシーンも見逃さなかった。
老若男女、誰もが知っている「ラジオ体操」の歌。
「新しい朝が来た、希望の朝だ・・」・・これって名曲だな。

P.S.
字幕に「ラジオ體操の時間のテーマ」と表示された、
「体操」ではなく「體操」って、どんな違いがあるのだろうか。



2019年05月31日(金)
プレゼンテーションの基本は「もったいぶる」

退職後、あっという間に2ヶ月が過ぎた、そんな感じがする。
多くの方の「叱咤激励」を受け、なんとかここまできた、
そう言い換えてもいいかもしれない。
ただ、不思議なことに、自分の中での軸はブレていない。
公務員生活38年(生涯学習関連9年)という経験と、
毎日寄り添っていても飽きることのない「柿田川」の魅力が、
私の下支えになっているからこそ、
退職してから出会った、異業種の方々との交流が楽しい。
もうすぐ、61歳を迎えるが、今までの誕生日とは違う意味で、
記念日にしたいことがあり、その発表を心待ちにしている。
新聞報道等の大々的な周知は考えていないが、
これもまた、私のやりたかったことが形となり、
37歳の時の出版(「公務員パパの生活コラム150」)と並び、
私の大きな節目となるに違いない。
何をもったいぶってるの?、意地悪しないで、早く教えて・・
という声も予想しながら、この一言を書いている。(汗)
プレゼンテーションの基本は「もったいぶる」、
(パワーポイントのコツは「出し惜しみ」と同意語(?))
そう教えてもらったので、事前に告知はしないけれど、
本当に楽しみにしていて欲しい。
私と一緒に、楽しいことしたい人、面白いことしたい人、
心の準備をしながら、発表を待ってて欲しいな。(笑)



2019年05月30日(木)
「地方観光地」VS「2500億円」

先日、東京ディズニーシーが発表した、
大規模拡張プロジェクトは、
「ファンタジースプリングス(Fantasy Springs)」
と称して、2500億円を投資し、2022年に開園する、
そんな記事を目にして、ふと、思った。
地方の観光地は、この「2500億円」をライバルとして、
インバウンドも含めた観光客をターゲットとした
その魅力を発揮しなければならない、と。
同じように国内のテーマパークも投資するのだから、
それに負けないようなインパクトのある投資が求められる。
そのためには・・と考えた場合、やはり単独ではムリ。
「伊豆・富士・箱根」くらいの広い範囲を、
観光のテーマパークとして、情報発信していかないと、
共倒れになってしまう可能性さえある気がする。
これは、この地域だけの課題ではなく、
全国どの観光地でも、同じことが言えそうだ。
自然の景色がいい、そこに住む人が温かい、なんて、
そんなことでは対抗できない危機感を持たないとまずい。
だから「地方観光地」VS「2500億円」を残そうと思う。
ちょっと・・辛口コメントだけど、それが現実。
その2022年は突然やってくるわけではない。
今から、少しずつ「観光」の概念を変えていかないとなぁ。

P.S.
「 Springs」って「湧き水」のことかな。(笑)



2019年05月29日(水)
わからなくなる時間ってとても大切

BGMのつもりで聞いていたラジオから流れてきた。
「わからなくなる時間ってとても大切」というフレーズ。
今や、ネットの世界では、驚くほどの情報が溢れ、
正しい情報か、間違った情報か、それは別問題として、
なんでも、わかってしまう環境となっている。
「えっ、これ、わからない・・」と口にすれば、
誰かが、ささっとスマホなどを取り出し、調べてくれる。
そのうち「わからない」と言う言葉は「死語」となるかも、
そんなことを心配している1人であるが、
人間の思考を深めるには「わからなくなる」ことは、
大切な体験であり「知識」から「知恵」に変わる過程で、
どうしても必要となることだと思う。
「わからなくなった」後に続く「あっ、わかった!!」こそ、
本当の意味で、自分の身につく「知恵」になることを、
私はずっと言い続けている。
(県下の東部、中部、西部地域で講義をさせていただいた、
「公民館新任職員研修会」でも、講師の役割を
「聴講者をわからなくさせること」と説明してきた)
「わからなくなること」は恥ずかしいことではないし、
逆にどんどん「わからなくなる」体験をして欲しい。
「あっ、わかった!!」という快感、癖になりますから。(笑)



2019年05月28日(火)
この本を読んでみて下さい、僕の気持ちが伝わるはずです

映画「ビブリア古書堂の事件手帖」(三島有紀子監督)から。
夏目漱石と太宰治の作品が随所に紹介され、
ストーリーとは関係ないけれど、本好きには堪らない。
主人公の黒木華さん演じる「ビブリア古書堂の若い女性店主」
篠川栞子さんは、本の魅力をこう語る。
「本は私を知らない世界へ、知らない時代へ、
そして知らない人々と合わせてくれる」と。
さらに、時代の背景があるかもしれないが、
自分の気持ちをストレートに伝えるのではなく、
「この本を読んでみて下さい、僕の気持ちが伝わるはずです」
「じゃあ、今度オススメの本教えてください」
「読んで欲しい本があるんです」など、本を通じて、
自分はここに書かれている想い、考え方と似ている・・
そういう表現の仕方って、よほど深く読み込まないとできないし、
それはそれで憧れるけれど、相手も本好きでないと、通じない。
今の私は、書籍より映画かもなぁ、とメモをした。
「この映画作品の登場人物○○の考え方と似ているので、
この映画を観て下さい、私の気持ちが伝わるはずです」と。

P.S.
エンドロールのテロップまでメモしてしまった。
【撮影協力】
沼津市、東伊豆町観光商工課、下田市観光交流課
【エキストラ協力】
フィルムコミッション伊豆、下田市観光協会、東伊豆町
(この団体が、同じレベルで紹介されることが面白いな)



2019年05月27日(月)
あれっ、変わったね。全然、別人!!

退職2ヶ月ほど前に会った女性と、久しぶりに顔を合わせた。
退職後、ちょうど2ヶ月ほど経ってからのことである。
私の顔を見た途端、彼女は、こう呟いた。
「あれっ、変わったね。全然、別人!!」
「えっ、自分ではあまり変わった気がしないけれど・・」
そう返したけれど、どこが変わったのか知りたくなり、
「どこが、変わった?」と訊き直したら
「何か付いていたものが、全部取れたって感じ」だった。
(「きれいさっぱり取れた」って言ったかもしれない(笑))
何が取れた、と具体的に言えるものではなく、
全体の雰囲気なのだというけれど、ちょっぴり嬉しかった。
たぶん、仕事量の多い、少ない、の話ではなく、
管理職のプレッシャーや、年4回開催されるの議会対応の難しさ、
そして、公務員として誹謗中傷を受けなければならない、
私を包む負のエネルギーが消えた、ということに違いない。
情報交換会と称する「飲み会」が減ったことにより、
体内に「アルコール」が蓄積されなくなったこと、
早朝の朝風呂での「半身浴」で、そうした「毒」を、
少しずつ溶かしながら、体の外に出しているのかもしれない。
早寝早起きが、習慣化されたからかもなぁ。