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2019年04月26日(金) ■ |
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趣味は・・家族サービスです |
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ある飲み会で、ただ飲んでるだけではつまらないから・・と 近況報告も兼ねて、自分の趣味をスピーチすることになった。 今更、趣味と言われても、なかなか思いつくこともない。 他の人は、それなりに夢中になっていること、楽しいことを 恥ずかしそうに、でも嬉しそうに私たちに向けて語ってくれた。 以前なら「映画」とか「読書」、はたまた「メモ」など 多くのことを自慢げに話せたのだが、今は趣味と呼べるか疑問。 ただ単に続けているだけかも、と思っていた。 そんな思いが駆け巡り、私の口から発せられたフレーズは、 なんウケを狙ったわけではなく、平日もできるだけ早く帰宅し、 土日も、できるだけ家族と一緒にいる時間を持っているだけ。 たわいもない会話をしたり、気分転換にドライブなど、 特に変わったことをしているわけでもないが、なぜか楽しい。 振り返れば、38年間、家族サービスしてこなかったものなぁ。 「柿田川を世界に発信すること」は、趣味というよりも、 自分が生まれてきたミッションに昇格してしまったから、 もうしばらくは「趣味は家族サービス」と言えそうだ。
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2019年04月25日(木) ■ |
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そういう男は、いずれ主人に愛想尽かします |
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映画「ミッション:インポッシブル フォールアウト」 (クリストファー・マッカリー監督)から。 この作品を思い出す「フレーズ」なら、間違いなく 「平和は苦しみの後に訪れる、苦しみが先で平和は後だ」。 「IMFはハロウィンよ。いい大人が仮面を被りウロチョロ」も 例えが面白く、気になる一言の候補であったけれど、 今回選んだのは、裏切る人の心理を表現した会話。 「裏切り者は皆同じ。大義を信じていたのに、 その大義が嘘だとすると主人に背くんです。 ハントは何度も政府に裏切られ見捨てられてきた。 そういう男は、いずれ主人に愛想尽かします」 だから、主人公のイーサン・ハントは裏切るという説明。 なんとなく、わかるなぁ、裏切る人の気持ち・・とメモをした。 それにしても、ラストシーンは「ハラハラ・ドキドキ」より、 偶然が続きすぎた上に、残り1秒で破滅を逃れる設定に、 何度観ても、笑うしかなかった。 彼らの本音が、ラストを飾っている。 「やばかった」「いつもだ」「いつも?」「笑わせるな」 やっぱり、笑うしかなかったんだよなぁ。
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2019年04月24日(水) ■ |
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人の行き着くとこは大差ない |
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映画「終わった人」(中田秀夫監督)から。 書籍「終わった人」(内館牧子著)の映画化とあって楽しみにしていたが、 なかなか忙しくて、映画館に足を運べず、やっとDVDで鑑賞できた。 定年退職した私にとって、今だからこそ、のタイミングであったが、 読書後の感想とは逆に、同級生との会話を取り上げようと思う。 「羅漢、思い出と戦っても勝てないんだぞ。 大事なのはそこからどうやって生きるかだべ。人の行き着くとこは大差ない。 みんなまだ生きとる、終わってねぇべぇ」 この台詞に、主人公はどれだけ救われたかわからない。 東大卒でも高校卒でも、サラリーマンで定年退職を迎えた時、 気が付いてみれば、あまり変わらない人生を送っていたなんてことは、 よくあることなのに、退職後の人生でも差をつけようとするから、 中途半端なプライドが邪魔して身動きができなくなる。 定年後の年収が、200万だろうが、300万だろうが、400万だろうが・・ 現役の時より大幅減には変わらないし、この差は大差とは言わない。 それに気付き、プライドを思いっきって捨てた時こそ、 新しい人生のスタートができることを、この作品は教えてくれた。 誰でも感じる定年退職を迎えた時の「焦燥感」がわかりやすいから、 身近に、定年間近の人がいたら、必見。(笑)
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2019年04月23日(火) ■ |
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観光も「インフォメーション」から「コンシェルジュ」へ |
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産業・観光に携わりながら、自分たちの町の役割を考え続けきた。 わが町を訪れる観光客はどんな情報が欲しいのかな、と 時には、柿田川公園で観光客に声を掛けたり、掛けられたりしながら 気付いたことは「情報」ではなく、助言(アドバイス)だった。 言い換えると単なる「観光情報」は、今やインターネット等を駆使すれば、 ほぼ分かるけれど、一緒に行動しているメンバーの体力、興味、 さらには、今日の天気、今日の渋滞状況を考えると、 次はどこへ行ったら楽しいか、近くに面白そうなところはないか、 といったことを、助言(アドバイス)して欲しい人たちが多いことを知った。 それも、町内だけでなく「伊豆・富士・箱根」をエリアとするくらいの 楽しみ方を提案できることが、私たちの町に与えられた役割、 そう実感できた。 今までモヤモヤしてきた「観光」の定義が、すっきりしたことで、 今後の動きに迷いがなくなったといってもいいだろう。 「観光も『インフォメーション』から『コンシェルジュ』へ」 しっかりと胸に刻んでいきたい視点である。
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2019年04月22日(月) ■ |
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ジャンケンは、手だけでするものじゃない |
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以前、商業施設「サントムーン柿田川」で開催されたイベントに 和歌山県のイメージキャラクター「みきゃん」が登場した時、 なるほどなぁ・・と思ったことがメモに残されていた。 たしか、わが町の「ゆうすいくん」と「みきゃん」がステージに上り、 来場者と、ジャンケンをするゲームが始まった。 「ゆうすいくん、ジャンケンできる?」と訊かれ、 手袋に近い「ゆうすいくん」の手では、チョキができないから 無理だな、と諦めていたら、隣にいた「みきゃん」が、 手ではなく、全身で「グー・チョキ・パー」を表現して、 しっかり、来場者とのコミュニケーションを図っていてた。 そういえば、ジャンケンって、足でもできるし、顔でもできる。 いろいろなジャンケン方法があったのを思い出し、 「ジャンケンは手」と思い込んでいた自分の頭の硬さが情けなかった。 これからは「ゆうすいくん」も、ジャンケンゲームできるから、 もっともっと、子供たちと楽しく遊ぶことができるはず。 絵本作家の宮西さんが、生みの親だから、 もっと、世界に向けて売り出さなきゃなぁ。
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2019年04月21日(日) ■ |
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アドバイスはしたことがない、訊かれたから答えただけ |
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イチロー選手の引退、菊池雄星投手のマリナーズ入団、 今年のメジャーリーグは、新旧入れ替えの年かもしれない。 そういう私も、38年間の地方公務員生活に終止符を打ち、 定年退職。(自分で決める「引退」とはちょっと違うけれど) 一緒に過ごした、可愛い後輩達にどんなスタンスで臨むか、 基本的な考えを決めておこう、と思案していたところ、 イチロー選手のコメントに、その答えを見つけた。 インタビュアーがこう質問した。 「菊池選手には、どんなアドバイスをしたのですか?」 イチローは、いつもの口調でサラッと答えた。 「アドバイスはしたことがない、訊かれたから答えただけ」 その台詞を聞いて、私はこう解釈した。 「プロ選手に対して、こちらからアドバイス(助言)なんて、 それも、野手が投手に対して・・なんて、おこがましい。 だから一度だって、自分からアドバイスしたことなんてない。 ただ、相手から訊ねられたら、自分なりに得た知識と経験で、 その答えを伝えるだけ」と。 私も、後輩達と向き合うスタンスは、これだと決めた。 どんなに焦れったくても、こちらからはアドバイスしない。 それが、定年退職したちょっと先輩の役割だと理解したから。
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2019年04月20日(土) ■ |
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「ハンコ」を押す時間が減った |
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4月の20日間を振り返ると、あっという間だった。 まだまだ、やりたいことの半分もできていないけれど、 少しずつ、1日のペースがつかめてきた感じがする。 3月までの時間と比べると、少しゆったりしている。 それはなぜか・・とけっこう真剣に考えてみたら、 「ハンコ」を押す時間が減ったこと、に辿り着いた。 要は、目を通さなければならない文書量の差だとも言える。 所管していた4係の回覧文書から契約、毎日発生する伝票まで、 数多くの書類に「課長」として、押印していた時間だ。 会議で庁舎に行き、自席に戻ってくると、文書の山。 一日休暇の翌日は、その文書の山が大きくなっていた。(汗) まぁ、それが仕事だったから当然だけど、今考えると、 責任の所在を明確にする意味の文書とそれ以外は、 しっかり分けて、印ではなくチェック程度でよかったな、 そうすれば、少しは時間が節約できたかも・・と思った。 新しい職場で、私は何回ハンコを押したかなぁ。(笑)
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2019年04月19日(金) ■ |
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「ゆうすいくんサプレ」がいいですよ |
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今や、世界の絵本作家・宮西達也さんが生みの親である、 わが町のイメージキャラクター「ゆうすいくん」。 「産業・観光」の視点から、何かお土産品を作る人いないかな?と 独り言のように呟いていたら、ある女性から 「『ゆうすいくんサプレ』がいいですよ」との助言をいただいた。 「でも、サブレって『鎌倉の鳩サブレ』に代表されるように、 どこにでもある気がするんだけどな」と聞き直したら、 「だから、いいんじゃないですか」と前置きをして、 「サブレって、当たり外れがないじゃないんです」との返事。 あっ、なるほど・・そういう視点もあるのか、とメモをした。 お土産を買う人は、味よりも、何のサブレなのかが気になるし、 このサブレで有名な場所に行ってきました、となるらしい。 特に、宮西さんファンは全国にいるし、ネットでも売れそうだし、 さらに、私たちが県外などの知人を訪ねる際の手土産にもなる。 「ゆうすいくんサブレ」作ってくれる人、本気で探してみようかな。
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2019年04月18日(木) ■ |
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柿田川公園以外の写真を撮らなくちゃ(汗) |
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4月から、柿田川公園近くが職場のため、 朝の出勤路、昼休み、夕方の帰宅路、柿田川公園の写真は 毎日、定点観測のように溜まっていくが、 逆に、それ以外の場所での撮影が思うように進まない。(笑) 以前は、土日祝日など休日を活用して、角度を変えて右岸を歩いたり、 小高い本城山に登って、遠景の柿田川を撮影したり、と大忙しだったが、 今は、休日くらい柿田川から離れてみようとしているから、 角度を変えた写真・動画が少なくなっていることも事実。 とはいえ、facebookページの「柿田川evol」のフォロワーは、 1000人を越し、普段見ることのできない「柿田川」の表情を楽しみに、 アクセスしてくれているので、期待に応えたいな、とも思う。 私の呟きとして「柿田川公園以外の写真を撮らなくちゃ(汗)」を、 気になる一言して残しておきたい。 GW10連休の柿田川公園は、たぶん多くの観光客で賑わうだろうから、 久しぶりにのんびりと、柿田川の周りを歩いたり、走ったり、 また違った角度からの表情を撮影したい。 もうすぐ、柿田川が一番輝く「新緑のシーズン」がやってくる。 緑のグラデーションを楽しみながら、世界に柿田川を情報発信したいな。
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2019年04月17日(水) ■ |
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ジャズはジャマしないから |
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先日紹介した、親友馴染みのお寿司屋さん。 味はボキャブラリが不足のため、文字で表現できないが、 店主との会話で思い出したことがある。 1つ、お寿司屋さんには珍しいジャンルの曲が流れていて、 ずっと気になっていた。それが「ジャズ」。 お寿司屋さんで、音楽が流れているのも珍しいが、 私の経験から考えると、どうしても箏曲など和の曲を連想する。 しかし、このお店は違った。 話が和んできたのを見計らって、思い切って訊いてみた。 「どうして、ジャズか流れているのですか?」 あまりに単刀直入で、申し訳なかったが、返ってきた台詞が 「ジャズはジャマしないから」 思わず、なるほど・・と唸ってしまった。 何も曲が流れていないよりも、リラックスできたし、 かといって、曲に聞き入るほどのストレスも感じない。 もちろん、ボーカルなしのジャズであるが、的を射た回答に 思わず、私の口癖「メモしていいですか?」を発していた。 あまりに静かで、音がほどんどないと、緊張してしまうし、 集中力もなかなか続かないことは、身をもって体験している。 我が職場も、試しに「ジャズ」でも流してみようかな、小さな音で。
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